主に道北の山を中心に登ってます。その理由は情報が極めて少ないからです。 情報過多の現在においても、道北の山はブラックホールのように情報はありません。 だからこそ、この目で確かめてみたいと思って行動しています。ピークを多く踏むよりも、縦走する山行が好きです。
過去の記録を見るには、年度別山行一覧からお宝を発見するのも良いですが、Yahooなどの検索サイトで、
道北ヤブ山日記␣○○山(岳、沢)と打ち込んでダイレクトに検索すると早いです。(␣はスペース)
<<最近の山行>>
2011年から2025年までの山行一覧は こちらから
1152m峰/点名・湯仁向(上川町)ー2025.12.30
1152m峰/点名・湯仁向(上川町)ー2025.12.30 (単独)
大雪ダム周辺には「湯仁」のついた点名の山が3山。
湯仁石狩、湯仁二股は2022年5月13日に同日2山で登頂済みである。
残る湯仁向に登れば湯仁シリーズのコンプリートだ。
(因みに親分的なユニ石狩岳に三角点は無い。)
2025年最後の山行として、湯仁向を選択する。
理由としては朝に所用があり、距離の短い山を選ばざるを得なくなったためである。
日当たりの良い南面からのアプローチ、急峻な尾根、山頂まで覆われた針葉樹林と、スキーに不向きな条件が勢ぞろい。本来この山は無雪期に登ろうと思っていた山だが、登る機会を逸していた。
ルベシナイ川沿いの林道ゲート前は工事のため運良く除雪されていた。年末につき休工中のため駐車しても問題なし。
スキーで登り切れるかは疑問なので、ワカンを背負って出発する。
林道を少し歩くと左手に本峰が近い距離に見えている。
中腹にはかなり高い場所に林道が刻まれている。
直接向かいたい衝動に駆られるが、川が開いていて渡ることはできないため、橋が出るまではじっと我慢だ。
ルベシナイ水位観測所の立派な建物を過ぎると、待望の橋となって林道は右岸に渡る。
・822の林道分岐まで行く気にならず、ショートカットするべく左手の急斜面に取り付いた。
山腹につけられた林道は、地形図で土崖記号が続いて気になっていた。
実際、想像よりも広い範囲で伐採されていた。
数日前の雨により10cmほど下に固い層があって、踏み込むとスリップした上に雪面がスパスパ切れて苦労した。
林道に出ても全く侮れない。
相当古いのか林道上にはエゾマツが大きく育っている部分も有り。
沢を渡る林道ヘアピン付近は大崩壊し、林道の痕跡すらない。
こりゃ酷い密林だ。枝をかき分け潜ると、上から雪がドサドサ落ちて背中に入り・・・。
本当に林道を歩いているのか疑っては見るものの、植生のど真ん中に道路標識があるので間違いないらしい。
見上げる法面に雪は無く、上から落石が散らかっている箇所もあった。
二つ目の沢形を越えたところで、堪らず尾根に取り付いた。
微妙な急斜面にエッジを効かせ、何とか安全地帯まで登るが・・・・。
今度はグチャグチャ急斜面に泣きが入る。
立ち塞がる松が邪魔くさい。おまけに雪が腐り出し、少雪で踏み抜き多発する始末で、嫌気がMAX。
スキーにベタ雪がついて、いよいよ精神的にも限界点を迎える。
標高差にして残り100m。撤退か、突き進むのか自問自答。なんでこんな山を選んじまったのか!
