2020年の北陸の話やその他いろんな温泉話を差し置いて、新しい温泉施設の話を先に。
新規施設は通常飛びついていかない方なのだが、今回は話が違う。
あの、三重県は菰野にある片岡温泉のアクアイグニスが、なんと埼玉県にもできたのである![]()
2021年6月12日にオープンし、7月頭に来訪した。
埼玉県吉川市にあるのだが、吉川市といってピンとくる人はどれだけいるだろうか(^-^;
どうせ今時のオシャレな立寄り施設なんだろうと高をくくって訪れ、良い意味で見事に打ちのめされた片岡温泉のアクアイグニス。
その時のことはぜひこちらをご覧くだされ。
片岡温泉のアクアイグニスと比べてどうやら敷地の規模からして全然違うようだが、洗練されたモダンな感じは通じるものがありそうだ。
アクアイグニス吉川美南というのが施設全体の名前。
お馴染みイオングループによるイオンタウンがしっかり入っている。
まず目についたのが営業案内↓。
入浴料が650円というのもアクアイグニスらしい。
複合施設なので温泉の入口はどこなのかなと思いながら、ぼくは間違いをおかす。
この案内のすぐ左に行けばよいのに、右のエスカレーターを上ってしまった。
後程出てくるが、温泉の入口はオシャレ過ぎて気づきにくいのだ![]()
だっていかにも誘うようにあるじゃないですか、このエスカレーター。
上ってあった入口が東街区南2階…よくわからないので入ってみる。
左手にいきなりオシャレな広いパン屋さん。
温泉に入りに来たので入らずに頑張ってスルー。
右側がメインの商業エリア。
広々としたフロアはモダンな雰囲気。
お、金沢まいもん寿司がある![]()
石川県の白山店で入ってすっかり気に入ってるのだ。
これは入りたいが、ここも我慢。この日のランチはすでに別場所で企画済。
別の機会に「まいもん寿司&湯」で再訪しよう。
他にもイタリアンなど魅力的なレストランがいくつかあった。
ちょっとびっくりな日本酒が並んでいたセレクトショップみたいなのも。
調味料とかしっかり見ると超楽しそう。
ここも改めて訪れたい。
今時のワーキングスペースもあった。
コインスペースという名前なので安価で利用できるのだろう。
温泉に入りつつのリモートワークが手軽にできそうだ。
さてその温泉施設は一体どこにあるんだ。。。
はい、フロアごと間違えてました(^-^;
またエスカレーターで下に降り、先ほどの営業案内のあったところまで戻る。
営業案内の左にこんな入口があった。
大きな商業施設の中で、これは見逃す!(^-^;
でもこの目立たない感じもいいではないか。
アクアイグニス武蔵野温泉
ようやく到着半顔写真。
まあ施設の多くを何となく把握できてよかったとする。
靴箱からスタイリッシュ。
コインは不要で、この鍵を受付で渡すシステム。
先述したように入浴料は650円。
これは入浴後に他の利用と共に精算するスタイル。
ちなみに営業時間は9時~24時で、無休である。
受付の正面にある売店的なところもアクアイグニスだ。
奥にぼくが好きな京都のブランドの小物があったりして、ちょっとビックリ。
ロビースペースは片岡温泉のアクアイグニスにどことなく共通した雰囲気があった。
そしてその奥には食堂エリア。
今度は「まいもん食堂」とな。
システムはセルフサービスだが、まいもんの名を冠するだけになかなか美味しそうだ。
やはり今回は利用せず。
この食堂の手前左に浴場の入口がある。
では大きな暖簾をくぐり、男湯へ。
浴場内は脱衣所から撮影禁止であった。
まあこれは想定内。
浴場内はそれほど混んでなかったが、片付けと温度や水質チェックなどで頻繁にスタッフの出入りがあった。
以下の浴場写真はすべてオフィシャルサイトから拝借したものである。
浴場の規模は片岡温泉のアクアイグニスに比べて相当に小さい。
内湯エリアに加温かけ流しの源泉浴槽*1、加温循環かけ流し併用浴槽*1、真湯の浴槽*1。
露天エリアに加温循環ろ過の源泉浴槽*1、加温循環ろ過の寝湯*1。
サウナや水風呂、人工炭酸泉などは無し。
サウナ系を希望する人は別場所にルフロというミネラルミスト浴があり、そちらをどうぞ…4000円だそうだ(^-^;
まず浴室に入ると真ん前に丸いかけ湯槽がある(写真なし)のは片岡温泉と同じ。
