主に道北の山を中心に登ってます。その理由は情報が極めて少ないからです。
情報過多の現在においても、道北の山はブラックホールのように情報はありません。
だからこそ、この目で確かめてみたいと思って行動しています。

ピークを多く踏むよりも、縦走する山行が好きです。


↓↓最近の山行↓↓

9月16-17日 鉢盛山-滝の沢---工事中

9月15日   上忠別山---工事中

9月10日   黄金沢

9月9日    群馬岳(雨竜町)-尾白利加川支流南面沢 ---9/19UP!

9月2-3日  黒岳-赤石川  

8月31日   ニセイカウシュッペ山-茅刈別第三支川

8月26日   半面山-熊の沼沢

8月20日   鬼刺山(音威子府村)-鬼刺辺川左股沢


・山行記録一覧はこちら からどうぞ!(2011年~2017年)

(★2017年の山行回数は 9月17日現在 60山行)


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$道北ヤブ山日記

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2017-09-19 19:44:28

群馬岳(雨竜町)-尾白利加川支流南面沢ー2017.9.9

テーマ:2017年の山行

群馬岳(雨竜町)-尾白利加川支流南面沢ー2017.9.9 (2名)

 

群馬岳は雨竜沼湿原の南東にある山。
マイナーな山ながらこれまでに何度も山頂を踏んでいる。
直近では今年の3月に恵岱岳からのピストンによって、また無雪期には2013年にペンケペタン川支流から登っている。

 

今回は尾白利加川支流から登る計画を立てた。

このルートは以前から気になっていたものだ。

 

第二国領橋たもとに車を置く。
メンバーはYuちゃんとの2名P。

 

まずは左岸にある作業道跡を進み、砂防ダムから入渓とする。

 

尾白利加川は2012年の同時期に南暑寒まで辿って以来なので、実に5年ぶりとなる。

 

相変わらず大きな川で、水圧に耐えながら何度も渡渉を繰り返して進む。
同じような景色が続き長く感じた。

 

南面沢出合は、滝となって出合っている。

 

左岸から容易に越えると、上部にもヌルヌルの滑滝があった。

 

その後はヤブ気味の平凡な沢がひらすら続き、特記事項はない(笑)。

 

岩質はメチャメチャ滑って気を使った。

 

710m二股で左に入るとすぐにヤブ被りの様相となったため、戻って水量の多い右に入り直した。

 

期待も虚しく水はすぐに消失。グチャグチャのヤブが待ち構えていた。

こんな早くにヤブ漕ぎになろうとは、想定外だ。

 

時折、頂上方向が見える場所もあったが、遂には本格的なヤブへ。

 

酷いヤブとの戦い。

 

後続も見えないほどのネマガリで、我慢の時間が長く続いた。

 

頂上台地への急斜面は漆だらけ。

攀じ登って崖の上に立つと、視界が開けて一息入った。

 

徳富岳、ピンネシリ方向。

 

深川方向。

 

全く安心はできない。山頂までの平坦地は一段と酷いヤブ漕ぎが続く。

 

ヤブの中の、群馬岳山頂。地面に着かないザック。

 

同じルートを戻ると時間切れ必至のため、下りには距離の短いペンケペタン川を使った。

日没前には無事車に到着となったが、長いルート、滑る岩質、酷いヤブ漕ぎで、一日仕事となった。

 

群馬岳はやはり積雪期に登るのがお勧めだ。
敢えて無雪期に登るのなら、ペンケペタン川からのルートが、尾白利加川から上るよりも断然楽だ。
もっとも、無雪期に登ろうと考える物好きは、そうそういないと思うが(笑)

 

ルートはこんな感じです

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2017-09-18 11:32:24

オスプレー バリアント (OSPREY VARIANT) 新調??

