こんにちはニコニコ



当ブログをご覧いただきまして

ありがとうございます✨



わたくし、

年下旦那セブンこと

さくらと申します。



7歳年下の夫と

スウェーデンハウスさんで

家づくりをしています😊




家づくりのときに

勉強したこと・知ったことを

ブログに書くことで

みなさんにお役に立てたらなあ…と

記事を投稿しています🥳




大手ハウスメーカーとして名高い
積水ハウスさんの
施工不良について記事にしました。



今回はその続き、

ハウスメーカー
工務店から
建物の引き渡しを
安易に受けてはいけない

と書いたことについて
説明させていただきたいと思います。





ハウスメーカー
あるいは工務店さんと
施主さんたちが結ぶ契約は
建築請負契約といって、
まだ存在していないものを
建ててもらう約束をして
お金を払う(or ローンを組む)という、
契約の中ではかなり特殊なものです。


多くの方は

土地売買契約締結
(土地に対する手付金支払い)
HM,工務店と請負契約締結
(契約金支払い)
打ち合わせ開始
売買契約時の条件に基づき
土地に対するローン開始
(つなぎ融資等を使用する方も多い)
着工
(着工金を支払う)
上棟
(建築費用の1/2〜1/3支払い
つなぎ融資の場合は利息のみ発生)
竣工
引き渡し
(建築費用の残額支払い)
引っ越し


というのが
おおまかな流れになるかと思います。




この流れの中で、
ハウスメーカーに対して
建築に関わる費用の残額
すべてが入金されるのが
引き渡しを受けたときなのです。



ハウスメーカー側からすると
引き渡しを受けさせてしまえば、
その建物に関する自身たちの仕事は
おしまいという認識なのです。



建築が終わり
銀行等から残額の入金が済んでいるので、
施工不良を直す気もなければ
施工不良によって施主が被る
被害損害など知ったことではありません。



内容にもよりますが、
不具合があったり
補修すべき施工があったりしても
のらりくらりとかわして
施主が主張しなくなるまで待つのです。




壁紙のはがれなど軽微なもの
予め契約で補修を約束しているものを除き、
ハウスメーカー側が負担して
不具合や施工の不備を直すことは、
ほぼないと思って良いでしょう。



建物の引き渡しに応じる
ということは

私は建物の状態に
満足していますよ。
残額が支払われることに同意しますよ」

という意思表示にほかなりません。


前回お話した
積水ハウスの話でいうと、


建物の中で未完成だったり
不具合が生じたりしている状態で
引き渡しを受けるべきではなかった
ということになります。


でも
そんなこと言われたってさ💢



今の住まいから退去する日程
引越し業者さん
ライフラインの契約
購入した家具家電の配送

などなど


引き渡し日が遅延したら
金銭・時間的損失が
大きいという方も
たくさんおられますよね。


ハウスメーカー側の責任で
引き渡しが遅れたとしても、
仮住まいのための費用などは
支払ってもらえないことが多いようです。


結局のところ
多くの施主さんは
ハウスメーカーが提示した
日程どおりに引き渡しを受けて、
引っ越しをしないといけない
という状況に置かれてしまうと思います。


それでは尚更
どうしたらよいのか。



大原則として
引き渡しは建物の状態が
満足できるものになるまで
受けるべきではない



やむを得ず
施工不良や
修正箇所のある状態で
引き渡しを受ける場合は、


「◯◯については
ハウスメーカー側が手配して補修する。
補修工事は◯◯日までに終了とする」



というふうに

どの部分を
誰が(主にはハウスメーカー)
どうやって
いつまでに

修正・補修してくれるのかを
明記した文章を作成してもらい、
そちらにお互いに判を押した上で
引き渡しを受ける   



ということが
施主にできる最大限のことだと思います。


こういった慣習は
本来ならば望ましくないですよね…。



現在の日本では
住宅関連について
様々な問題が累積していて、
施主自身が学び考え
対策を講じる必要があります。


対策を講じても限界がある、
というのも恐ろしいところです
(書いていて怖くなってきちゃったよネガティブ)。



マンション戸建て関わらず
人の暮らす場所には
いろいろな形の夢があると思います。



家族との生活を豊かにするために
より良いものにするために
戸建てを持とうと決意した方たちが、
つらい思いをすることがありませんように愛
という気持ちから記事を書かせていただきました。



新年早々暗い内容でしたが🥲💦
最後までお読みくださって
ありがとうございました🙇🏻‍♀️