2022年1月の山梨の温泉一人旅のお話、再開。
初日のハシゴ湯を終え、これからこの日の宿へ向かうところまできた。
ここまでの行程は以下の感じになってます。
つつじヶ崎温泉からはほぼ真西に2~3kmところにあるのが、甲府の中でも知られる湯村温泉郷。
甲府駅から見ると北西方面にある。
これまでに「ホテル吉野」や「旅館明治」などで甲府湯村の湯の素晴らしさは実感していた。
それぞれの宿が基本的に自家源泉を持ち、非常によい湯使いの魅力あふれる浴場があるイメージ。
ようやくこの湯村温泉で泊まることにした。
選んだ宿は「杖温泉 弘法湯」。杖温泉という名前だが湯村温泉郷内にある。
県道6号の湯村温泉入口から入ると、温泉郷と宿としては一番奥に位置するのか。
奥湯村温泉「紅椿の湯」という立寄り施設がさらに先にあるが、古くからの温泉郷としては杖温泉が最奥になると思う。
そして湯村温泉の中では一番の老舗宿でもある。
温泉街の道路を挟んで渡り廊下で建物がつながっている。
男湯はこの渡り廊下の先、右側の建物にあるのだが、それは温泉のお話の時に。
例によって写真が多いので、<到着編><温泉編><食事編>など5回(長っ!)に分けてお送りする予定。
杖温泉 弘法湯 <到着編>
杖温泉で弘法湯と聞けば、よくある温泉伝説の「弘法大師が杖の先でつついたら源泉が出た」ではないかと思ったら、その通りであった(^^;
そこは深く掘り下げないでおく。
16時頃に到着。
この日はもう宿に籠ってゆっくりするつもりであった。
今回は一人で一泊二食付き12,000円(+税)のプランを、隣県の県民割で5000円引きと地域振興券2000円分いただけるというありがたい仕切りだ。
女将さんに部屋まで案内をしてもらう。
館内はいい感じに年季が入っていて、個人的にはとても落ち着く雰囲気。
廊下を進むと洗面所があった。
中ほどの蛇口から常に出ているのは源泉。
青緑色を帯びた白い析出物にニンマリ
女湯はこの廊下沿いにある。
男女入れ替えでないので、この浴場に入ることはできなかった。
その先の階段を上がる。
途中に貸切浴場があるのだが、それは温泉のお話の際に。
階段上がったところには古いゲームだろうか、並べて置いてあるのだがぼくはよくわからない。
案内された部屋は手前から2つめだったか。
この日の宿泊は5組のお客がすべて一人客だったとのこと。
県民割を利用して仕事場みたいにしている人もいるそうだ。
今宵の我が部屋は「萩」。
一人で泊まるにはもったいないぐらいの部屋だった
踏込には花器や額が飾られている。
前室もある。
その横にあるトイレはしっかり最新式。
そして十二分に広い主室。
床の間には掛け軸や、小さな花器など。
展示物の詳細は未確認(^^;
ご覧のように、広縁もある。
左側が洗面所↑。
右側には冷蔵庫↓。
窓から見える建物は何だろう、わからなかった。
テーブルの上のお菓子はくるみゆべし。
もちろんお茶請けであるが、ぼくは持ち込んでしまったビールのアテにしてしまった。
よなよなエールが出しているオーガニックビール。
一人で乾杯
次から温泉のお話へ。
杖温泉 弘法湯
山梨県甲府市湯村3-10-5
055‐252‐2261
1泊2食付き13200円のプラン (県民割で5000円オフ+地域振興券2000円)
2022年1月宿泊