道北ヤブ山日記
主に道北の山を中心に登ってます。その理由は情報が極めて少ないからです。
情報過多の現在においても、道北の山はブラックホールのように情報はありません。  
だからこそ、この目で確かめてみたいと思って行動しています。
ピークを多く踏むよりも、縦走する山行が好きです

最近の山行
1月15日 積丹岳-余別岳-ポンネアンチシ山(積丹町)

2011年~2023年までの年度別記録はこちらです
(2023年の山行回数は1月15日現在 4 山行)



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北大雪・丸山(上川町)ー2023.1.8

北大雪・丸山(上川町)ー2023.1.8 (2名)

 

北大雪の丸山は、平山の東にある1618mの山。

平山から見ると平坦な尾根続きの先にあるタダのポコで、屏風岳から見ても標高が低い分目立つことはない。

存在を知らない人が眺める程度では、気に留めることもなく見逃してしまうだろう。

 

自分が丸山に登頂したのはかれこれ10年以上も前の話になる。

この時はGWに北見峠から石北峠の稜線歩きを計画して2日目に登頂を果たしている。

登頂と言っても平山からの稜線を下ってついでにピークを踏んだだけで、すぐにニセイチャロマップ岳へ向かって出発したので山の印象は薄い。

 

今回はオマケではなくメインの山と捉えて南側からアプローチする計画とした。

残雪期であれば容易そうなので、あえて厳冬期として難易度を若干上げる。

 

webで記録を調べると、地図がガイドのsaijyoさんをはじめとした山仲間の記録が散見される。

いずれも忠実に稜線通りに南尾根を詰めるルートのようで、1468mコブがポイントらしい。

自分は最後までスキーを使いたいので、稜線に拘ることなく南西面か南東面を使うルートとして計画した。

 

大函のゲート前に駐車。冷え込みは-20℃以下で準備する手が悴む。

新大函の沢林道は半年前に屏風岳に北西面沢から登って以来だ。

 

当日のものと思われるスノーシュー跡は、早々に屏風岳へ向かう南西尾根に取り付いていた。

丸山に向かっていたら奇跡とも思ったが、マイナーピークゆえにそんな偶然は無かった。

 

新大函の沢へ一度下ると、寒さが一段と強烈になった。

温度計を見ると-28℃。場所によって気温の違うのが面白い。

 

新大函の沢から南東面に上がるルートに興味があったが、未踏の同行メンバーがいたため、確実にピークを踏める南西面を選択する。

再び林道を登っていくと、サンピラーが自分を追いかけるように見えていた。

 

林道978m標高点の先で端正なピークの丸山を捉える。

下から見た限りでは1468mコブを通らずに直接山頂を目指せることを確信。

 

Co960で水線のある小沢を越え緩い右岸尾根をラッセルする。

平坦すぎる1176から吊り尾根を渡り、トラバース気味に南西尾根に移動。

 

1468mコブを避ける位置までトラバり、浅い沢形から南西斜面に高度を上げる。

このトラバースが一つの肝とも思っていたが、何も問題は無かった。

予想通りに快適な斜面が現れ、表大雪の見事な景観に思わず立ち止まった。
 

寒気でガス気味の表大雪と、右には朝陽山。

テンションが上がりっぱなしでラッセルも苦にならない。

 

平山までも手が届きそうな距離。

流石は厳冬期、前回登った5月とは雪の白さが違う。

 

詰めの50mはハイマツ帯に変わり、クラスト斜面にスリップしまくる。

山頂直下でスキーアイゼンを装着して、万全を期してスキーのまま山頂へ。

 

北大雪・丸山山頂。

断崖上にある関係から山頂からの眺めは素晴らしく、表大雪、東大雪、北大雪、増毛山地などすべて見渡せた。

 

特に大きな姿を見せる屏風岳が印象的だ。

1月としては条件に恵まれすぎて、山頂でマッタリした時間を過ごす。

 

山頂から新大函の沢への東斜面はオープンバーンが広がっていた。

沢床まで一気に落とし、沢伝いに下る選択肢もあったが、そこは山屋寄りの哀しい?性。

少し楽しんだだけで、登りのルートに合流する(笑)

 

とは言え、南西尾根も疎林の良い斜面が広がる。

 

南向きで陽当たりが良くても、冷え込みのお陰で素晴らしい雪質が維持され、短時間で林道まで。

 

迫力ある屏風岳を眺めながら、林道を淡々と大函まで引き返すのみ・・・。

ルート、雪質、天候・・・。全てにおいてアタリの山行だった。

 

ルートはこんな感じです。

 

 

 

部落山(美深町)ー2023.1.3

部落山(美深町)ー2023.1.3 (2名)

