安土城跡     令和3年2月 | Chajinの 徒然フォトブログ

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「何でも見てやろう」を基本に、健康維持のウォーキングを兼ねて写真を楽しんでいます。 ..............................................   一期一会

         

いよいよ2月7日が「麒麟がくる」の最終放映日になります。

私は美濃、特に土岐頼芸の大桑城下で生まれ、祖父達から数百年も経った後も土岐の殿様と
崇める話を聞いて育ち、道三、信長の歴史も学んできて、生活に余裕が出来た10数年前から
近隣の城跡などを訪れてきました。

岐阜市で言えば道三が稲葉山に城を築き、稲葉神社を今の地に再建し信長の楽市楽座ほど
ではないにろ商業を発展させるなどの偉大な人物で、岐阜市の市章はその頃の地名「井の口」
の「井」のデザインになっています。
2017年には信長岐阜入城、岐阜命名450年記念行事が盛大に繰り広げられたところです。

連続ドラマというものを見たことがなく、ほとんどBSTVしか見ないという変人で、昔、民放に
勤めていたこともあり地上波のNHKは殆どニュースと紀行しか見ませんでした。
世離れしすぎと家人からも笑われます。
しかし今回は頼芸、道三、信長、光秀と地元に関わる武将総出演ということで見ない訳には
いかず、毎回ビデオにもとりながら楽しんできました。

最終回本能寺の戦いを迎え、このところは光秀の苦悩、本能寺やむなしというような
ストーリーが進んできました。

光秀に関する城跡などを訪れてきましたが、亀岡城址は訪れておらず、今回は是非と
思いましたが、宗教法人の管理下にあって、コロナ禍のため閉鎖されており実現できず、
二度目になりますが安土城を訪れました。

織田信長公が天下統一を目標に、天正4年(1576)、重臣である丹羽長秀を総普請奉行に
標高199mの安土山に築城させた平山城。
岐阜城よりも京に近い利便性があり、北陸・東海の要所であった。





離れた場所から見ても中央に石段が望めます。




本丸、天守に至る長い石段の両脇に名将の屋敷跡が並んでいます。



一番下には二段に渡る広い敷地に羽柴秀吉邸跡。一番広い敷地で信長の重用ぶりが伺えます。

光秀は坂本城から船で参内しており邸宅はなかったようです。



秀吉邸から石段を隔てた反対側は伝前田利家邸跡。










徳川家康邸跡。今は摠見寺本堂。

信長が他所より移築し自らの菩提寺とした。信長の死後、安政元年、火災により本堂などを焼失。
昭和七年、仮本堂が伝徳川家康邸跡に建てられ、現在に到っている。







石段には各地から集められた石仏まで利用しています。




織田信忠邸跡。




森蘭丸邸跡。




黒金門。






黒金門を直角に曲がると二の丸石垣



お釈迦様の足跡、仏跡まで崩れた石垣から発見されました。



石段の左が二の丸跡、右へ進むと本丸へ通じる。



本丸跡へ通じる石垣。




本丸の左手が天守へ登る石段。







天守跡。地下1階地上6階建てで、天主の高さが約32メートル。それまでの城にはない独創的な意匠で
絢爛豪華な城であったと推測されている。

山頂の天主に信長が起居、その家族も本丸付近で生活し、家臣は山腹あるいは城下の屋敷に居住して
いたとされる。




天守を囲む石垣の上から天守跡。



天守跡からは目の前に琵琶湖。安土山のすぐ下まで琵琶湖が続いていたと伝わる。




遠くに霞んだ伊吹山。



二の丸跡。



二の丸跡の信長廟。




羽柴秀吉は天正11年(1583年)1月、織田信忠の嫡男(織田信長の孫)・三法師(織田秀信)に年賀を表すくべく安土城に登城し、翌2月、二の丸に太刀、烏帽子、直垂などの遺品を埋葬して織田信長の本廟を築いています。

天正10年6月27日(1582年7月16日)、清洲城で開かれた清洲会議で信長の二男・織田信雄と信長の三男・織田信孝が対立したため、羽柴秀吉は、信長の後継にわずか3歳という三法師(織田秀信)を推薦し、
柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興を説き伏せています。

秀吉は三法師(織田秀信)の後見人となり、さらには墓を築いて、自らが信長の後継者であることを世に
示したともいえます。







二の丸下、織田信雄公4代供養塔。






下って琵琶湖を望む摠見寺本堂跡。 







三重の塔は、三間三重で室町時代の享徳3年(1454)に建立され国の重要文化財。









二王門も室町時代の建立で、信長公の命で甲賀から移築され、門内に安置される金剛力士像も
国の重要文化財。










最終章、本能寺の変がどのように描かれるか楽しみたいと思います。

光秀が名君と称えられた福知山城。過去に訪れた光秀に関する地も紹介しております。




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