おはようございます!
明石の親・子の片づけマスターインストラクター
&
整理収納アドバイザー 加藤 真由美です。
ここ最近、子ども向けのお片づけの絵本をご紹介しています。
幼児向けその1
その2
小学生向けその1
その2
今日は、私が小学校5年生の片づけの授業で児童に読み聞かせている絵本をご紹介します。
「いのちのおはなし」
作:日野原重明 出版社:講談社
著者は、今年の7月に105歳でお亡くなりになられた
医師の日野原重明先生です。
この本は、日野原先生が95歳の時に作られました。
今から30年前に母校の神戸市の小学校で、
最初の「いのち」についての授業を行われ、
それ以降、授業の依頼が加速度的に増えてきたため、
この絵本を作られたという経緯があるそうです。
*
私は、片づけの授業を小学5年生に2時間実施しています。
この絵本は、授業の最後に読み聞かせています。
本の内容は、いのちについて。
医師である日野原先生は、
「いのちは時間。
時間を使うということは、いのちを使うことです。」
と表現されています。
片づけに関する内容は一切出てきません。
なぜ私が、この絵本を片づけの授業で読んでいるかというと、
●片づけができると、時間を有効に使える効果があるから
●5年生は、理科で「ヒトのたんじょう」を学習して、いのちについて関連づけて考えられるから
●生涯現役だった日野原先生のお言葉だから児童に説得力を持って伝わると思ったから
などの理由です。
片づけの授業だからといって、ただ、片づけの方法を学習するだけで終わらせたくなかったのです。
きっと、高学年の児童ならもっと大きな意味でとらえてくれるだろう、いや、とらえてほしい、という願いも込めています。
実際に、読み聞かせをしてみると児童はじっと聴いてくれています。
そして、私はいつも『あとがき』を読んで日野原先生からのメッセージを伝えます。
一部ご紹介します。
100歳を超えてもなお現役の医師であった日野原先生の力強いメッセージを聞いた
児童の感想の一部をご紹介します。
子どもたちにもしっかりと日野原先生のメッセージが伝わっていたようで、私も嬉しくなりました
今回の片づけの学習を通して、自分の時間の使い方を考えながら人生を歩んでいってほしいと思います^^
明石の親・子の片づけマスターインストラクター
&
整理収納アドバイザー 加藤 真由美です。
ここ最近、子ども向けのお片づけの絵本をご紹介しています。
幼児向けその1
その2
小学生向けその1
その2
今日は、私が小学校5年生の片づけの授業で児童に読み聞かせている絵本をご紹介します。
「いのちのおはなし」
作:日野原重明 出版社:講談社
著者は、今年の7月に105歳でお亡くなりになられた
医師の日野原重明先生です。
この本は、日野原先生が95歳の時に作られました。
今から30年前に母校の神戸市の小学校で、
最初の「いのち」についての授業を行われ、
それ以降、授業の依頼が加速度的に増えてきたため、
この絵本を作られたという経緯があるそうです。
*
私は、片づけの授業を小学5年生に2時間実施しています。
この絵本は、授業の最後に読み聞かせています。
本の内容は、いのちについて。
医師である日野原先生は、
「いのちは時間。
時間を使うということは、いのちを使うことです。」
と表現されています。
片づけに関する内容は一切出てきません。
なぜ私が、この絵本を片づけの授業で読んでいるかというと、
●片づけができると、時間を有効に使える効果があるから
●5年生は、理科で「ヒトのたんじょう」を学習して、いのちについて関連づけて考えられるから
●生涯現役だった日野原先生のお言葉だから児童に説得力を持って伝わると思ったから
などの理由です。
片づけの授業だからといって、ただ、片づけの方法を学習するだけで終わらせたくなかったのです。
きっと、高学年の児童ならもっと大きな意味でとらえてくれるだろう、いや、とらえてほしい、という願いも込めています。
実際に、読み聞かせをしてみると児童はじっと聴いてくれています。
そして、私はいつも『あとがき』を読んで日野原先生からのメッセージを伝えます。
一部ご紹介します。
『あとがき』より抜粋
「いのち」は、だれにも平等にあります。
1日1日の時間のなかに、いのちがあるのです。
その時間をみんなのいのちとして、大切にしてほしいのです。
いのちを無駄にしないということは、時間をムダにしないことになります。
人が生きていくうえで、もうひとつ大事なことがあります。
それは「こころ」です。おたがいに手をさしのべあって、いっしょに生きていくこと。
こころを育てるとは、そういうことです。
自分以外のことのために、じぶんの時間をつかおうとすることです。
〜中略〜
「いのち」や、「いのちをどうつかおうかと決めるこころ」は見えませんが、見えないものこそ大切にすべきです。
空気は見えませんが、人が生きるのに大切だということに似ています。
