ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
「優しそうだった」とか
「話しやすかった」といった
嬉しいご感想を頂きます。
「海外で働いている人」
ということで、物事をハッキリ言う
厳しいようなイメージを
持っている方もいるかもしれませんね。
確かに自分の希望や都合については、
「どっちでもいい」
というようなことは言わず、
「出来ればこうしたい」
などと伝える方です。
でもそれは、
相手に失礼なことや厳しいことを
言うのとは異なります。
先日、私の勤務先に
日本の新規の会社から
問い合わせがありました。
といっても同僚にメールの
コピーを入れるので、
やりとりは全部、英語なんですけどね。
初めのお客様なので、
商品やビジネスについて
分からないことが
沢山あるのは当然です。
でも何度回答しても、
些細なことで質問が来る。
例えば送料は、
「171.10ユーロ」と見積もったところ
「171ユーロではなくて、
「171.10ユーロですか」
といった具合。
細かい質問を小出しにしてくるのは、
日本独特ですが、
時差もあるしメールで何度も
「当社の日本の代理店に、電話で
問い合わせをしていただいた方が
早いと思うのですがいかがでしょうか」
と提案したんですよね。
すると、
「対応できないのは、御社側の問題です。
急ぎなので早く回答をお願いします」
と、かなり
きつめの返信がきました(-_-;)
「うちの問題…?!」
私は少し腹が立ちましたが、
とりあええず質問に回答して、
返信のメールを送りました。
その2週間後、その方から
「〇月X日付けで退職します。
短い期間ですがお世話になりました」
とメールが来ました。
「退職前だから、
私との見積もりを早めにクリアにして
引き継ぎたかったのかな」
と担当の方が
焦っていた理由を想像しました。
でも申し訳ないけれど、
この方の後任が連絡をしてきても、
直接取引は
お断りしようと考えています。
私の会社では、
日本だけではななく世界中に
お客様がいます。
文化が違いのせいか、
「客だから偉い」
と勘違いしている方をたまに
見かけることがあります。
だけど、ヨーロッパでは
ビジネスをするなら
お互い尊重することが基本。
だから意見の食い違いや
確かに外国語だと、
不思議なことに日本語より
思っているコトを
自由に言えることがあります。
だから気持ちは分かりますが、
失礼なことは世界共通です。
ドイツ人でもたまに
ダイレクトな人はいますが、
こういう人は、
ドイツ人からしても失礼なんです(-_-;)
だから海外移住・就職を
目指す日本人の方には、
この辺を勘違いしてほしくありません。
自分のしたいことや希望は、
「どちらでもいい」
ではなく、きちんと伝える。
だけど不満や問題などは、
言いにくくとも、
相手に失礼のないように
上手く伝える工夫が必要です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220121/05/kristallzucker/46/d0/j/o0640048015064055593.jpg?caw=800)
私は同僚から
「ドイツ人よりドイツ人らしい」
と言われます
(どんなところだろ?)(;'∀')
だけど日本人の礼儀正しい部分は、
絶対に失わないでおきたいんですよね。
だって礼儀正しさは、
やっぱりヨーロッパでも
ビジネスをする上では欠かせません。
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