海外生活で必要な自己肯定感を手に入れる! | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

 
語学力×職歴でヨーロッパ就職を叶える♡

 

ドイツ会社員歴約20年

ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー

 

ブットラー惠子です。

 

 

 

フランクフルト周辺は

最高気温が30度を超える

夏らしい気温が

ようやく戻ってきました。

 

 

 

ポツダム

 

 
 
さて、週末ですが会社の話です。
ごめんなさい、笑。
 
 
 
先週末の私は、会社のお客様から
外国人差別の「攻撃」を受けて
ちょっと落ち込んでいました。
 
 
でも、仕事は待ってくれません。
 
 
月曜日には次の
課題が待っていました。
 
 
 
それはスイスの既存の
お客様からの2年ぶりの
大型注文の見積もり依頼でした。
 
 
 
「ベストの価格を見積もってほしい」
 
と言われたのですが、過去2年間
原材料費や労働コストは
大幅に値上がりしています。
 

 

なので前回よりもかなり

 

値上がりした価格で
見積書を送ったのですが、
そこから値段交渉が始まりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
電話で値段交渉をしてくる
お客様も多いけれど、
このお客様との値段交渉はメール。
 
 
 
ただ交渉はメールであろうと
電話であろうと感情的になりやすい。
 
 
 
「原材料の市場価格は
下がっているのに
なんでこんなに高いの?」
 
とか
 
「こんなに高いんだったら
他社に注文することも検討する」
 
と言われたら頭に血が上ります。
 
 
 
でも、だからこそ
感情的にならず、理論的に
そして相応しいニュアンスで
先方を説得する必要があります。
 
 
 
私は普段非ドイツ語圏の
お客様と英語でやり取りを
することが多いのですが、
今回はドイツ語。
 
 
 
英語の方が書き慣れていますが、
何語であろうと
交渉で大切なことというのは同じ。
 
 
 
なので感情に流されず理論的に
でもこちらの言い分が
伝わるようなニュアンスで
メールを書くことを心がけました。
 
 
 
 
 
 
すると嬉しかったのは
交渉のメールを読んだ上司から
 
「感情的にならずに上手く書いた」
 
と言われたんです。
 
 
 
上司は恥ずかしがり屋なのか
普段社員を直接
褒めることはせず
問題がある時だけ注意をする人
 
(一番良くない上司の典型(;'∀'))。
 
 
 
私は今の入社して5年経ちますが
この上司から面と向かって
褒められたのは多分初めてです。
 
 
 
そして、交渉の途中で
失注するかと思ったけど
昨日6万5千ユーロ
(約960万円)を見事受注。
 
 
 
交渉が上手くいったことで
また自信がつきました。
 
 
 
 

 
 
私はドイツに住んで
働いて20年近く経ちます。
 
 
 
だけどドイツ語は
ネイティブ並みとは言えないし
読み書きは英語より苦手。
 
 
 
だから数年前まで、自信を持てず
色んな人たちから度々
 
「ケイコのドイツ語は上手いよ」
 
と言われても
受け入れられませんでした。
 
 
 
でもビジネスシーンでは
自分を客観的に
捉えることは大切。
 
 
 
なので自分と周りの人の
自己評価を合わせるよう努力して、
少しずつ自信を
持てるようになりました。
 

 
だから、先週ドイツ人のお客様から
 
「この外国人は私が
言っていることを理解できない」
 
という態度を取られ時、
悔しくて腹が立ったけど
自分の語学力への自信を
失うことはありませんでした。

 

 

 

 
一人の人の(差別による)意見より
多数の人の評価の方が
正しいはずですから。
 
 
 
 
 
 
 
数年前から「自分軸」という
言葉をよく聞くようになりました。
 
 
 
だけど就職や転職活動では
客観的な視点から自分を知る
「他人軸」が欠かせません。
 
 
 
特に欧米では
文化的な背景の違いから
自己肯定感が低いというのは
理解されにくいものです。
 
 
 
だから、なお更
海外での就職や転職では
客観性や
適度の自己肯定感が大切です。
 
 
 
そのためには、他人から
 
「あなたはこれが出来てスゴイね」
 
と言われたら
 
「いえいえ」と否定しないこと。
 
 
 
もしくはその場では謙遜したり
気後れしても、
褒められた内容は記憶しておく。
 
 
そしてそれを自分への
評価として認識することが大切です。
 
 
 
 
 
 

 
「自分にはスキルや語学力ない」
 
というご相談をよく頂きますが
どのクライアント様も
必ず強みを持っています。
 
 
 
強みというのは
自分を客観的に分析することで
見極められるもの。
 
 
そして、それができると
応募した会社から面接に呼ばれたり
採用につながります。
 
 
 
実際に私は自分を客観的に分析したから、
今までの転職活動で
応募した会社からは
全て面接に呼ばれてきました。
 
 
 
だから実力以上に自信だけあるのも、
その逆も良くありません。
 
 
 
 
 
 
 
難しいけれど、人から言われた
言葉に注意して
客観的に自分を把握するよう
心がけてみましょう。
 
 
 
そうすると海外での就職、転職も
そして仕事も
スムーズにいくはずですよ。
 
 
 
 

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ブットラー惠子のプロフィール

 

2002年にドイツ語力ゼロで渡独。

 

ドイツ語の語学学校に

8か月間通った後、

インターンシップなどを経験。

 

2004年に日系企業に就職。

 

以降、日系企業3社に勤務し、

ドイツ人チームのリーダー

や人材採用、育成に関わる。

 

働きながらドイツの通信制大学で

文化心理学を本格的に学び、

心理アドバイザーとしての

修士を2016年に取得。

 

現在は、ドイツ現地企業で

英語とドイツ語で海外営業を担当。

 

GCS認定コーチ

ドイツCOP認定キャリアコーチ

 

海外で就職希望の方の

サポート実績多数。