気持ちは7:3で撤退だったが、2025年最後の山行であることに気づき、意地でも行くしかあるまい(涙)
スキーをデポってワカンに切り替え、アリ地獄のように腿まで埋まりながら、徐々に高度を少しでも稼いだ。
山頂に突き上げる尾根に乗れば雪は少ないと考え、我慢のトラバース。
すると雪は一段と減って地面が出る場所もあり、歩きやすくなった。
振り返れば親玉のユニ石狩岳から音更の稜線が見えていた。
いよいよ最後の詰め。
ガチャガチャとワカンの爪がぶつかるほど、雪は少ない。
コレ、スキーを置いてきて正解。
こんな斜面、スキーで登れる筈はなし。
コレ、ワカン持ってきて正解。
そんな気がして持ってきた訳だが・・・(笑)
山頂部だけは雪が豊富にあった。
986m峰/点名・三十七線北(遠軽町白滝)ー2025.12.29
986m峰/点名・三十七線北(遠軽町白滝)ー2025.12.29 (単独)
986m峰は、チトカニウシ山の南東にある無名峰。
三等三角点名は三十七線北で、命名者のやっつけ感は否めない。
奥白滝ICの駐車場からすぐ北に本峰が望まれる。
三角点のある山頂よりも西のコブの方が高い。
アプローチを考えると、雪の少ないのは分かっていても、南側から登るのが妥当である。
丁度都合の良い位置に国道のパーキングがあり、湧別川を渡る道路をスキーで進んだ。
880mコブを目指して南尾根に取り付く。
取り付き地点は雪は少ないものの、スキーでは問題ないレベルだった。
尾根上のラインに乗ると倒木が煩く、つい南西の斜面に逃げがちになる。
斜面は斜面で雪が少なくてアズりまくり、直接地面を踏んだり、岩に上がってしまう場面も度々だ。
北見峠を越えると一気に積雪量は減り、スキー登山にはもう一降り欲しいところである。
880mコブ手前で東に抜けると斜面は一般、豊富な雪面に変わった。
稜線を境に南西面と南東面のあまりの違いに驚く。
初めから南東面を登ると苦労は少なかったのは結果論である。
880mコブの南をトラバると、背後には白滝天狗と有明山の山並みが良く見えていた。
北大雪スキー場のスノーキャットは今シーズン1人1日7万円だそうで自分には無縁。
既に2026年は予約一杯とのことだ。
山頂まではこれまでの苦労が嘘に思えるほど広い積雪尾根に変わる。
右手には白滝の盆地と、三笠山をはじめとした北大雪の山並みが良く見えた。
986m峰/点名・三十七線北山頂到達。
東にある鹿砦の山容を見たかったが、樹林に遮られて展望は得られない。
山頂直下のメロウな斜面にトレースを刻む。
登りで懲りた南西斜面を避け、飛び込んだ南東斜面は良い斜面だった。
斜面の向きでこんなに違うとは、今更ながらも良い勉強になった。
林道に出る頃には予報通りに気温が上がり、板に雪が付着して高下駄状態。
猛烈な抵抗に股関節を若干痛めての下山となった。
帰路立ち寄った奥白滝IC売店の食事メニューは、年末で豚汁だけとのこと。
豚汁は150円でコスパ最高、別に購入した鶏飯とコロッケの組み合わせで満腹になり大満足。
ルートです。
957m峰/点名・沼ノ南(上川町)ー2025.12.28
957m峰/点名・沼ノ南(上川町)ー2025.12.28 (2名)
浮島湿原の南北には沼ノ北、沼ノ南の2点の三角点が設置されている。
湿原を沼に見立ててこのような点名がつけられたのだろうか。
何れも山と呼べるような標高差は無く、ただの高みのようなモノで魅力度は低い。
マニアでもない限り、敢えて積雪期にこのピークを取りに行こうとは考えもしないだろう。
946m峰/点名・沼ノ北は2022年にすでに登っている。(その時の記録)
今回はもう一方の沼ノ南を目指す。
2週前に登った860m峰/点名・中越から見る沼ノ南(奥)。
普段見ることの無い平坦なピークを捉えた貴重な?1枚で、白い南面が確認できる。
ルートは様々考えられそうだが、積雪期は駐車スペースにも左右される。
今回は岳友との山行につき、1台をデポることが可能で、ルートの幅が広がった。