テーマ:山の道具

普段使っているザックは、そのほとんどがオスプレーバリアント。

(過去の詳細記事はこちらです

 

同じ37L。

左は現行モデルで主に積雪期用。

右は旧モデルで主に沢・ヤブ用。

 

旧モデルはコテコテ、ボロボロ。

酷い山にも連れて行ったなー。

殿堂入りしても良い位だが・・・。

 

 

そんなバリアント、リコール対象になっていた。上記はロストアローのHP。

品番を調べると、自分のザックも該当していた。

 

手放すべきか、残しておくべきか、しばらく悩んだが・・・・。

交換してもらうことにした。

 

 

 

旅立ちの日。

散々世話になったなー。

 

箱に詰めてみると、タダのゴミのように見えてしまうが(笑)。

元は十二分に取っているので、メーカーで拒否されないかちょっと心配だった。

 

 

数日後には、新型バリアントが送られてきた。

新旧交代。

ロストアローさん、ありがとう!

 

 

 

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2017-09-14 17:27:55

黒岳-赤石川ー2017.9.2-3 

テーマ:2017年の山行
黒岳-赤石川ー2017.9.2-3 (3名)
 
赤石川は御鉢平を源とし、黒岳の東を抜けて層雲峡で石狩川に合流する川である。
山谷やwebの遡行記録によれば、巻きの多い印象だが、詳細なルートの提示はない。
事前情報が薄い分、勘を頼りに高巻きルートを自分で探して進む面白さがあるといえる。
 
9/2

層雲峡温泉の奥、紅葉滝駐車場に車を置く。
メンバーはyokoさんとYuちゃんとの3名P。
黒岳ロープウエイの5合目発最終便は18時。それまでには十分間に合うと考えて日帰り山行としたが、念のため時間切れも考慮し、各自ビバーク装備もザックに詰めて出発する。

 

基礎部分だけ残された赤十字病院跡を左に眺め、赤石川沿いの遊歩道を進む。

 

遊歩道終点にある紅葉滝。

この滝を巻くのが一つ目のポイントだ。少し手前に戻って左岸巻きに入るが、どこを進めば良いかわからず右往左往。途中で岩壁に阻まれて前進不能となり、時間ばかりが経って少し焦った。

ルートを取り直し、うまくヤブトラバースすると、何のことはなく滝上に降りれた。
たった1つの滝を超えるのに、2時間近くかかってしまったが、もしも次来ることがあるならば30~40分もあれば効率よく越えられると思う。

 

滝上に出て少し進むと、函状の渓相に変わる。

両岸に聳える苔生した柱状節理は、大函と似た雰囲気で迫力がある。

途中再び左岸を巻いて函上部に降り立つ。

 

渇水期とはいっても多い水量と轟音にビビりながらも先へ進んでいく。

落ちたらドボンのへつりもある。

 

途中現れた2条の小滝は登れそうで登れず、ジャンプで越えれそうで越えれない。
ズルズル滑る左岸の岩棚を這いつくばって手を伸ばすと、残置シュリンゲがあり、それを使っての微妙な登りを強いられた。後続にはロープを出して確保したため時間がかかった。

 

これより先には特別問題になる場所は無く、釜や淵、そして巨岩帯を淡々と進める。

 

両岸の柱状節理はあちこちで崩壊しており、桁外れの自然のエネルギーを感じながら進んでいく。
 

Yuちゃんは2度の高巻きで相当消耗した様子で、終始遅れ気味だ。

時間的にも日帰りは厳しくなり、目標を黒岳石室に切り替える。

これで時間に追われて焦って登る必要は無く、気持ちに余裕が出た。

 

Co1200で右に沢が屈曲すると、ヤスヤスの滝が現れた。

6段滝との情報だが、3段くらいは確認できた。手前で小休止したのち、右岸の支沢から取り付く。

 

急斜面を攀じ登るように進む。

灌木があり危険はないが、後続にロープを出す場面もあって、この巻きでも時間を喰った。

単独であれば半ば強引に進めるシチュエーションでも、後続のメンバーの安全を優先すると無理は禁物だ。

ヤスヤスの滝の巻きは、支尾根を伝ってロープを使わず沢床にうまく下りた。

 

