道北ヤブ山日記

主に道北の山を中心に登ってます。その理由は情報が極めて少ないからです。
情報過多の現在においても、道北の山はブラックホールのように情報はありません。
だからこそ、この目で確かめてみたいと思って行動しています。

ピークを多く踏むよりも、縦走する山行が好きです。


↓↓最近の山行↓↓


1月14日 斜内山(浜頓別町)

1月13日 珠文岳(浜頓別町)

1月12日 冷水山-滝沢山(中川町) ---1/18UP!

1月6日  部落山(美深町) ---1/15UP!

1月6日  偉茶忍山(枝幸町歌登)

1月5日  松音知岳(中頓別町)

1月3日  伊阿根山(和寒町)

1月2日  丸山(士別市)


・山行記録一覧はこちら からどうぞ!(2011年~2019年) 
 
 2019年の山行回数は1月14日現在 8 山行)

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2019-01-18 19:51:22

冷水山ー滝沢山(中川町)ー2019.1.12

テーマ:2019年の山行

冷水山-滝沢山(中川町)ー2019.1.12  (2名)

 

冷水山は中川町安平志内川の上流部にあるマイナーピーク。

中川町佐久から延びる道道が山の麓を抜けているが、冬季は20kmも手前から通行止だ。

日帰り前提ならば、北からの長い道道ルートより、東からの尾根を乗越すのが現実的と考えた。

 

美深町玉川よりソウシュベツ川沿いの道路に入り、1.5km程進んだところに車を置く。

 

北に延びる天塩山地主稜線は、東側に細尾根が何本も張り出している。

まずは主稜線を乗り越さねばならない。早めに林道を離れ、適当に尾根に取り付いた。

 

細尾根と言っても、植生はさほど濃くなく、登り易い尾根だ。

順調に高度を上げると、有利里山の山並み、そして名寄の盆地が望まれた。

 

610mの三等三角点「双士別」を踏み、深いラッセルをして主稜線に出る。

尾根は平坦そのもので、現在地を把握し辛い。

 

北にある滝沢山を踏んでから冷水山に向かうのも一つの方法である。

そうすれば、万が一ラッセルが酷くて冷水山まで届かなくても、1山は踏んだという言い訳はできる。

しかし今回のメインはあくまで冷水山だ。滝沢山は踏めなくても、冷水山は絶対踏まねばならないのだ。

 

300°にコンパスを切り、・643の北から西に屈曲する尾根を使って林道に下る。

・442の北で、安平志内川の林道に出ると、正面には冷水山から東に延びる尾根が良く見える。

あとは林道を北進するのみだが、ラッセルは一段と深く、予想していたスピードの半分程度でしか進めない。

 

林道が大きく左に曲がると、冷水山と遂にご対面だ!

初めて目にする冷水山。こんな山だったのか・・・・・。

 

林道が左岸から右岸に渡る橋の袂から尾根に取り付く。

標高差は高だか200m程度で楽勝と思っていたが、南面で雪が腐って重く辛い。

追い打ちをかけるように、これまでの激ラッセルで右股関節痛を発症(涙)

 

苦頓別山から896m峰(点名・阿部志内)への稜線は真っ平で、まるで牧場のように見える。

この稜線を辿ったのは、かれこれ10年も前だ。

ピッシリ山から3日間かけて滝沢山まで縦走したことが昨日のように思い出される。

 

安平志内川流域の地味な山々。どれがどの山なのか、山座同定は難しい。

 

ようやく着いた冷水山山頂。長いラッセルだった・・・・。

 

復路は忠実に往路のトレースを引き返せば、ラッセルすることは無く一番楽だが・・・・。

折角なのでオマケで滝沢山に寄ることにした。

下手すれば日没の可能性もあるが、その時はその時でまぁ何とかなるだろうと。

 

・482から・593を通る西尾根を登る。

股関節痛のためペース上がらず、途中からyokoさんにラッセルを代わってもらい助けられた。

距離にしてせいぜい2km弱だが、物凄く長く感じた。

 

10年ぶり、3度目の滝沢山山頂。

どこが頂上か分からない平坦ぶりで、これでも一等三角点の山。

 

次第に陽は傾く。遠くに函岳-加須美岳

 

日没前に無事帰還。

1月の深雪、長く平坦なラッセルで苦戦しながらも、諦めずにピークを踏めたことは大きい。

 

 

 

 

2019-01-17 04:56:41

中川町-安平志内川流域の山々

テーマ:山の話題

これまで道北の主だった山は概ね登ってきたつもりだ。

標高の低い小粒な山を除いては、天塩山地、北見山地、ともに新しいピークを探すのが難しくなってきている。

しかし実はこれまで手つかずの山域がある。それは、中川町の安平志内川流域の山々。

 