浮島ICの北の国道Pを下山予定地点として1台デポり、オタツニタイオマップ川沿いの林道を出発点にした。
林道ルートを考えたのは、早めに稜線に上がるよりも、沢を進んだ方が風の影響が避けられる思惑からである。
JR石北線は夕方まで不通となっていて、除雪されることも無く雪に閉ざされていた。
林道ラッセルは思いの外深い。
久々となるS氏と山談義をしつつ、交代交代でラッセルを続けた。
林道が右岸から左岸に渡った地点で、真東に延びる尾根に取り付く。
870mコブまでの標高差は300mで、本山行一番の登りとなった。
870mで台地に上がると山頂までの標高差は僅か80m。
計画上では楽勝と思われたが、深いラッセルに加えて風雪模様となり消耗。
880mコブの先は地形から現在地を読み解くのに難しさを覚えた。
平坦地形が終わり傾斜が出ることで、いよいよ詰めの登りになったことを実感する。
中越から見た最後の白い斜面は恐らくこの斜面だろう。
約半年ぶりの山行になった岳友は珍しくバテ気味だ。
ブランクの関係と思うが、一度山行を行うことですぐに感覚を取り戻せるはずだ。
957m峰/二等三角点名・沼ノ南。
どこが山頂か分からない程、平坦で特徴のない場所だった。
天気が思わしくないので、風に晒されない木の陰で小休止した後に下山に入る。
下りは山頂台地の東端から南東にコンパスを切って、・846経由で国道273号線に降りるルートとした。
下りと言っても、登りのルートよりも一段と雪深く、膝上の激ラッセルとなって手強かった。
平坦地形に苦労した末にようやく・846に辿りつくと、ご褒美とも言える最後の斜面が待っていた。
顔面まで巻き上がる激パウダー!
ずっと苦労し続けた経過を全て忘れる、会心の一撃だった。
終わりよければ全てよし。
ドンピシャで除雪車転回場に当てると、駐車地点まで笑顔で戻った。
ルートはこんな感じです。
渋すぎる沼ノ上と沼ノ下を踏破できて大満足。
2026年 山行一覧
01・2026.1.2-------946m峰/点名・藻背頭(滝上町)・・・・・(道北)・単独
02・2026.1.3-------762m峰/点名・藻背軽山(滝上町)・・・・・(道北)・単独
03・2026.1.3-------451m峰/点名・雄白富士(滝上町)・・・・・(道北)・単独
04・2026.1.4-------593m峰/点名・熊山(滝上町)・・・・・(道北)・単独
05・
06・
07・
2025年を振り返る
2025年もいよいよ終わりですね。
今年同行いただいた皆さん、そして拙ブログをご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。
得体の知れない山の記録が多いとは思いますが、誰かの参考になればとも思い続けております。
昨年同様、今年も激動の年でした。
昨秋の自転車による外傷によって、1月に肩の腱板断裂手術を受け、生まれて初めて50日の入院生活。
職場の勤務は毎日12時間労働で疲労が当たり前。
昨年父が交通事故に遭い、いろいろ揉めて行政書士、弁護士とのやり取りに多くの時間を費やしました。
1日24時間では足りない生活の連続で疲労気味でしたが、体を壊すことなく新年を迎えることになりました。
肩の方はお陰様で調子は上々。
登山は約4ヶ月ブランクがありましたが、初心に戻って山登りを見つめ直す良い機会でした。
今年後半には以前に近い山行ができたことが大きな喜びであるとともに、少しの自信になりました。。
もう若くは無いので無理はできません。元気一杯のタフな山行は次世代の方々にお任せすることとします。
自分は次第に衰えていく体を自覚し、できる範囲で地道に山行を行いたいと思います。
ただ、山へ向かう気力だけは落とさないようにしたいですね。
参考にする人は僅かとは思ってますが、2026年もブログを続けるつもりです。
今後ともよろしくお願いします。








































