福井県側から夜叉が池登山   令和3年7月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

先に南越前町のハス公園を訪れた際、国道沿いに「夜叉が池登山道」の看板を見ましたので
梅雨明けの上天気、今回初めて福井県側からの登山を楽しみました。

北陸道今庄インターから30分程、岐阜県側よりは道が整備されています。
駐車場の大カツラの木。樹齢400年、樹高32m、根回り14mの記載あり。



登山道入り口の幽幻伝説 夜叉が池碑。

銘板は泉鏡花「夜叉が池」より、「花は 人の目を誘ふ 水は 人の心を引く 君も夜叉ケ池を
見に来たと云ふ」 の記載あり。








川のせせらぎを聞きながら、新緑に包まれ、登山道沿いに見られる花々を楽しみながら進みました。






ヤマブキショウマ




シモツケソウ




夜叉滝







キツリフネ













登山道沿いの山アジサイの群生。




木製階段も整備されていますが、ブナの根階段もかなり続きます。



ウグイスの鳴き声がずっと響き渡っていましたが、姿を見ることは難しく、やっと見つけたものの、
カメラの調整をしているうちに逃げられてしまいました。




夜叉姫伝説など多くの伝承の舞台としても知られています。以前は夜叉姫を祀る祠がありましたが
多雪地で雪により押しつぶされたか、石碑に変わっています。



夜叉ヶ池は福井県と岐阜県の県境付近、標高1,099mに位置する小さな池(面積0.36ha、
最大水深7.7m)で、流入する河川はなく、直接池に降り注ぐ雨や雪と周囲のブナ林の土壌
からの地下水で維持されていると考えられています。







休憩しながらヤシャゲンゴロウを探しましましたが見つからず、下の写真は数年前のもの。
夜叉ヶ池のみに生息する日本固有種であるため、環境省により国内希少野生動植物種に
指定されています。



池の端の木にはモリアオガエルの卵塊が点々と見られます。







池の上の尾根が県境で地理的には夜叉が池は福井県側ですが、夜叉が池伝説は
岐阜県神戸町に伝わる話ですので、古くから池が岐阜県側か福井県側かで所有を
めぐり争いがあったそうです。

尾根からいつも訪れる岐阜県側、夜叉壁。
 

 



例年7月20日ごろに訪れた際、尾根は多数のお花畑でしたが今回は山アザミとノリウツギくらいしか
見ることができませんでした。
毎年7月末夜叉が池マラニックが開催され、岐阜県側、車道、登山道は整備されますので
この時期に登らせて頂いてきました。私が普通に登るのに精一杯ですのに時間を争って走って
登るのですから超人的な行事です。



ノリウツギ








福井県側からは岐阜県からに比し距離が長く、階段続きで 梅雨明けの高温もあり
少々厳しい登山になりました。

2014年の夜叉が池



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