ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツは雨が降ったり
まだ気温も上がったり
下がったり変化が激しいので、
体調管理に気を付けたいですね。
Aschaffenburg
さて、少し前ですが夫の姪っ子と
３人で食事に行きました。
姪っ子といっても
もう２７歳のいい大人ですが、
まだまだ幼さが残っています。
漫画など日本の
ポップカルチャーが好きで、
私のことも慕ってくれています。
彼女は夫の姉のお嬢さんですが、
自分の母親よりも
叔父である私の夫と好みなどが
よく似ているから不思議です。
いずれにしても、
頻繁に連絡などをくれて
私にとっても大切な家族です。
スリーショット♡
そんな彼女が一般的な人より
遅く職業訓練を受けているのには、
理由があります。
実は１０代で初めて
会社で実務経験を積んだ時に、
ひどい上司に当たり、
鬱になってしまったんです。
上司に言われて
顧客にメールを書いたら、
それが不十分だったようで怒られた、
そんなのはきちんと
指示をしなかった上司の責任ですが、
そういう能力のない上司は
どこにでもいるものです。
なので２０代の前半は、
カウンセリングを受けたり、
メンタルのケアに
専念することになりました。
でもドイツでは、
職業訓練を受けていないと
就ける仕事が限られています。
なので、数年後に
再び働きだしたものの、
就けた仕事は
派遣でスーパーのレジ係でした。
それでもその職場で
人に恵まれたのが幸いで、
彼女は働きながら、
自分への自信も取り戻しました。
ところが、職業病ともいえる
持病を抱えることになり、
この仕事も続けられなくなりました。
そこで彼女は、改めて
職業訓練を受けることに
決めたのです。
トラウマのせいで
再び会社での実務経験を積む、
というのは彼女にとって
挑戦でもありました。
だけど他の職業訓練生より年上で、
働いた経験がある彼女は、
今の職場では引っ張りだこだとか。
まずは購買課で仕事を学び、
今度は経理課に駆り出され、
時には会社の顔として
受付けの代理もするようです。
彼女は、自分が職場で
こんなに活躍して評価されるのが
信じられないながらも、
とても嬉しい様子。
最近は会うたびに、
誇らしげに仕事ぶりについて
語ってくれます。
やっぱり人って、
自分の能力が発揮できて、
それが誰かの役に立つなら
嬉しいモノです。
人は誰でも発揮できる
能力を持っているものです。
ただ日本人だから
輝ける場所が日本、
ということはありません。
自分が輝ける場所を
見つけに行きましょう。
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あるはずですよ。
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① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
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