2021年6月に自宅で飲んだ日本酒から一つ。
養鶏所に卵を買いに行く際、必ず寄る酒販店で出会った1本、今回は初めて飲む「凛嘉(りんか)」という名前のもの。
加賀の井酒造の限定流通品の生酒だ。
一升瓶で税込み2750円だった。
加賀の井 凛嘉 純米 無濾過 生原酒
リリースしている加賀の井酒造、加賀というから石川県かと思うかもしれないが、新潟県糸魚川市の蔵。
創業が1650年(慶安3年)というから歴史ある蔵だ。
糸魚川は加賀藩の参勤交代の宿場であり、1652年に前田利常がこの地に本陣を敷き、その際に利常公によって「加賀の井」が命名されたとのこと。
以上、加賀の井酒造のサイトより抜粋。
ラベルの左下↑にsince 1650とあるのがお分かりいただけよう。
そしてまだ記憶に新しい2016年の糸魚川大火災で、なんとこの蔵は焼失してしまう
2018年春より元の場所で製造を再開したとのこと。
俄然応援したくなる
五百万石を100%使用。
精米歩合は65%。
アルコール度数は17度の原酒。
日本酒度+3、酸度1.9は好みのバランス。
アミノ酸度1.1、完全無濾過となっている。
なお酵母は協会701号を使用しているらしい。
無色透明。
生酒らしいフレッシュな瓜系というか、まさにメロン系の香り。
味わいもまさにメロン果汁
メロンを飲んでるのか!
後はバナナ、白桃などのニュアンス。
なかなか艶やかな口当たりがあり、ごく僅かに発泡が感じられた。
甘味がしっかり広がるが、辛味もなかなか。
その辛味でのキレもまずは良い方だと思う。
無濾過の生酒の魅力をしっかり味わえる1本であった。
2021年6月 飲
さて、今回のアテもスイマセン、またまた角上魚類。
少しは捻れよ展開しろよという声も聞こえそうだが、だってそれだけ気にいっているのだから仕方ない
今回はまずこんなバリエーション。
左は長崎産のイサキ。
一匹300円(税込、以下同様)で、捌いてもらった。
これだけの量があり、さらにアラも持ち帰った。
モチっとした歯ごたえがあり、美味しい
イサキの隣がやはり長崎産のアジ。
一匹150円で、その値段で捌いてもらってやはりアラも持ち帰る。
値段を考えるとびっくりな美味しさ。
今回マグロはちょっと贅沢をし、宮城産の本まぐろの大トロ。
これで750円だったが、見事にとろけましたよ、ハイ
長崎産のサバをバッテラにして、ハーフサイズで。
4切れで270円。
角上のサバ寿司は何度も登場しているので詳細は略。
福島のメヒカリが唐揚げであった
メヒカリ、大好きなんですわ
女川のメヒカリとか、もう最高。
昔通った天ぷら屋でメヒカリが出ると万歳したものだ。
この量で380円。
相方がレンジやらフライパンやら屈指して、ほぼ完ぺきな状態で温めなおしてくれた。
皮はパリっと、身はホクホク状態。
この身の独特な旨味がメヒカリ。
もちろん骨も頭もそのまま食べられて、実に美味しかった
持ち帰ったイサキとアジのアラであら汁を。
味噌は少なめで全然OK。
アラにまだ身がいっぱいあったので、なかなか贅沢なあら汁となった。
これまた美味しかった~
宅飲みでの日本酒+角上ネタ、たぶん今後もまだ続くのでお付き合いくださいまし!