過去のログを見ると、天塩山地主稜線は線で繋がっているが、青い○の山域は空白地域で、丸ごとスッポリ抜けている。

積雪期、無雪期問わずアプローチし辛く敬遠してきたが、7つもの未踏峰(川尻山、志見山、胡桃山、冷水山、達磨山、天見山、茶古志山)があるとなれば、そろそろ登っておかねばなるまい。

歳とってきたし、足腰が故障する前に(笑)

 

これらの山を全て登っているのは、北海道全山を踏破したKo玉さん位だろう。

以前お話を伺ったときは、林道アプローチで無雪期登山と聞いた覚えがある。

道道も開発中止、さらには昨今の大雨による林道崩壊の可能性を考えると、積雪期に登るのが無難と思える。

 

面倒そうなのが、左岸側にある達磨山、天見山、茶古志山で、いずれも日帰りは厳しい。

これらは堅雪の時期に、テントを担いでまとめて片づけるのが手っ取り早いかもしれない。

 

 

2019-01-15 07:31:11

部落山 (美深町)-2019.1.6

テーマ:2019年の山行

部落山 (美深町)-2019.1.6 (単独)

 

部落山は美深町仁宇布地区の北に位置する山。

何の変哲もない丘陵状の山で、地形図に山名が無ければ登山対象とならなかっただろう。

歌登の偉茶忍山下山後、帰宅途中に立ち寄ってみた。

 

美深町仁宇布にある簡易郵便局横の林道入口付近は除雪されていて、車を置くことができた。

天候は芳しくなく、すぐ近くにあるはずの山容が見えない。

 

ゲロゲロに深い林道ラッセル。

やはり二山目となると、ピッチもモチベーションも上がらない。

 

雪が止んで目指す山がボンヤリ姿を現す。

端の登りやすそうな疎林地帯目指して進む。

 

麓に突然大きな廃屋が出現して驚いた。

作業小屋にしては大きすぎるし、納屋でもない。中を覗いてみるとヒュッテのようだ。

 

なるほど、この角度から見ると、スキー場とヒュッテに見える。

 

考えてみれば不自然な疎林地帯はゲレンデだったという訳だ・・・・・。

人口僅かの仁宇布地区にスキー場があったとは今からでは想像できない。

 

ゲレンデと裾野に広がる仁宇布地区。

昔はこの景色を見ながら歓声を上げて滑っていたのだろう。

当時の情景を想像して登っていると、歳のせいだろうか、何かしんみりしてきた。

 

下部は緩かったが上部になると傾斜がきつくなる。

圧雪されていたら結構な壁だったと思う。

 

部落山山頂は森林が切り開かれた平坦地だった。

ここにリフト終点でもあったのだろうか。

急斜面を2本滑って下山。

 

麓には廃止された美幸線の信号機。

帰宅途中の消化試合的山行のはずが、時代の流れを感じる情緒的山行になった。

初めから知っていて登るのと、行って初めて知るのでは、受ける印象は大きく異なる。

時にはこんな山行も良いものだ。

 

帰宅後、webで仁宇布スキー場について調べても、ほとんどヒットしなかった。

唯一、美深町の歴史年表から、1965年開設したことだけ知ることができた。

しかしリフトの有無や、閉鎖の時期など、詳細についての記述は無かった。

 

 

 

 

2019-01-11 17:43:53

偉茶忍山(枝幸町歌登)-2019.1.6

テーマ:2019年の山行

偉茶忍山(枝幸町歌登)-2019.1.6 (単独)

 

偉茶忍山は歌登市街地のすぐ近くにある山。

地元の人にすれば否応なしに目に入る、里山的存在と思われる。

ちなみに偉茶忍は「いさしのぶ」と読むらしい。これは難解。

 

地形図を見ると山頂にはアンテナが何本もあって、南西にある辺毛中央橋から山頂まで道路がしっかりついている。

この山を登山対象と考えた時、ただ道路を辿るだけでは面白味は無い。

今回は正面側から取り付くルートを計画してみた。

 

歌登東町からペンケナイ川を渡ってすぐのところに車を置く。
道路は広く除雪されていて、余裕で停められた。

 

山に向かう一般農道は未除雪だ。まずまず深いラッセルで歩きはじめる。
生憎、降雪が強くて正面にあるはずの山容は全く分からない。地形図から頭でイメージするしかないのだ。

 

24m標高点の先のT字路から、広大な牧場地帯に入る。

 


植林地の中にある▲128の横を抜け、山頂方向に進む。

 

