生きづらさ卒業のカギ→【あり方】とは、自律神経の状態の話!DO とBE の話し | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

・国家資格キャリアコンサルタント

・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー

・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト 

皆川公美子です。これまでにのべ7,100名ほどの方のご相談を伺ってきました。

 

 今日も対人支援における、生きづらさ卒業のサポートのはなし、
身体と心の2ウェイアプローチ(ポリヴェーガル理論がベース)への愛を語りたいと思います。

 

ちょっとわかりにくいかな?と思いますが
知っていただけると、サポートが急に深い段階へ進みます。

 

 

 

あり方、とは自律神経の状態のことを言っている。

 

 

 

という話です。

これまでに自己啓発などで、これからはあり方の時代だ!などと言うセリフを聞いたことがないでしょうか。

タスク管理や業務推進など、Doに対する物事がいっぱい語られてきましたが、

この10年ほどで そのありさまが変わってきました。


「より向上したい」という思いがあるから
タスクを推進したいから
業務を前進させたいから

多くの人が、「ハウツー(やり方)Doの方法」を求めてきました。
「やり方」「行動の仕方」は必要な場面も多いでしょう。

 

しかし、それよりもどんなに「やり方」を学んだところで、

タスクがいかに進もうと

なんか人生が結局はうまくいか感があったり

心が満足しない感覚がある人が多い。

 

それは自分の感じ方とキチンと繋がっていないからです。

だから

「あり方」という話しがでてきたのではないでしょうか?

 

あり方ってなんのこと?

 

 

 

 

しかし、多くの人がそのことに気づいていません。

つまり、「あり方」にこそ、鍵があり、

それはいくらDOのリストを進めようとも

決して手に入らないもの。

 

あり方ってでもなんなのか?と聞かれても

うまく説明できませんよね。

それは言い換えると「何かの対象に対して「感じる力」「反応する力」。



私たちは行動するとき、

考えたことをもとにして行動しますよね。

考えたことは、感じ方(大部分は身体反応の仕方)によって大きく左右されます。

 

例えば

「がんばれ!」と言われた声を

プレッシャーと感じた人は 行動できず⬇️

応援だと感じた人は 迷わず行動します。⬆️

 


あり方というのは、上記の図のなかで


感じ方と考え方 がベースになりますよね。

考えたこと感じていること
は人間のあらゆる行動に影響します。




ポリヴェーガル理論では、

その人がなぜその行動をするのか

「あり方や感じ方」が今どうなっているのかを

わかりやすく説明するものでもあります。

 

 

 

 

あり方と自律神経の関係のセッション着眼具体例

 

 

 

あり方について、自律神経との関係をなんとか説明できないかと以下に苦心してみました^^

 


●人の表情はその人の反応を表明するもの 

  = 今つながりたいのか関係したくないのかの反応を表す

                     

 ●言葉の奥には、その人の行動パターンを解明する神経パターンがある

  =逆に言えば自律神経の状態がその人から出る言葉を左右しています。 

 

 

●あり方は客観的な知識を増やすだけではかわらない、感じ方

 →あり方は「気持ちの持ちよう=反応の仕方」なので「主観」であって「客観性」だけで行動しようとするとわたしたちは身体と心を切り離す動きに出る(軽い解離)

 

 

●心の扉は中からしか開かない

 →外側からアドバイスしようと説得しようと人の気持ちはかわらない、ということは大人だったら知っていることではないでしょうか。日本人は納得しているように合わせてくれるクライアントさんも多いですが。
その人の感じ方=気づきのみが、人生の扉を開きますよね。

 

 

●人は自分のことが一番見えない
→誰だって自分のことを注目して開示するのが一番怖いことかもしれません。

 最初は共感することからラ・ポール(信頼の絆)を作っていき、クライアントさんに本音の話をしていただける土台をつくるのがセオリーです。

 けれども傾聴や共感の技術、から一歩進んだ前進法を持っていますか?

 それは自律神経のしくみを知るととてもわかりやすいです。

 

 

 

●正論では人は動かない。その人のあり方が人の心を開き、話を聞いてもらえる。

→客観情報はとても大切なものですが、人が大体において感情で動きます。
 安心できる人の話は、「聞きたい」気持ちになるのは自律神経的、生物学的なことです。
 あり方は人を動かしますね。「この人のためだったらやろう」という経験は

 皆さまにもあるのではないでしょうか。

 いくら正しくても「この人が言うことだったら」がないと、動けないですよね?

 

 

●理想を語ることと(考えBE)、実践すること(行動DO)は別次元
→内向型で考えていることが多い人ほど、考えた結果がもうできたことのような錯覚に陥りやすいです。

 理想(または考えたゴール)と実践・実行はまったく別次元のことだと理解していただく必要はないでしょうか?

 

 

セッションにおいて自律神経の状態をベースとして理解しているといろいろなことが

明るみにでます。

じつは、クライアントさんが必要とする答えは、すでにクライアントさん自身の中にあるのです。

今日もTREの個人セッションとそういう個と。のグループセッションで体感のワークを行い、
そのことをまた実感しましたし、
セッションを重ねていくと
 
クライアントさんが持っている答え=気づきをいかに引き出していくか、

それが力ある対人職の技術である、と心から思うのです。

 

 

ボデイワークを進めていくと自分の心地よさや安全感覚がはっきりと身体に定着してきます。


呼吸がぶわ〜〜〜〜〜っと吸えるようになったり
 

自我状態セラピーのセッションで「潜在意識のパーツとしてのわたし」に直接言葉で

答えをもらう人も多いです。
 

 

セッションでクライアントさんが自分で見つけた答えは

それだけで人生を強力に牽引する力になりますが
なんとなくフィットしないところでぐるぐるするときは
単純に人生が進まない感じとか停滞感が起こります。

(まあ、進むばっかりが能じゃないし
進まない経験はキャパを広げる経験になりますけれども。)

 

 

ある程度健康な人の場合、自律神経の状態は
その人のあり方、振る舞いを
土台で左右していくものです。
 
 

 

 

 

 

****************

 

 

 

◆皆川のセッションは4種類です。まずは皆川と話してみたい、という方へ。

 HSPさんのなんでも相談室 と 強みを活かして成果を出す相談室、そしてTRE(ボディワーク)です。 

 必要だなと思われたら、防衛反応解除のワークなども入れています。


>>>セッションご感想はこちら

  

 

 

📻stand .fm 2番組(支援者さん向け&HSPさん向け)やっています♪

◆ポリヴェーガル&心身のつながり支援家チャンネルfor HSP 
・対人支援をしていくときのミソfor HSP=ポリヴェーガル理論紹介
・仕事とHSPライフを一致させていくビジネスマインド 

・わたしの仕事裏話

 


 

◆HSPご本人向け。おしゃべり裏チャンネル 

ながら聞きができるので、車での往復やご飯作りのときに
お風呂のあとのリラックスタイムなどに聞いてくださっている方が多いです。
 

 

 

 

本の使い方説明動画(約3分)


 

◆集英社(オンライン)さんに取材していただきました。この記事めっちゃくちゃわかりやすいです!
【自律神経とHSPの関係をとてもわかりやすくまとめてくださいました】
 

 

【アーロン博士監修 HSP3作品 おうち映画どうぞ】

Sensitive, The Untold Story」が、
Amazonで販売されているドキュメンタリー映画のベスト30に選ばれました!!

 

 



 

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こちらは自分の神経反応を変えて、ラクな働く人生へシフトしたい方向け。
 



いろいろやったけど、心地よく前進!まで行けない。とか

転職や発信にどうしても怖さがでる、という方、
明るく心地よく進んでいきたい方、


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