【タイの会計・税務の基本】初めてでも分かるタイのビジネス環境 | 国際派会計士の圧倒的成長!!ブログ

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日本・タイ・ベトナムで会計事業を営んでいる、
公認会計士・税理士の熊谷恵佑(くまがいけいすけ)のブログ

このブログでは、会計税務編、タイ編、ベトナム編に分けて、
皆様に興味深いテーマで役立つ内容をお届けします!

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こんにちは。本日は、

タイでビジネスを考えている方必見!「タイのビジネス環境」についてお話したいと思います。

日本でビジネスをされている方にも、日本との違いを是非知っていただきたいです。

 

 

タイでビジネスを始めるには・・・ 

 

タイでビジネスを始める際にまず知っておきたいのが、「会計」と「税務」の基本です。

タイでも日本と同じく、企業は帳簿を作成し、税務申告を行う必要があります

ただし、制度や実務の運用には独特のルールがあります。

 

それでは詳しく説明させていただきます。

 

 

タイの「会計」 

 

まず、タイではすべての会社に会計帳簿の作成義務があり、決算は原則として12月末締めが一般的です。

また、年に1回、監査済み財務諸表を税務署と商務省へ提出しなければなりません。

会計基準は**タイ財務報告基準(TFRS)**に基づきますが、

中小企業向けの簡易基準(TFRS for NPAEs)も存在します。

 

 

 

タイの「税務」 

 

税務面では、法人に対して法人所得税(20%)が課され、

また毎月の源泉徴収税・VAT(付加価値税・通常7%)の申告も必要です。

特にVAT登録は、売上が年間180万バーツ(約750万円)を超える場合に義務化されます。

 

 

 

タイでは、税務調査や罰則も厳格に運用されるため、

日系企業にとってもローカル実務に通じた会計税務対応が非常に重要です。

 

今後は、それぞれの項目を詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。