2024年1月。母はグループホームへ入居いたしました。施設見学をしてからわずか2日後の事です。





その施設見学から入居までの怒涛のタイムスケジュールをジャック・バウアー風に書かせて頂いています。















入居22時間前

フロア責任者Sさんとの話





母が施設で少しでも暮らしやすいように、そして職員さんのご負担にならないように、アレコレ頭を悩ませながら、部屋のセッティングに1時間もかかってしまった。






セット完了後に、フロア責任者のSさんに部屋の中を見ていただいたが、特段 設置し直すように指摘されることは無かった。ひとまずホッ。






ただ、部屋の様子を見ながらフロア責任者のSさんから幾つかの話が上がった。






話①:防水シーツ






ベットの布団や毛布類をペラリとめくり、敷布団を確認しながら「防水シーツはご用意されてませんか?」と、Sさん。






実は、ニ○リで布団カバー類を選んでいる時に、もしかして用意した方が良いかな?と考えがよぎった。でも、準備品一覧表には載ってなかったし、在宅の時には必要無かったから。(日中、外出時に紙パンツをトライアルした事はあったけど)。






ショートステイ中に認知症状が進み、入院までしていたので、家を離れてからの母のおトイレ問題がどうなっているのか?正直言って私は把握できていなかった。






「施設の出入り業者から防水シーツを購入できるので、洗い替え用も含めて2枚準備させてもらっても良いですか?」と言って下さったので、購入をお願いした。でも、こう言うのが施設費用にプラスされると痛手だな…と、咄嗟に心の中でそろばんを弾く。






話②:テレビ






部屋の中にテレビがセットされているのを見て「(母は)テレビの操作とか覚えてます?」とフロア責任者のSさん。






今現在の母がテレビのリモコン操作が出来るかどうか…これについても私は分からなかった。もしかすると、家から離れていた期間にテレビ操作など出来なくなっているかも知れない。






母が長期利用していたショートステイの個室にテレビがあったのかどうかすら知らない。だがSさんの話では「同じショートステイから来た入居者さんが言うには、あちらのショートステイにはテレビは無かったそうですよ。」とも。






もしかすると言われる通り、母はテレビ操作が出来なくなっていて、わざわざ購入したこのテレビは無用の長物になるかも知れないな…お安くなかったのに…。と、またしても心の中でそろばんを弾く私。






話③:パジャマ






引き出し収納の中を見せて、下着類、パジャマ類はここに入ってます。と説明した時、Sさんから「お母さん、寝る時にパジャマ着ますか?」と不思議な質問を投げかけられる。






在宅時、母はパジャマを着るという動作行為はできていた。ただし、パジャマに着替えるように促したり、パジャマを差し出す必要があった。“寝る=パジャマに着替える” という自発的な発想は無くなっていた。と説明。






施設での生活で、今後母本人が自らパジャマを着ないようなら、職員さん的には そのまま洋服で寝かせるつもりなのかな?もしもそうだとすると、着替えるのはお風呂の時(週2回)だけになるのかな?






何だかモヤモヤしたが、いざ突っ込んで聞いた所で、予想通りの返事が返って来たら怖いので聞くのはやめた。






そんなこんなで、荷物の搬入を終えて外に出ると夕方近くなっていた。明日の今頃も、この場所に来てるんだな…。もう少しだ、踏ん張ろう!と自分を奮い立たせるように施設を後にした。