ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツでは月曜に、
公共サービスの労働組合による
全国規模のデモがありました。
そのおかげで、飛行機や
電車は運行中止だったそうですが、
私は幸い車で通勤なので、
影響は感じませんでした。
が、以前同様のストがあった時は、
どの信号も赤が長く、
青になるのはほんのわずか、
ということがありました。
おかげで渋滞に巻き込まれ
会社に遅れて
到着したたことがあります。
ミュンヘン空港
さて、うちの会社は製品を
製造していますが、
部品を新たに日本の会社に
上司は、日本の企業と色々と
仕様のやり取りをするのに、
英語よりは日本語が
いいと思ったようです。
私は普段購買ではありませんが、
代わりにやり取りをしました。
そのうち仕様が確定して、
見積書やその他詳細を
上司にメールで
報告することになりました。
そのために、日本語のメールを
ドイツ語に翻訳しようと思ったのですが、
最初に思ったのは、
「面倒くさっ(-_-;)」
でした。
外国語を話すのと翻訳や通訳は
別の能力です。
私がドイツや英語で
仕事をしている時に、
言われたり読んだことを
イチイチ日本語訳にはしていません。
そして答える時は、
やはり日本語で考えたことを
英語やドイツ語に
翻訳している訳ではありません。
つまり聞いた言葉をそのまま
理解して、回答している訳です。
結局私は、この日本語メールも
要点だけを翻訳しました。
そうしたら、日本語では
１０行ぐらい？あったのですが、
ドイツ語では数行で済みました(;'∀')
ではどうやったら、
いわゆる
「英語脳」や「ドイツ語脳」は
作られるのでしょうか。
あくまで個人の経験から言えば、
声に出さない独り言が役に立ちます。
つまり、普段から出来るだけ
というのも私がまだ日本で英語を
勉強していた時は、
当然英語を話す機会は
あまりありませんでした。
なので通学や通勤の時に
今日の予定とか短い文章とかを
頭の中で英語で
考える練習をしていました。
今では通勤中にも
英語やドイツ語が
自然と浮かんできます。
「自分はまだ外国語で
でも語学の勉強をしている人は、
恐らく何らかの
テキストを持っているでしょう。
だったらまずは、
日常でも使えそうな短い文章を
暗記することから始めてもOKです。
そして慣れてきたら、
文章で答えるテキストの質問には
まず回答を前に頭で考えて言ってみる。
それから答えを書き出く、
と一工夫を加えるだけでも
トレーニングになります。
ただ、ここまで読んでいただいたら
分かると思いますが、
英語脳や外国語脳を作るには、
単語力と文法が必要です。
つまり、単語力と文法は
家の骨組みと同じで、
外国語を話せたり書けるように
なるためには必要不可欠です。
でもそのためには、
英検の準１級や１級は不要だし、
私のようにTOEICが
６００点台でも十分です。
だけど新しい文法を習ったら、
それを使った文章を頭の中で
スラスラと作れるように
練習をしていくことがポイントです。
外国語を話せるようになるには、
車の運転同様、
トレーニングが必要です。
そのためにも、
頭の中で繰り返し使って、
少しずつ慣れていきましょう。
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