こんにちは!

 

 

当ブログをご覧いただきまして

誠にありがとうざいますニコニコ

 

 

スウェーデンハウスでの家づくりを通して

勉強したこと・知ったことを記事にしています。

 

 

 

過去も何度か

大手ハウスメーカーやら

工務店やらがどうの、

という記事は書いてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大手ハウスメーカー

あるいは工務店にかかわらず

建築請負契約を締結した会社さんによって

家づくりの成否が決まると言っても過言ではない、

というような内容の記事も書かせていただきました。

 

 

 

また、

ハウスメーカーや工務店と

良好な関係を築きつつ、

円滑に建築を進めていくためには

施主としてこんな方法があるよ

みたいな意見も書かせていただいてきました。

 

 

 

ところがです驚き

 

 

 

今回SNSにて

 

業界最大手と名高い積水ハウスさんが

かなり重大な施工ミス

施工遅延をしている

 

という情報を見聞きしました。

 

 

気さくで飾らない質の施主さんのようで

ご自宅の工事進捗状況や

積水○ハウスが行った対応を

写真付きで細かく投稿してくださっています。

 

 

 

 

特段積水ハ○ウスということも

伏せておられない様子なので、

私もこの記事ではハウスメーカー名を

書いてしまっています。

 

 

(投稿上では積水○ハウスなどと表記して

ハウスメーカー側からのエゴサ回避を

意識しておられる様子ではありました。)

 

 

 

 

 

そのお施主さん

ぐうたらだったり

わがままだったりなのかといわれたら

おそらくそんなことはなさそうです。

 

 

 

資金計画をきちんとたて

打ち合わせも真面目に向き合い、

工事現場の方々への気配り目配りを忘れず

 

時には相手を詰めることがあっても、

冷静に論理だてて戦略を練って

動かれていた印象を受けました。

 

 

 

ハウスメーカー側からして

このお施主さんで大変な面があったとしたら、

ご自宅の外観と設備

内装に関してとてもこだわっておられる

(施工の難易度が上がっている)、

ということくらいです。

 

 

少なくともお施主さんの側に非があるようには

私からはあまり感じられませんでした。

 

 

 

 

施工に携わった業者さん全てが

よくないわけでは当然なく、

 

お施主さん自身も

一番の原因は電気工事の人である

という風に仰っていました。

 

 

それ以外の

積水ハウスの関係者さんだったり

職人さんだったりは

良くしてくれているとも書かれています。

 

 

結局その方のお宅は

未完成で使用できない設備がある

という状態でのお引渡しとなったそうです。

 

 

 

 

だいたいのハウスメーカーでは

 

 

基礎工事

建て方工事

外壁関連工事

内装工事

電気工事

水道工事

 

 

それぞれの段階で、

それぞれ異なる業者さんに依頼し

依頼された先の職人さんが施工をしてくださいます。

 

 

それらの職人さんたちの工事を監督し、

最終図面との差異がないかや

何か施工上のトラブルがないか、

トラブルが起きた場合にどう対処するか

を指示する役目を担うのが

現場監督さんです。

 

 

今回の積水○ハウスの事情を読むに

 

基礎~建て方までは

まずまず普通に進んでいたが、

電気工事など内装関連工事の段階で

徐々に遅延が生じ、かつ

担当の電気工事士があまりにも杜撰な施工をしたため

そのリカバリーに膨大な時間がかかってしまった。

 

現場監督が

現場に来ている回数も少なく、

監督自身も知識がないため

是正する指示を出すこともできなかった。

 

 

それにより使用できない設備がある状態での

引き渡しを余儀なくされた。

 

というのがおおまかな流れだったと記憶しています。

 

 

 

 

 

 

つまり

施主さんに非はない上に

事前に防ごうにも

手の打ちようがなかった

ということなのです。

 

 

 

 

 

それでもこのお施主さんは

気丈に過ごしておられて

凄い方だなあと感嘆しております。

 

 

 

この件を通して強く感じたのは、

 

積水○ハウスほどの

大手ハウスメーカーとなると、

現場監督が一度に担当する現場が

10棟以上にあることもあるため

手が回らない・目が行き届かない

 

という事情が生じてしまうのだろう

ということです。

 

 

また、おそらくになりますが

この件でお施主さんは

大変こだわった内装・建材を使用しており、

どれくらいの割合かは不明ですが

一部についてはこのお施主さんのために

発注して仕入れられたものがあったのかと思います。

 

 

ただ、そのほかの同じグレードの

積水○ハウスで使用されている建材や

内装関係の設備に関しては

「ここの○○が足りないから

ちょっとこっちよりも工程が遅れてる

○○邸から前借りして使おう」

みたいなことが行われているのではないかと感じました。

 

 

※ここからの話については

お施主さんは一切言及しておられませんでしたし、

私と同じ感想は覚えておられない様子でしたので

勝手な勘繰りと思ってお読みいただけると幸いです※

 

 

 

 

なぜかと言えば

そもそも引き渡しよりずっと前に

現場に搬入されているはずの

設備や建材が搬入されていない、

ということがあった様子だからです。

 

 

 

我が家の場合ですと

パネルが組みあがった後に、

職人さんの手で入れこむための断熱材が

室内に所狭しと置かれていました。

 

 

そして

断熱材を詰める工程が終わったら

内装に使用する木材や塗装剤が運び込まれ

徐々にそれらも減っていき、

今度は壁紙一式が搬入されている……

 

というように

工程に合わせてあらかじめ

材料が搬入されているのが

ルーティンというか流れのようでした。

 

 

これについては

SWHと積水○ハウスでは

建てている棟数が段違いなので、

比べるのもフェアでないと感じますがあせる

 

いずれにせよ

かなりの棟数を建てているが故の

ひずみが何か所かに生じていて

それによって引き起こされた問題

といえるのかもしれないと思いました。

 

 

 

 

施主の出来る対応は

何かないのだろうか。

 

この記事を書くにあたって

施主目線でも

ハウスメーカー目線でも

いろいろ考えてみました。

 

 

 

積水ハ○ウスほどの

大手ハウスメーカーを選んで

金銭を支払ったにもかかわらず、

職人さん・現場監督さんの当たりはずれで

建物の仕上がりも変化してしまうなんて、

施主にはどうしようもできないことです。

 

 

 

 

 

思いついたのはひとつだけで、

 

 

建築物の状態に満足していないならば

決して引き渡しを受けてはならない

 

 

ということです。

 

 

 

なぜやすやすと引き渡しを受けてはならないのか。

 

既にして長くなってしまったので、

続きは次回に書かせていただこうと思います。