わたしの時間は残り少なくなってきましたが、自分の時間をほかの人のためにつかって、せいいっぱい生きたいと思います。
言葉でいうのはかんたんですが、じつはむずかしいことです。
でも、意識して、努力したいと思います。
自分の持っている自分の時間。それが自分のいのち。
きみたちはこれから、そのことをよく考えて、生きていってほしいと思います。
日野原重明
「いのち」は、だれにも平等にあります。
1日1日の時間のなかに、いのちがあるのです。
その時間をみんなのいのちとして、大切にしてほしいのです。
いのちを無駄にしないということは、時間をムダにしないことになります。
人が生きていくうえで、もうひとつ大事なことがあります。
それは「こころ」です。おたがいに手をさしのべあって、いっしょに生きていくこと。
こころを育てるとは、そういうことです。
自分以外のことのために、じぶんの時間をつかおうとすることです。
〜中略〜
「いのち」や、「いのちをどうつかおうかと決めるこころ」は見えませんが、見えないものこそ大切にすべきです。
空気は見えませんが、人が生きるのに大切だということに似ています。
わたしの時間は残り少なくなってきましたが、自分の時間をほかの人のためにつかって、せいいっぱい生きたいと思います。
言葉でいうのはかんたんですが、じつはむずかしいことです。
でも、意識して、努力したいと思います。
自分の持っている自分の時間。それが自分のいのち。
きみたちはこれから、そのことをよく考えて、生きていってほしいと思います。
日野原重明
100歳を超えてもなお現役の医師であった日野原先生の力強いメッセージを聞いた
児童の感想の一部をご紹介します。
●私はいつも祖母に「時間を考えてつかいなさい!」と言われます。言われている時は、よくわからなかったけど、今日話を聞いてみて、祖母の言っていることは『いのちを大切につかいなさい』ということなんだなと思いました。日野原さんの言っていることと同じだったから、これからは、命を大切につかいたいと思いました。
●ぼくは、今まで「時間」という大切なことを忘れていました。だけど、本から人のために命=時間を使うということを教えてもらいました。なので、人のために時間を使うことをしていきたいです。
●日野原先生の言っていることは、そのとおりだと思いました。死んでしまっては、やりたいことができないから、今を生きる自分を大切にしようと改めて思いました。
私は、こうかいを何回もしてきました。ああしたらよかった、など後で悔やんでしまいます。たまに、あの時間はむだだったのかなとなやんでしまうこともありました。
でも、「いのちのおはなし」をきいて私は思いました。こうかいしたことを、次同じことがまたあった時にいかせばいいんだ!と。いのちも時間も大切にしようと思いました。
●ぼくは、授業で話をきいて、かたづけて、時間をむだにしないということはなんでだろう?と思っていたけど、日野原先生の話を聞いて、やっと理解ができました。
これから、自分への時間はいつでも使えるから、人に使う時間を増やしていきたいです。
●いのちは大切であるということは自分でもよくわかっていましたし、大切にしようと思っていました。
でも、どういのちを大切にするのかは考えたこともありませんでした。命=時間。時間を有効につかうことが、今私たちができることだと感じました。
●ぼくは、今まで「時間」という大切なことを忘れていました。だけど、本から人のために命=時間を使うということを教えてもらいました。なので、人のために時間を使うことをしていきたいです。
●日野原先生の言っていることは、そのとおりだと思いました。死んでしまっては、やりたいことができないから、今を生きる自分を大切にしようと改めて思いました。
私は、こうかいを何回もしてきました。ああしたらよかった、など後で悔やんでしまいます。たまに、あの時間はむだだったのかなとなやんでしまうこともありました。
でも、「いのちのおはなし」をきいて私は思いました。こうかいしたことを、次同じことがまたあった時にいかせばいいんだ!と。いのちも時間も大切にしようと思いました。
●ぼくは、授業で話をきいて、かたづけて、時間をむだにしないということはなんでだろう?と思っていたけど、日野原先生の話を聞いて、やっと理解ができました。
これから、自分への時間はいつでも使えるから、人に使う時間を増やしていきたいです。
●いのちは大切であるということは自分でもよくわかっていましたし、大切にしようと思っていました。
でも、どういのちを大切にするのかは考えたこともありませんでした。命=時間。時間を有効につかうことが、今私たちができることだと感じました。
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最後までお読みいただき、どうもありがとうございました
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