南部市民センター | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

2022年1月の山梨の温泉シリーズ、その3。

ここまでの行程2つのリンク先です。

 

緑が丘温泉

ホテル談露館

 

次に向かったのは甲府市の下今井町にある公共施設「南部市民センター」。

 

 

ホテル談露館もそうだったが表にはどこにも温泉があることが表記されていない。

こちらは公共施設だけに、知らないとこのエリアの住民以外はまず行くことがないだろう。

 

 

敷地内に入っても湯小屋的なものは見えず、かなり不安になる。

というのも実は緑が丘温泉の後にまずこちらへ訪れたのであった。

時刻にして8時半ちょい前。

 

 

実は8時半から入浴可能という間違った情報を元にオープンアタックを試みようとしたのであった(^^;

建物の前を掃除していた女性に確認、実際の浴場営業時間は10時~16時半(月曜定休)

そういうわけで、談露館へ先に行き、10時ちょい前に再訪、再びオープンアタックを狙ったのであった。

 

 

南部市民センター

 

 

 

10時前、館内はひっそりしていた。

 

 

ここ↓はセンター全体の受付だが、温泉の受付ではなかった。

 

 

温泉の受付は奥にある。

実は裏口があり、そこが浴場入口↓にもなっている。

常連さんたちはこの入口から入ってくるが、館内からも行くことはできる。

 

 

入浴料は430円

 

 

すなわち甲府市の銭湯と同じ料金。

利用券を浴室入口の左奥にある受付(写真なし)へ渡す。

どうやらこの日一番目の客となれたらしいニコ

 

地域集会所となっている休憩室を横目に。。。

 

 

男女別の浴場へ急ぐ。

それぞれ内湯の他、露天風呂がある。

 

 

脱衣所へ一番乗り。

 

 

オープンアタック成功であるが、次のお客が来たのを横目で見たので、まずは撮影を急いだ(^^;

 

 

大小の浴槽には魅惑のモール泉がたっぷり投入されている照れ

手前には小さな浴槽?↓があるが空っぽだった。

 

 

これはかけ湯槽だったのだろうか。沈着がないので小さいけど水風呂?

 

洗い場にはカラン&シャワーが並ぶが、シャンプー類は無いので持参が必要。

 

 

カランから源泉は出なかった(はず)。

 

ではそれぞれの浴槽へ。

大小の違いがあるので温度違いかと思ったが、確かに温度は微妙に違うようでほぼ変わらない。

 

 

淡い褐色透明の湯は源泉名が「南部市民センター温泉」。

その名の通りここのみで使用、掘削自噴自家源泉

源泉温度47.2度pH8.3ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

成分総計1.246g/kg

しっかりと温度のあるモール泉だ。

湯使いは循環併用かもしれないが、投入量分のしっかりとしたオーバーフローがざんざんとある。

一番湯ということもあり、十分新鮮な状態で入れた。

気分は完全かけ流し照れ

 

 

成分の内訳を簡単に。

陽イオンはナトリウムが373.3mgで92.69ミリバル%と大半。

カルシウムの21.7mg、カリウムの4.1mgと続く。

陰イオンは塩化物が416.3mgで66.18ミリバル%、炭酸水素が365.3mgで33.77ミリバル%。この両者でほぼすべて。

遊離成分のメタケイ酸は43mg、遊離二酸化炭素は17.3mg。

 

 

大きい方の浴槽もオーバーフローはご覧の通り、しっかりある。

 

 

淡いがはっきりとしたモール臭があった。

モール泉らしい甘味僅かな塩味あり。

アブラ臭やタマゴ臭はほぼ感じられなった。

 

それぞれに分かれて源泉は投入されているが、湯口での温度は同じだった。

 

 

40.8度なので、貯湯で少し下がっているのか。加水は無し。

 

 

モール泉らしいしっかりとしたツルスベ感があった。

 

 

炭酸水素塩泉らしいクリーム系にモール泉の茶色が重なった沈着が見受けられる。

 

 

両浴槽とも泡付きは見られなかった。

 

露天風呂へ。

 

 

使用源泉は同じであるが、この時の露天風呂は循環仕様だった。

湯口はあり、奥に源泉は見えるが、新鮮な源泉の投入はなかった。

 

 

後に調べて知ったのだが、こちらは定期的に新鮮な源泉が爆裂投入され、ドバドバなオーバーフローが出るらしい。

ぼくがいる間にその投入はなかったのが残念。

この時の湯口は循環のヤツ。

 

 

そういうわけで露天はこの写真↓を撮ったぐらい。

 

 

ほぼ内湯で過ごす。

少なくとも一番湯の内湯はなかなかよい湯使い状態で入れた。

 

 

浴後に浴場周りを観察していると、温泉スタンドを発見。

 

 

なんと無料で使用できる。時間は限られているが。

もちろん源泉を出させていただいた。

 

 

しばらくは冷えた状態の源泉が出るが、その状況で浴場で感じられなかったアブラ風味のニュアンスがあった。

 

次は久しぶりに再訪した施設で入浴&食事。

 

 

 

南部市民センター

 

山梨県甲府市下今井町15
055-241-0083

入浴料 430円

10:00~16:30

月曜定休


<源泉名:南部市民センター温泉>

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

47.2度
pH8.3
成分総計 1.246g/kg

掘削自噴

淡褐色透明

モール臭あり

モール泉らしい甘味、微塩味あり

ツルスベ感あり

循環併用かけ流し(内湯はほぼかけ流し状況)


2022年1月入湯
※数値はH31の分析書より