2023年9月に旧友と久しぶりに奥鬼怒を中心に栃木を旅したシリーズ、その9。
帰り途中に塩原温泉エリアに来ております。
最初に恒例のここまで行程リンク集から。
塩原名物?スープ入り焼きそばなどを食べた後は、久しぶりに廃業旅館垂れ流し系に行ってみることに。
かつては塩原十一湯にも数えられた温泉だけにその存在は知られており、夏目漱石が入浴したことを文章に残していたり。
過去の話ではなく現状として今回訪れるところもそれなりにネットで取り上げられているところ。
管理がはっきりわからなかったので、拙ブログでは具体的な名前を伏せます。
荒れているものの舗装された道路から少し入ったところに発見。
元々は宿の露天風呂だったところの跡とのこと。
どなたかがバスタブを持ち込み、垂れ流されている源泉を投じたのでした。
ちなみに手前にはまだ露天風呂が形としてしっかり残っている。
この時は源泉は投じられておらず掃除もされてない状況。
実はこの後、2024年6月後半に再訪した際はこの露天風呂が掃除・整備されていて源泉はバスタブでなくこの露天風呂(写真↑の上方)に投入されれていた。
それはそれでいただいたのだけれども
、今回はバスタブのお話。
淡く白黄色にささ濁りの湯。
浴槽の温度を測ってみると。。。
35.3度と不感温度に近く、問題なく入浴を楽しめる温度![]()
浴槽の底を覗くと淡いオレンジ色の綿状の湯の花が大量に沈んでいた。
これ↓は入浴時に湧き上がってきた湯の花の状況。
ちょっとこちらのことを思い出しておりました。
湯の花の量は違うけれども。
こちらも源泉はしっかりドバドバ投入。
淡い金気臭がし、炭酸の名残のような甘酸味があった。
シュワシュワ感などはない。
一応湯口の温度も測ってみると。。。
35.6度あり、浴槽レベルとほとんど変わらないのでしっかりとした投入量。
しっかりとしたスベスベ感が心地よい。
人通りもないところなのでゆっくり入ることができる素敵なシチュエーション。
湯マニアではないツレのヤマもご満悦。
入浴後の浴槽の湯はオレンジ色になりました。
これも時間が経てば湯の花が沈んで元のちょい透明ぐらいになるでしょう。
バスタブを設置してくれた人に感謝。
次回でこのシリーズ最後の投稿。
塩原の宿の湯に1つ立ち寄っておきました。
栃木県那須塩原市某所
実測で35.6度
源泉はほぼ無色透明
浴槽で淡白黄色ささ濁り
オレンジ色の綿状の湯の花大量 入浴後はオレンジ色に濁り
淡金気臭あり
炭酸の名残のような甘酸味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
2023年9月入湯