片岡温泉では繊細な源泉の風味をそのまま最大限に生かしたすばらしいかけ湯槽だったが、こちらは真湯であった。
この写真↓は女湯の方であろうか。男湯は左右が逆。
※写真はサイトより拝借
写真↑右の一段高い小さな浴槽が加温かけ流しの浴槽。
以後、ここではこの浴槽をメイン浴槽と呼ぶことにする。
数人レベルのサイズ。
42度に設定され、基本的にここばかり入っていた。
そこからのオーバーフローはそのまま下の広い浴槽に注がれ、そこでは40.6度に設定された加温循環かけ流しとなっていた。
源泉浴槽の大きな写真はかけ流し浴槽でなく広い循環併用浴槽しかなかったので、その写真で源泉の詳細を。
※写真はサイトより拝借
メイン浴槽で黄茶色約25cmに濁った湯は、源泉名が「(仮称)イオンタウン吉川美南温泉」。
仮称なので今後変わるかも。
源泉温度44.9度、pH7.3の含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉。
成分総計は22.60g/kgの高張性のガッツリした湯。
湧出量は1500m掘削、動力揚湯で393リットル/分。
タンク貯湯のためだろう、せっかく温度はあるが、メイン浴槽でも加温してかけ流し使用している。
加水は無し。
陽イオンではナトリウムが7813mg、87.88ミリバル%。
以下、カルシウムが435.3mg、マグネシウムが260.9mg、カリウムが130.2mgと続く。
陰イオンでは塩素イオンが13520mg、99.23ミリバル%とほとんど全て。
あとは炭酸水素イオンが152.2mg、0.65ミリバル%ぐらい。
メタケイ酸は53.3mgとギリギリ規定値だが、メタホウ酸は174.7mg。
僅かに揮発性のアブラ臭、僅かにヨード臭がある。
強い塩味、強い苦味、そして淡いアブラヨード味あり。
塩化物泉らしいスベスベ感があるが、少しキシキシ感もあった。
浴後すぐはややベトつくが、その後にスベスベとなる。
窓から入る陽の光の加減のせいか、メイン浴槽の方が広い浴槽より色が濃く見えたが実際はよくわからず。
内湯エリアにもう一つある広い浴槽はクラフト温泉とか書いてある↓が、ぼくにはやや塩素が臭う単なる真湯使用の浴槽にしか思えず。
※写真はサイトより拝借
なので一瞬しか入ってない(^-^;
露天エリアへ。
写真はありがちな夜のものしかない。
※写真はサイトより拝借
こちらは源泉を使用していたが、加温循環ろ過で、色はほぼ無色透明~微黄白色透明。
源泉の特徴的な香りはもうなく、淡い塩素臭と塩素味、そしてしょっぱさがある。
入る必要のない露天風呂。
寝湯も露天風呂と同じ湯使い。
※写真はサイトより拝借
この源泉使用方法では寛ぐ気にはならなかった。
内湯エリアの小さなメイン浴槽のみ、源泉の魅力がしっかり味わえる加温かけ流し浴槽だったのは良かったが、他は片岡温泉のクオリティと比べたらやや残念。
また高張性の強塩化物泉だけに、サウナはなくても水風呂があると嬉しかった。
ただしスペース的にもう水風呂を設置するところはなさそうだ。
まあのぼせたら洗い場のシャワーで水を浴びればよいだけの話。
そうそう、洗い場のカランは源泉ではなく真湯、真水使用である。
ちょっと期待値を上げ過ぎて向かってしまったが、650円で加温とはいえかけ流しの湯にしっかり入れるのは埼玉エリアとしては素晴らしい。
商業エリアには魅力的な店も多く、全体としてやはりオススメスポットではある。
アクアイグニス武蔵野温泉
埼玉県吉川市美南3丁目25-1 アクアイグニス吉川美南内
048-973-7900
入浴料 650円
9:00~24:00
無休
<源泉名:(仮称)イオンタウン吉川美南温泉>
含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉 (高張性・中性・高温泉)
44.9度
pH7.3
成分総計 22.60g/kg
1500m掘削・動力揚湯
393リットル/分
黄茶色約25cm濁り
微揮発性アブラ臭、微ヨード臭あり
強塩味、強苦味、淡アブラヨード味あり
スベキシ感あり
加温かけ流し、加温循環併用かけ流し、加温循環ろ過塩素イン
2021年7月入湯
※数値はH29の分析書より



























