語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
今滞在中のクレタ島は
日本と同じように
海に囲まれているので、
海鮮物が新鮮です。
だけどやっぱり
ライスとの組み合わせが
美味しいと思うのは、
日本人だからでしょうかね。
地中海料理は健康にも
良いらしいので、
満喫して帰りたいと思います＾＾
さて、最近推薦状について
数人のクライアント様より
ご質問を頂いたので、
お答えしたいと思います。
そもそも
「推薦状って何？」
と思われる方もいるでしょう。
海外で転職する場合、
元の会社が退職する本人を
次の会社に推薦する書類のことです。
アメリカやイギリスでは、
採用予定の会社が、
候補者の前の会社の上司に電話する、
というパターンもあります
（「プラダを着た悪魔」という
映画の最後にも
そんなシーンが登場します）。
これがドイツの場合、
電話もありますが、
基本的には以下の構成です。
履歴書やカバーレターと
一緒に送るのが一般的。
①会社や所属した部署
②本人の職務内容
③職務態度
④推薦の言葉
日系企業で日本人が担当だと
この推薦状の意味や
それに含まれる隠語を知らないので、
重視しないことがほとんど。
だけど外資系や現地企業や、
現地人が採用担当の日系企業では、
ないと不思議がられます。
私は前職を退職した時、
数か月休もうと思い、
失業者として
のんびり就活をしていました。
だけどそのうち、労働局は
それに気が付いたのでしょう(;'∀')
ドイツ人の就活コーチを斡旋されて、
就職活動をコーチに
定期的に報告する羽目になりました。
だけど、
コーチが書類をチェックする中で、
一番に指摘してきたのは、
前職の推薦状がないこと。
前の会社は、その頃
退職者が多かったせいか、
推薦状の発行に
時間がかかっていたんですよね。
コーチから、
「退職してもう
1か月以上たっているのだから、
急いで発行してもらいなさい」
と言われました。
私は今まで日系企業で
働いていたので、
この時初めて
推薦状の重要さを知ったのでした。
さてこの推薦状ですが、
発行するのは
基本的には直属の上司です。
でも日本の企業では、
推薦状がまだ普及していないので、
書き方が分からないという
上司もいるでしょう。
だからそういう場合は、
もし直属でなくても、
外国籍のマネージャーなどに
相談してみましょう。
事情によっては、
オッケーをくれるかもしれません。
ただし、そういう場合は
業務内容などは分からないから、
自分で書き出したり
内容を準備するのがベターです。
つまりサインだけしてもらう、
という訳です。
もしくは職務評価証があれば、
第三者に翻訳してもらって、
提出するのも手です。
ただこの推薦状は、
あくまで履歴書やカバーレターの
「保証書」です。
つまり企業側が採用をほぼ決めた段階で、
職歴やスキルや働きぶりを
確認するために
推薦状をチェックします。
なのでやはり大事なのは、
カバーレターや履歴書（CV）
ということを
忘れないようにしましょう。
推薦状は、最近日本の外資系企業でも
必要になっているようですが、
まだ一般的に
普及しているとは言えません。
準備が大変かもしれませんが、
現地や外資企業を狙うのなら、
早めに用意しておきましょうね。
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