Yuちゃんの消耗は著しく、遅れも次第に大きくなる。歩き出すとすぐに離れてしまう。

歩く時間よりも待つ時間の方が長い状況が続く。

黒岳石室到達までも怪しくなり、適当なところでビバークする決断とした。

 

巨岩帯が続いて思いの外適地が無かったが、運良くCo1600付近に平坦地を見つけ安堵する。

各自持参のツェルトを張る。普段ザックに入れてはいても、テントとして使うのは初めてとのことで、2人の設置を手伝う。

 

気持ちが落ち着いたところで、小枝を集めて火を熾す。

最近まで雪渓下にあった枝はどれもが湿っており、火の着きが悪かったが、それでも少しは温まった。

 

次第に冷え込んできたため、順次ツェルトへ。

各自寝袋はないので、ごみ袋やエマージェンシーシートに包まる。
快適だったのは初めだけで、次第に温度差で内部に結露が起き、衣服が冷たく濡れて辛かった。

 

9/3

寒くて熟睡できないままに朝を迎える。

2日目の行動は短い。昨日とは違い、時間はたっぷりで気は楽だ。

 

朝日に照らされる北大雪の山並みが印象的だった。

 

雪渓の残る巨岩帯を黙々と詰めると、飛龍の滝が現れた。

手前にかかるSBはデカい。このまま融けることなく冬を迎えることだろう。

 

右岸巻きの最中、ウラシマツツジの紅葉が目に飛び込む。

もう季節は秋本番。今年の紅葉の色づきは良いようだ。

 

飛龍の滝を越えると、今までの荒々しさが一変し、せせらぎに変わる。

何という穏やかな景観だろう。

凌雲岳や北鎮岳はガスの中。

 

黒岳山頂。登山者が続々と登ってきて、相変わらずの賑わいだった。

 

下りはリフト、そしてRWを使う。

余力は十分あるのだが、自分の中では黒岳山頂でcompleteだ。

 

容易に日帰りするつもりが、結果一泊となったのは、甘い考えを起こした自分の責任だ。

メンバーの力量、そして初沢のルートロス等のリスクを考えて、もう少し余裕のある計画を練るべきだった。

リフトに揺られて、ボーっとニセカウを眺めながら、本山行を振り返り、反省しきりであった。

 

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2017-09-11 20:15:59

ニセイカウシュッペ山-茅刈別第三支川ー2017.8.31

テーマ:2017年の山行

ニセイカウシュッペ山-茅刈別第三支川ー2017.8.31 (2名)

 

またまたニセカウへ。今回は第三支川。

これで直近6週のうち5週がニセカウだ。

 

メンバーは、初沢となるSKさんとの2名P。

初心者向きの沢としては、アバレ川や黒岳白水沢も思い浮かんだが、寒い予報だったので却下。

濡れずに済みそうな第三支川を選んだ。

 

登山口から少し進んで、第三支川へ降りる。

同じ位置から4回もヤブ下降を繰り返していると、自分の踏み跡がしっかりできていた。

 

第三支川は適度な変化があって面白い。へつったり、巻いたりと。

 

雰囲気は明るいし、滝も5つほど出てきて楽しめる。

下りは夏道を使えるので、初心者には打ってつけの沢といえる。

 

源頭近くでは沢床は白い岩盤に変わる。

気温が上がらず、立ち止まると寒かった。

 

源頭部は赤褐色の土&ガレ。背後には大槍。

 

いつもは途中の支沢から直接ピークを目指していたが、今回は最後まで沢を詰め、山頂台地手前コルで登山道に当てた。ハイマツの丈は低く、ヤブ漕ぎは無し。

 

ニセカウ山頂には登山者が3名いた。

山頂では風が強く、水に濡れた体には辛い。

風の弱い場所を求めて1883Pの陰に移動し、お湯を沸かして山頂ラーメンで暖まった。

冬用の帽子も初出動、短い沢シーズンもいよいよ終盤に入ったことを感じさせられる。

 

沢登りとしては肌寒い日となったが、SKさんは初沢を楽しまれていたようで良かったです。

 

