2024年1月。母はグループホームへ入居いたしました。施設見学をしてからわずか2日後の事です。
その施設見学から入居までの怒涛のタイムスケジュールをジャック・バウアー風に書かせて頂いています。
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入居36時間前
親心ならぬ子心
施設で使う大きな物(テレビや収納引き出し等)は調達したけれど、その他の細々とした身の回り品も 念の為チェックしておこうと思い立つ。
母が入院中の病棟へ連絡し、退院を前に、荷物をすべて回収させてもらい自宅に持ち帰ってきた。
ショートステイ①→ショートステイ②→精神科病棟へと渡り歩いた母。あの頃、母に申し訳ないと泣きながら荷造りした身の回り品の数々。今回改めて施設の準備品リストと照らし合わせて見ると、すでに充分な量が揃っていた。
それでもつい 親心ならぬ “子心” がムクムクと芽を出してくるもので…。少しでも母に着心地の良い物を着させてあげたい、快適に過ごせるようにしてあげたい。と思ってしまう。
<靴下>
入院中の面会時に(足が浮腫んで)靴下がきついと言っていたので、締め付けない肌触りの良いお高めな靴下を新調(今までは3足で千円の品だった)。
<室内履き>
ショートステイ先での室内履きは、学校で履く白い上履きを使っていた。←これがずっと気になっていて。施設入りにあたり、いわゆる年配者向けに作られた室内履きを二足準備。ブラウン色と、派手目の真っ赤なメッシュ素材。これで着脱と歩くのが楽になるよ!
<パジャマ>
これまでパジャマは2着をヘビロテしていたが、その内1着の袖口がボロボロになっていた。それはリメイク用に二軍落ちさせて、別途3着を新調した。合わせて4着ものパジャマを持ちになったものの、何故か準備品リストにパジャマの明記がされていなかった。必要無いのかな?
上記↑新調した物は、事前にコツコツと買い揃えていた物。そのうちショートステイ先で使ってもらおうと思っていたら、施設で利用する事になってしまった。
もちろん既存の物も使い回す。ズボン・下着類のウエストゴムを入れ直したり。持ち物に書いていた名前をクッキリと書き直したり。衣類・肌着・靴下・ハンカチ・布団カバー・タオルなどの布類は、念の為にすべてコインランドリーで強力洗浄&乾燥をした。
<その他>
準備品リストに “ご本人様がお気に入りのぬいぐるみや、趣味の物、ご家族のお写真などもお持ち込み可能です” という文言があった。しかし、母はぬいぐるみを可愛がるタイプでは無いし。趣味の読書や俳句はどれも今は昔。せめて家族写真を持たせてあげよう!と、母が飾っていた祖父母の写真立てを荷物に入れた。
<念の為>
消耗品は施設側で購入するとの事だが、自宅に残っていた紙パンツとボックスティッシュ数個、母の日課だった歯間ブラシ等々。アレもコレついつい荷物が増えていった。
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お炊事や姉の事などの合間に荷造りをしていたので、ここまででかなり時間がかかってしまった。気が付けば すでに深夜。
翌日に備えて早く休みたいのに、気持ちが昂ってなかなか眠れなかった。