ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
日本に一時帰国中の
ブットラー惠子です。
首都圏はお天気がイマイチですが、
私がドイツに戻る日は
快晴になるようですね(;'∀')
家族からは
雨女呼ばわりを去れていますが、
そんなことないですからね
（雨の予報でも、私が出かける時は
雨に降られないことが多いです）！
さて、この間都内で開催した
食事会には、いわゆる
「手に職がある系」の方々がいました。
そして「手に職がある」方々が
自己紹介で職業を言うと、
他の方たちが思わず
「いいなぁ～」
と声が上がりました。
「海外就職に有利なスキル」
は、ネットでよく見かける情報です。
確かに美容師さんとか
調理師、ITエンジニアは
海外の多くの先進国で
需要が多いのは間違いありません。
そういった意味では、
色んな国を視野に
海外就職を目指すことができます。
だけど逆に、
海外に行けるんだったら
美容師とか調理師として
働いてみたいですか。
こういうお仕事は
立ち仕事だったり、
仕事時間が長かったり大変ですよね。
だから、こういう仕事を
したことがない人の多くは
「いいえ」と
答えるのではないでしょうか。
たいていの人は
多少なりとも自分が選んで
今の職業や業界の仕事に
就いているはずです。
「人とコミュニケーションを
取るのが得意だから営業職」
とか、
「人の役に立ちたいから
製薬会社で働きたい」
とか、いった感じです。
だから結局は
今の仕事に似たようなことを
海外でも出来ればベストですよね
（キャリアチェンジをしたい場合は
もちろん別ですが）。
ちなみに私がドイツで初めて
就職活動をした時は
自分に合った方法が分からず
悪戦苦闘。
事務系の仕事は
無理なのでは、と思い始め
和食レストランなどで
働くことを考えたこともあります。
だけど、飲食店での
アリバイト経験はないし、
ハードな肉体労働が
自分に合っているかも分からない。
実際に応募したら
どうなっていたか分かりませんが、
自分が思い描いていた
キャリアとは異なります。
だから、いくら大好きな
ドイツに残るためとはいえ、
履歴書を送る気になりませんでした。
どうしても若ければ若いほど
海外で就職に有利な資格や
勉強を始めることを考えがちです。
だけど本当に目指したいのは、
今の仕事で出来るだけ
知識を身に付けたり
実務経験を積んだりすること。
ただ、気を付けたいのは
会社の商品知識を学んだり
社内システムなどの
スキルを磨くことももちろん大切です。
だけど、その会社でしか
通用しないものは
海外就職に活かせないかもしれません。
なので、他の会社や業界でも活かせる
汎用性の高い知識を学んだり、
実務経験を身に付けることです。
そうすれば、美容師や和食職人
でなくてもドイツでは
就職できるチャンスは高まります。
その証拠に、美容師や調理人、
ITエンジニアでなくても、
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