指宿温泉 弥次ヶ湯温泉 <大黒湯編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2019年10月の一人で鹿児島ぐるぐる湯旅の2日目。

指宿温泉の公衆浴場シリーズがまだ続く。

 

2日目の朝、東郷温泉村之湯温泉と巡り、弥次ヶ湯温泉へ。

2つある浴場の内、前回は「弥次ヶ湯」だった。

続きとしてもう一つの「大黒湯」へ。

 

 

弥次ヶ湯大黒湯、外から見ると入口は分かれている。

 

 

弥次ヶ湯温泉 <大黒湯編>

 

 

 

実際は大黒湯へ行くのに一度外に出たりはしてない。

これはあくまでブログ用(^^ゞ

 

大黒湯がある方が母屋になる。

 

 

2Fに休憩座敷があったのだが、訪れた際は知らなかったので行かなかった。

いずれにせよ、時代を感じるステキな佇まい。

 

さて、弥次ヶ湯の方の浴場でしっかりこちら↓の源泉を堪能。

 

 

前にも記したが、男湯は弥次ヶ湯から大黒湯へ、裸のまま移動できるのだニコニコ

女湯は残念ながらそうもいかない(^-^;

 

 

弥次ヶ湯の脱衣所にあるドアを開けると、そのまま大黒湯エリアへ行ける。

 

 

何倍も広い脱衣所。

最初に行ったときは先客が居たが、弥次ヶ湯の後に向かったら独り占めができたニコニコ

 

 

脱衣所と浴場が段差だけで境の無いタイプ。

実に風格のある浴場だニコニコ

 

 

大黒湯の脱衣棚は使用せず、衣類は弥次ヶ湯の脱衣棚に置いたまま。

 

 

浴槽のサイズは弥次ヶ湯と同じぐらいと思われるが、脱衣所がより開放的なのと浴槽が真ん中にある分、雰囲気は違う感じ。

 

 

壁部分の意匠は竹材なので同じ。

同じく一輪挿しもあるブーケ2

洗い場の簡素な感じはほぼ同じである。

壁から生えてる?カラン的なものはスイマセン、未確認。

 

 

こちらも床の放射状に展開される赤茶色の沈着が美しい。

分かりにくいが、浴槽の底はやはり板材。

同じく床下からの投入ではない。

 

 

湯の見た目の印象は弥次ヶ湯とほぼ同じ。

微黄白色透明〜貝汁系にささ濁りの湯は、源泉名「弥次ヶ湯 13号」。

源泉温度46.6度pH6.7ナトリウム-塩化物温泉

成分総計2.956/g/kg

弥次ヶ湯よりやや温度が低く総計も少ないが、大きな違いはない。

ナトリウムや塩化物イオンの他に風味に影響しそうな数値は、カリウムの175.4mg、カルシウムの115mgあたり。

メタケイ酸の183.7mgはやはり多めであり、また硫酸イオン112.5mg、炭酸水素イオン73.2mgの低め安定バランスもよく似ている。

基本的にはこの湯を完全かけ流しにて使用している。

 

 

浴槽での温度は41.5度と、弥次ヶ湯と比べてずいぶん入りやすい温度になっている。

 

 

同じような源泉と水を溜めたところが隅にあり、そこから加水されていたのかもしれない。

源泉の風味は弥次ヶ湯とほぼ同じ印象。

淡い焦げダシ臭があり、淡い塩味とダシ味、僅かな鉄味がある。

いくぶん薄めな風味だったかもしれないが、さほど差はなかったかも。

 

 

まずは湯溜めの浴槽内投入湯口エリアで入浴写真を↑。

やはりオレンジ色や黒色などの細かな湯の花あり。

 

 

もう一枚、反対側で入浴写真を撮っていた。

 

 

奥側に浴槽内湯口がもう一つあったのだろうか。

スミマセン、メモは無し。

 

 

浴場の雰囲気は弥次ヶ湯大黒湯も甲乙つけがたい素晴らしさにひひ

自家源泉が2つ味わえる贅沢さもたまらないニコニコ

指宿を訪れた際は、村之湯などと同じく外せない湯であろう。

 

 

 

弥次ヶ湯温泉

 

鹿児島県指宿市十町弥次ケ湯1068
0993-22-3030

入浴料 350円 

8:00~21:00
木曜定休

 

大黒湯】

<源泉名:弥次ヶ湯 13号>

ナトリウム-塩化物温泉 (低張性・中性・高温泉)

46.6度

pH6.7

成分総計 2.956g/kg

微黄白色透明~貝汁的ささ濁り

淡焦げダシ臭あり

淡塩味、淡ダシ味、微鉄味あり

しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流し(加水可能)

 

2019年10月入湯

※数値はH23の分析書より