斜面はデコデコしている上にヤブっぽくて快適とは程遠い。
また意外にも複雑な地形で現在地が分りにくい。何度も何度も確認作業しながら進んだので、時間がかかった。

 

300m標高点の北400m付近で2本目の林道に出た。

林道は目的のルートに修正移動できる良いチャンスだ。
しかし概ね予定通りということもあって、南北に移動はせずにそのまま山頂に向かう沢形に入る。

 

初めは相変わらずゴチャついていたが、すぐに登りやすい斜面になる。

途中で左手の尾根に上がってみると、その裏側は広々とした開放斜面となっていた。
これまでの行程を考えると、この開放感に違和感を覚えたが、その理由はすぐにわかった。

 

電柱だ!山頂のアンテナ施設へ向かう電柱!

電線を設置するうえで広く伐採したのではないだろうか。

 

斜面を見下ろすと、送電線の下のように麓から直線的に樹林が伐採されているのも見える。

楽そうだからと言って、下から電線を辿ることにはならないが・・・・。

 

眼下には青い海!とはいかない。

オホーツク海はどんよりして雪雲に包まれていった。

 

山頂が近づくと次第にガスの中に入って行く。

明るめのガスなので、時間が経てば晴れるのかもしれない。

 

アンテナ施設のある、偉茶忍山山頂。

展望のある場所を探してみたが、頂上付近だけが薄いガスに包まれているようで、何も見えず。

 

時折現れる白い太陽。

朝の降雪を考えると、日差しが出ただけでも十分満足というものだ。

 

下りは電柱ルートへは行かず、山頂から北西の沢へ。
標高差200m程度でも、思いがけず良い雪質で楽しく滑れた。

 

車に着く直前に農道を振り返る。

朝には見えなかった山並みが姿を現していた。

 

ルートはこんな感じです

2019-01-09 21:41:20

松音知岳(中頓別町)ー2019.1.5

テーマ:2019年の山行

松音知岳(中頓別町)ー2019.1.5 (単独)

 

松音知岳は敏音知岳の隣にある山。

敏音知岳の目立つ山容とは対照的に、ボテッとした平べったい印象の山だ。

前から気になっていた山で、ようやく登る機会を得た。

 

松音知岳は裾野が広い。

藤井、松音知、上頓別、神崎、兵安・・・・。東西南北、どこの集落からでもアプローチができそうだ。

今回自分の考えたルートは東ルート。特別な理由は無いが、何となく近そうな兵安地区からとしてみた。

 

兵安へ向かう途中に見えた松音知岳。南コブは良い疎林斜面のようだ。

 

旭川から140km。兵安地区、豊栄橋付近に車を置く。

曇り空が一転、雪雲に包まれてしまった。

 

62m標高点から短い林道を歩き出すと、2.3日前のスキートレースがあった。

同じルートから登る人がいるとは・・・・。

林道からすぐ西の小尾根に取り付くと、518mコブに向かってしまうため、南側に移動しながら209mコブを目指すことにした。209mコブを抜ければ、460mコルに出られて効率が良い。

 

南に移動中、兵知安川本流を2度も渡る羽目になる。

SBがペラペラでいつ落ちるか分からず、冷や冷やものだった。

209mコブを初めから目指すなら、新開橋から歩き出せば渡渉もなく良かったものを。

ちょっと計画が甘かったか・・・・。

 

降雪が強まって本峰は見えない。

スキートレースが再び現れ、そのルート取りが気になって落ち着かない。

二番煎じは嫌だなーと思っていた矢先、209mポコから引き返していたのでホッとする。

 

雪は止んで視界が出る。

疎林斜面の上部に460mコルが見えた。

 

Co250からCo460まで、200m程の登りになる。程よい傾斜の疎林斜面だ。

右手に見える沢からの斜面は、まだ雪が足りないのか、ウネウネとしていた。

天候は劇的に回復。先ほどまでの雪雲が消えて青空に変わっていた。

 

台地に上がると真っ平だ!

向こうに小高く見えるのが531m最高点。

 

沢を迂回しながら最高点を目指すと、敏音知岳の鋭い山容が現れた。

現地を早朝に出発できたら、同日に2山登頂可能だろう。

 

松音知岳、531m最高点。見事すぎる平坦ぶりだ。

流石に風が強くて、アウターを着込んだ。

 

眼下には中頓別市街地、遠くに雪雲かかるオホーツク海。

 

知駒岳のアンテナ群。

 

珠文岳とポロヌプリの姿を一番楽しみにしていたのだが、終始深いガスに包まれたままだった。

晴れていれば素晴らしい山並みが見えただろうに残念である。

 

 

 

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