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2017-09-04 20:58:47

鬼刺山(音威子府村)-鬼刺辺川左股沢ー2017.8.20

テーマ:2017年の山行

鬼刺山(音威子府村)-鬼刺辺川左股沢ー2017.8.20 (3名)

 

鬼刺山は天塩山地北部、音威子府にある鋭鋒。

簡単に山容を望めないため気づきにくい存在だが、知る人ぞ知る名峰である。

 

自分はこれまで積雪期に1回、無雪期に2回登頂している。

無雪期は容易な知良志内川ルートからだったが、今回のルートは鬼刺辺川左股沢としてみた。

 

鬼刺辺川右股沢の記録はあまいものこさんのHPで紹介されている。

一方、左股沢の記録はこれまで見たことが無い。

地形図の等高線を見る限り、左股沢は怪しい雰囲気で、前からずっと気になっていた。

 

前日は11時間行動でニセカウに登頂後、夜に音威子府に移動してテン泊、そして早朝起床のハードスケジュールだ。メンバーは前日に引き続き、yokoさんとYuちゃんとの3名P。

鬼刺辺川沿いには地形図に記載のない林道があり、約1.5kmほど入れた。

 

平坦すぎて音もしない流れを歩くと、階段状の面白い砂防ダムがいくつか出る。

 

100m二股。どちらの流れもショボすぎて、すぐに涸れないか不安になる。

それでも最近はメジャーな山ばかり行ってたので、道北らしい沢に戻ってくると、なぜか落ち着く(笑)。

ここからいよいよ未知の左股に入る。

 

「最後までブタで何もないかも。」なんて会話していると、チョコチョコ段差が出始めた。

621Pへ向かう沢を分けると、ソコソコの滝が続く。

 

概ね直登可能なものが多いが、メチャメチャ滑る岩質に神経を使う。

フェルトソールにして正解だった。ラバーなら更に滑ったと思う。

 

安全にロープを出す場面もあった。

 

主体はスラブ系の滝である。

 

Co240二股を右に入ると、等高線を見て予想していた通り、大きな滝が懸かる。

2段目に直瀑を持つ見事な20m三段滝だ。直登は不可能で、巻いて落ち口へ達した。

 

この滝を越えると、特別大きなものは無く、次第にヤブ気味となった。

頻繁に現れる二股を、その都度立ち止まっては確認して進み、山頂へ向かう直登沢に入る。

 

すぐに8mの岩壁が現れ、しっかり岩登りさせられる。後続はロープで引き上げた。

 

その後も急な沢形を攀じ登るように進むと、ほとんどヤブ漕ぎの無いままに山頂に飛び出した。

知良志内川ルート同様に激ヤブを予想していたので、意外に呆気ないエンディングだった。

 

  

笹の茂る山頂部と一等三角点。

山頂からは道北の低い山並みが見えるが、霞がかかっていたために、あまり遠望は利かなかった。

利尻富士が見えないのは残念だ。

 

復路は容易に下れそうな鬼刺辺川右股沢を使うことにする。

山頂から北西尾根を適当にヤブ下降し、Co450で沢床に降り立った。

 

周りは雪崩斜面が多く、沢も土砂や倒木で荒れ気味だ。

右股沢は容易に下れると考えていたが、それは甘い考えだった。

 

ちょっとした小滝の段差が下れず、その都度懸垂するハメになる。支点も乏しい。

また一か所大きく巻く場面もあって、雪崩斜面の草付に苦しめられた。

時間ばかりが過ぎてしまい、気持ちに余裕の無い下降だ。

 

ヘッデンをすぐ出せるように準備。

もう何も出ないで欲しいと願いながら、小走りで沢を下ると、見覚えのある100m二股に辿りついた。

 

これで助かった!

日没前に下山できる目途がつき、安堵の気持ちで平坦になった沢をゆっくり戻る。

 

鬼刺山は名前のごとく簡単ではなかった。結局この日も12時間行動。

2日続けてのロング山行に、ヘロヘロになって無事下山となった(笑)

 

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