部落山は美深町仁宇布地区にある低山。

自分は2年前に単独でピークを踏んでいるが、札幌から名寄に転勤してきた岳友と今回登ることになった。

 

歌登の低山を下山後、集合場所の仁宇布地区のトロッコ乗り場に着くと、すでに岳友はスタンバっていた。

駐車場から見る部落山には白い斜面が見えており、これはスキー場跡のゲレンデである。

前回登った記録を拙ブログにアップしたところ、記事を読んだ方からスキー場に関するコメントをいただいた。

興味ある方はコメント欄をお読みください。(その時の記録へ

 

美幸線跡を少し歩いたのち、交差する林道を折れて、山の麓へ向かう。

ラッセルはそこそこあるが、二人なので楽チン。

 

岳友と山に登るのは本当に久しぶりなのだが、そんな気がしない。

それは何故か考えてみると、昨年の暮れに旭川で街飲みして山談義したんだった。

すっかり忘れていた(笑)

 

林道が右に90度カーブする辺りで、林道を外れて樹林帯に入り、ピークを目指す。

 

程なく旧スキー場斜面と合流。

ゲレンデ下部は植生が復活してきているが、上部はまだまだ良い斜面が残っていた。

頂上台地に登る手前は、斜面に傷をつけないよう、左手の樹林帯に逃げ込んで登った。

 

部落山山頂に着く頃には青空も出て気持ちも明るい。

山頂とは思えぬほど特徴のない平坦な雪原でマッタリ過ごす。

 

さあ、お楽しみの斜面へ。

 

過疎化の進んだ仁宇布地区を見ながらドロップ。

 

ルートです。

 

時間の無い時や二山目にオススメ。

ハイシーズンなら手軽な割に楽しめます。

 

 

 

歌登499m峰/点名・辺毛内(枝幸町歌登)ー2023.1.3

歌登499m峰/点名・辺毛内(枝幸町歌登)ー2023.1.3

 

2023年の登り初めは歌登へ。

歌登にはボコボコと隆起した魅力的な無名峰が多く、昨年もスキーシーズンに登っている。

今回は歌登温泉の奥にある499m峰/点名・辺毛内を目指す。

 

歌登グリーンパーク駐車場に車を置かせていただく。

歩き出してすぐに秀岳荘取り付けシールの紐が切れるハプニング発生。

何時かこんなこともあろうかと、もう1セット持ってきていたので、事なきを得る。

 

林道は激深ラッセル。

スキーセットを替えたので、太板が若干細くなったのは少し残念。

 

夏場に来たことは無いので全く知らなかったが、この辺りは公園になっているようだ。

東屋の屋根の積雪は半端なくて今にも押しつぶされそうだ。

・230は広く刈り払われて展望台らしき建築物がある。

 

北には朝日に照らされる偉茶忍山。

 

100m程のちょっとした疎林の段差を登り切ると、台地状の平坦地形となる。

山頂は浅い沢地形の向こう側である。

 

歌登499m峰/点名・辺毛内。

白い太陽が印象的だった。

 

Co450からの斜面は楽しめる。

スキー目的ならば何度も登り返して滑るのであろうが、自分はピークハンターなので一滑りで終了。

次に300m峰を踏んでから戻る。

 

381mPの北を巻く林道途中から沢地形を渡ると、北東に向かって整然と並んだ松林が雪壁のように立ちはだかってウザイ。

 

植林地を抜けると白い斜面が現れホッとする。

北西に見えるコブが300m峰で、標高差はナンボもない。

以前この山には天北スキー場が開設されていたが、15年程前に廃業してしまったらしい。

 

300m峰は「歌登温泉」という面白い点名である。

リフトこそ取り払われいるが、ナイター用照明?や電線などの一部はそのままに残されていた。

 

ゲレンデには木が生い茂り、自然に戻りつつある。

廃業したスキー場は幼木が多くて、案外滑り辛いものである。

 

麓には昔のロッジがあって、止まったままの時計が寂しさを助長させた。

 

ルートです。

 

下山後は岳友の待つ、美深の部落山へ。

 

 

 

於鬼頭岳(士別市朝日)ー2022.12.30

於鬼頭岳(士別市朝日)ー2022.12.30 (3名)

 

2022年最後の山行は、同行メンバーにリクエストされていた於鬼頭岳へ。

自分はこれまで於鬼頭岳は3回登頂している。(ヤブ2回、積雪期1回)

積雪期は雪の締まった3月の記録であり、今回は敢えてラッセル覚悟で厳冬期登山にチャレンジする。

ルートは前回より一本北側に当たるイワナ沢ルートから。

 

イワナ沢出合い付近には都合よく駐車帯がある。

前日からの積雪は15cm程度。

 

まだ時期が早いため、トレースらしきモノは全くない。

重い雪質の為に抵抗のあるラッセルとなるが、複数メンバーで交代できるメリットは大きい。

 

