1,3セット目は競った展開ながらも、またミスの差が出てしまいました。
放送でも「20点以降のミスはダメ!」と言われていますが、ふと感じたことがありました。
ミスはミスでも、自分達のプレーの中でおかしてしまうミスと、相手の戦略にはまっておかしてしまうミスとはわけて考えた方がいいのでは?ということです。
前者の例えとしてはサーブミス・コンビミス・繋ぎのミスなど。
後者の例えとしてはレセプションミスやプレッシャーがかかったブロックを前にしてのスパイクミスなど。
自分がより嫌だなあと思うのは前者のミスです。
前者は自分たちのプレーで簡潔するものであり、防ぐことが後者よりも容易であると思うからです。
例えば昨日の第1セットの終わり方。
ゴッツ選手がジャンプフローターサーブを連続で弾いてしまった場面。
確かに大事な場面で直接失点をおかしてしまったけれど、ゴッツがフローターサーブに弱いというのは百も承知である程度折り込み済み。
その上であの場面ではゴッツ選手を責めるよりも連続でいいサーブを打ったロシアのサーバーを誉めたいと思いました。
むしろそれより嫌だったのは、その前のプレーのコンビミスと、つなぎで2本目のボールを誰もいないところに上げてしまったシーン。
放送では「ミスで落とした」とひとくくりにされてしまうのですけど、なんかちょっと違和感を感じたのでした。
(決してゴッツ選手を擁護している訳ではありません。むしろ、「いい加減ジャンプフローターサーブ克服せんかι(`ロ´)ノ

」と思ってます。ゴッツ選手が入るとブロックでワンタッチとか、ディグがより上がってきて、日本の攻撃回数が増えると思っているので、ムードも含めてなるべく長い間コートにいてほしいと思う選手です。なので、レセプションミスでコートから外れるのは痛い。)
そして放送に関する違和感でもうひとつずっと感じているのが「勝負のサーブか入れるサーブか」という表現。
「入れるサーブ」ってなんだか消極的に聞こえるんですよね。
本来は「ハーフスピードでコート内のスペースや人を狙うサーブ」「戦略的なサーブ」というような表現の方が適切なのではないかなと思うんですよね。
まぁ、中にはホントに入れとくだけのサーブもありますが(^o^;)
ダラダラ書いてしまいましてすみません。
でも、バレーボールってそんな「半か丁か」みたいな二者択一で表現するのは難しい複雑なスポーツだと思うのです。