ヨーロッパの職場では人を尊重しながら働くのが大切 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

 
語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡

 

ドイツ在住歴約20年

海外キャリアデザイン・アドバイザー

 

ブットラー惠子です。

 

 

ケルン

 

 

私の勤務先に19歳の

アルバイトさんが入ってきました。

 

本当は新入社員の奥様(57)が

バイトで来る予定だったのですが、

ケガをされていて延期。

 

 

そのタイミングで製造部で

働いているお嬢さんが

事務のバイトの希望。

 

現在週2回働いています。

 

 

彼女にとっては事務仕事は

もちろん初めで、

右も左も分かりません。

 

ゼロから丁寧に教えています。

 

 

仕事を教えると時間を取られて、

自分の仕事はできません。

 

私も先週まで同僚が休暇で、

事務所に一人だったので、

ただでさえ多忙。

 

 

それでも彼女が仕事を覚えて

バイトに来るのが楽しい、と

思ってもらうような環境づくりも大切。

 

だからどんなに忙しくても

自分の本来の仕事はほどほどに、

彼女に仕事を教えています。

 

 

 

 

 

 

私が約20年前(そんな前(;'∀'))に

日本で社会人になった時に、

厳しい上司がいました。

 

 

国際法律事務所に

アシスタントとして

勤務していたので、

上司というか所長です。

 

 

社会人として経験がない中で、

自分なりに考えながら、

仕事をしていました。

 

でももちろん、それでは

無駄があったり不足があったり。

 

当然ですよね。

 

 

でも上司からは容赦なく、

「アホんだら!」とか

「いい加減なことすな!」

など怒鳴られました。

 

 

本来私は他の弁護士先生の

アシスタント担当だったのですが、

所長の秘書が休みだと

私が所長のアシスタントを担当。

 

 

そのわずかな期間でも

何度も泣きたいと思うことがあったし、

仕事に行きたくないと

思う日もありました。

 

そしてそのうち所長担当の

秘書の方が結婚して、

産休に入るという話が。

 

 

私は所長秘書の担当になる前に

すかさず、ずっと考えていた

ドイツ行きを決めました。

 

 

 

 

 

 

新入社員はもちろん

仕事の考え方や取り組み方が

分かっていません。

 

だから初めは、

仕事のやり方は先輩などから

教わったりして、

徐々に身に付くもの。

 

わざとミスをする人はいません。

 

それでもミスしたら、

先輩や上司は間違いを指摘したり、

ミスを注意するのは当然。

 

ミスを反省して覚えることも

沢山あります。

 

それでも何度も同じミスをしたり、

ミスが多いのなら、どうしたら

再発防止できるか本人にも

考えてもらう必要があります。

 

 

 

でもドイツで働いていて思うのは、

頭越しに怒鳴ったり、

人格否定するような怒り方を

する上司はいません。

 

 

仕事のミスはあくまで仕事のミス。

 

 

だから注意をする時も、

相手を尊重することを忘れない

言い方をします。

 

 

 

 

 

私が日本で働いていた時から

20年も経ったのだから、

日本も変わってきているのかな、

と思っていました。

 

 

でもクライアント様の話を聞くと、

まだあまり変わっていないようで、

ビックリするんですよね。

 

 

日本でもセクハラやパワハラという

言葉を聞くようになりましたが、

まだそんなことがあるの?

と戸惑うような話も聞きます。

 

 

もちろん生死に関わるような

仕事なら、失敗は許されない。

 

お客様に迷惑をかけたり、

多額の損失をもたらすような

ミスも確かに困る。

 

 

それでも、些細なミスで

相手の人格否定をするような

叱り方は、おかしい。

 

 

それにカバーできる

ミスというのも沢山あります。

 

 

人を尊重することと仕事の

どちらが大切かと訊かれたら、

私は迷わず人を尊重すること、

だと答えます。

 

 

 

 

 

 

ちなみに私の今の会社の

上司はドイツ人ですが、

怒られたことはありません。

 

何か不足な点があっても、

具体的に指導してくれます。

 

 

 

肩書や職務上の権限があることは、

他の人より優れていること

ではありません。

 

あくまで職務上のこと。

 

 

だから、

 

あなたが相手の立場だったら

扱ってほしいように接する。

 

 

 

だからもし、ドイツやヨーロッパで

就職して人を指導するような

立場になっても、決して

相手を怒鳴ることは避けましょう。

 

 

あなただって、

怒鳴られたくないですよね?

 

*・゜゜・*:.。..。.:*・

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ブットラー惠子のプロフィール

 

2002年にドイツ語力ゼロで渡独。

 

ドイツ語の語学学校に

8か月間通った後、

インターンシップなどを経験。

 

2004年に日系企業に就職。

 

以降、日系企業3社に勤務し、

 

ドイツ人チームのリーダー

や人材採用、育成に関わる。

 

働きながら

ドイツの通信制大学で

心理学を本格的に学び、

 

心理アドバイザーとしての

修士を2016年に取得。

 

現在は、

ドイツ現地企業で

英語とドイツ語で

海外営業を担当。

 

GCS認定コーチ

ドイツCOP認定キャリアコーチ

 

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自分らしく働きたいと

思う方からのご相談は多数。