林道終点より少し進んだ地点で小沢を渡り、931に向かって尾根に取り付いた。

山腹には作業道が見られ、それを使ったり離れたりと・・・。

 

Co880で森林帯を抜けると北西側には展望が広がった。

晴れていれば岩尾岳や糸魚岳が見えそうなものだが、上部はガスで叶わない。

それでもこの時期に日差しがあるだけ上等である。

 

931ポコを巻くと、いよいよ山頂まで250m弱の登りを残すだけである。

スキーに適度な斜面をラッセルしていく。

 

厳冬期の景観は決して春山では味わうことはできない。

厳しい自然を生き抜く姿は美しい。

 

凍てつくモノトーンの世界に包まれ、思わず歓喜が上がる。

 

山頂への詰めは岩混じりの急斜面。

直登は不可能ではないが、最後までスキーで登るために東側に回り込む。

 

雪庇はまだ発達途上で、容易に頂上稜線に乗ると、於鬼頭岳山頂へ到着となった。

 

生憎山頂からの展望は得られなかったが、それはそれで厳冬期らしさがあって良い。

 

お楽しみの滑りは・・・。雪が深すぎてチョッピリ残念な感じだった。

それはそれで厳冬期らしさがあって良い(再)

 

ルートはこんな感じです。

 

 

28人で登った思い出の於鬼頭岳

過去に3回登ったと冒頭に記述したが、最後に登ったのは2010年の秋。

この時は今は亡き坂口さんをはじめとした28人の錚々たるメンバーを引き連れての登頂だった。

マイナーな於鬼頭岳に28人Pで登ることは後にも先にも無いだろうし、本当に良い思い出である。

狭い山頂で全員を入れて撮影した記念写真が今では懐かしい。

自分がブログを始めたのは2011年であるから、記録はブログ上には無い。

当時の記録は、参加メンバーのHP等で今でも見ることができる。

 

坂口さんの記録

地図がガイド西條さんの記録

やまちゃんの記録

 

 

網走周辺一等三角点巡りー2022.12.10

網走周辺一等三角点巡りー2022.12.10 (単独)

 

斜里岳下山後、午後からは一等三角点探訪の時間にする。

網走管内に未踏の一等三角点が多く残っているが、陽の短いこの時期、どこまで探訪できるか・・・。

 

斜里(斜里町)&有縁別台&蒼瑁(小清水町)&能取山&勇仁台(網走市)

 

一等三角点 斜里(斜里町)

点名は町の名前そのもの。

斜里市街に入って斜里川を渡る斜里橋を右折、海岸線手前に車を置く。

 

海岸線からは知床連山が気持ちよい位に見えている。

 

細い竹状のブッシュの中に鹿道が縦横無尽。

 

一等三角点「斜里」。

 

小高い土手に立つと、網走へ続く海岸線が綺麗だった。

 

 

一等三角点 有縁別台(小清水町)

止別から札弦へ続く道路を南下する。

十二線、南十七号の交差点付近からは斜里岳をバックに黄色い看板が見えている。

 

一等三角点 「有縁別台」。

 

 

 

 

 

一等三角点 蒼瑁(小清水町)

小清水道の駅のすぐ先から線路を渡り、フレトイ展望台へ。

 

オフシーズンだからか、或いは元々なのか、展望台は閉鎖されて物寂しい雰囲気。

三角点を探しても見当たらず、2周ほどウロウロとする。

てっきり、コンクリ周りに標石が出ていると思い込んでいたが・・・・

 

一等三角点「蒼瑁」は、枯れた雑草の中に埋もれていた。

三角点までも物寂しい雰囲気・・・・。

 

道の駅のモンベルを覗いた後、クレープ屋でテイクアウトして車内で食す。

ここのクレープ、ホイップクリームがたっぷりで美味しい!!オススメです。

 

 

一等三角点 能取山(網走市)

能取岬のすぐ南にある190mの山。

山と言っても脇の道路からの標高差は100m程度で、南北に長い丘に思える。

・82標高点付近を左に折れて車を置く。

 

東面の山腹は伐採されまくりでどこでも歩ける。

下草ポヤポヤでヤブは無し。

 

山頂近くには謎の構造物が彼方此方に。

これは何なんでしょうか。

 

一等三角点 「能取山」。

 

 

一等三角点 勇仁台(網走市)

旭川への帰り際、東京農大のある大観山から勇仁台へ。

三角点は私有地内にあるようだ。

交差点付近に車を置いて迷惑をかけないよう、極力雪の上を歩く。

 

こんもりとした塊の中に三角点があるハズだが、標石を見つけることはできなかった。

重機で引っ掛けたのかな?

 

さすがに日は落ち、午後から五点目でサスペンデッド。

 

 

 

 

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