新緑を楽しみに岐阜、福井県境の温見(ぬくみ)峠へ   令和3年5月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

淡墨桜、古くからの能郷として名高い根尾から福井へ通ずる国道157号が冬季閉鎖が解除された
5月10日、早速新緑を楽しみに出かけました。

新緑の淡墨桜。他に訪れる人はありませんでした。



昨年の淡墨桜



車がすり違えない、ガードレールもない狭い山道、国道157号、酷道157号とも。
進むほど谷が深くなります。







岐阜に住んで山道を走り回っている身にとっては酷道と言うほどでもありません。


奥へ進むと廃屋の続く集落。黒津、越波、大河原などの林業、養蚕、炭焼きなどの集落が
ありましたが、昭和46年頃から廃村になったようです。









新緑に包まれた山、手前はヤマフジ。





ウツギ。「卯の花の匂う垣根」と歌われる卯の花と同じ。 茎が中空であることから名づけられた。




これでも国道。新緑に包まれています。



ブナ林。



道を横切った可愛い子ザル。




標高1617m、能郷白山、わずかに残雪あり。




温見峠。 標高1020m、岐阜県と福井県境、根尾西川と九頭竜川支流、温見川の分水嶺でもあり。

能郷白山の登山道入り口でもありました。登山者の車は2台のみ。




イタドリ。子供の頃皮を剝いて塩を振りかけて食べたものです。


岐阜県側では見れなかったのですが、ネコノメソウや一人静が道沿いに多数見られました。









スミレ






力強い芽吹き。












キケマン。







福井側道筋に延々とニリンソウの群生が続いていました。








福井側の方が谷が浅く、道が広く、整備されています。


下って摩那湖畔の摩那姫像。

当地の夜叉が池伝説、夜叉姫と同じようなストーリーで、今から千二百年ほど前、干ばつが続き、
長者の枕元に女神が現れ、「この干ばつは竜神の怒りであり、娘の摩那姫を竜神に捧げれば、
雨が降るであろう」とお告げをしたため、一人娘で悩みぬいていたところ摩那姫が「人々の苦しみを
救えるならば喜んで竜神のもとへいきます」と竜神の住む川へ身を沈めたと伝わっています。




川をせき止めて摩那湖を作る真名川ダム。


雲海に浮かぶ天空の城として知られるようになった越前大野城
 



平成29年 越前大野城


越美北線終着、九頭竜駅。 福井と岐阜を繋ぐ国鉄越美線が造られる予定でしたが、岐阜側の
越美南線が民営化したため計画は挫折しました。
大変な難工事ですし、旅客量からしても難しかったと思われます。






九頭竜では多数の恐竜の化石が発見され、恐竜街道と呼ばれています。




九頭竜ダム(電源開発)。






北陸自動車道の白鳥インターへ向かいましたが、中部縦貫自動車道、油坂トンネルを造成、土砂を
はこぶ数十台ものダンプカーに出会いました。


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