ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
メール講座の登録者様より
「40代でも海外就職は
可能でしょうか」
とご相談いただきました。
今日はこのことについて
回答していきますね。
Hattingen
まず40代といっても、
人によって職歴や
身に付けてきたスキルは異なります。
それに年齢と語学力が
比例するわけでもありません。
だから年齢だけで、
海外就職が可能かどうかは
ずばり回答ができません。
でも年齢によって、
就活方法がおおよそ異なることは
確かだと言えます。
例えば、20代なら
ワーホリビザを取得して
とりあえずドイツに来る。
そうすれば、
ドイツ語を学びながら、
もしくはバイトをしながら
現地で就活も可能です。
若さゆえの特権ですね。
だけど40代は？
ワーホリビザはそもそも、
30歳までしか取得できません。
語学学生ビザなら
年齢による制限はありませんが、
４０代となると、
つまり、それで就職先が
見つかればいいけれど、
そうでなかった時のことを
考える必要があるのです。
だから例えばドイツで
就職先が見つからなかったら、
語学学校の終了と同時に帰国。
そうしたら40代にして、
日本で再就職を
目指す必要があります。
海外よりも年齢重視の日本では、
４０代の転職は
おそらく簡単なものでは
ないはずです。
日本での再就職も
もちろんいままでの職歴や
スキルなどによって
難易度は変わるでしょう。
でも確実に精神的な
プレッシャーがかかるので、
この方法は一定の条件の方では
ない限りおススメしません。
日本はどうしても
「若ければいい」という
風潮が強い国です。
また職場で「人を育てる」
という労働文化なので、
それが若い人の転職を求める
もう一つの理由でしょう。
だけどドイツを初め欧米では、
職歴やスキルを重視する
場合がほとんどです。
だから
「年齢と共に増えていく
職務の経験値をチャンスとして活かす」
というのを
意識してほしいんです。
転職に年齢を意識するのは
でもだからこそ、
海外就職を目指すなら
フォーカスすべきは、
年齢ではなく職歴と出来ること。
私ももう４０代半ば。
だけど理想の働き方を目指して、
まだ転職する気でいるし、
きちんと準備すれば、
すぐ転職できると考えています。
逆に今しなければ、
３年後、５年後はもっと
難しくなることでしょう。
もしあなたが今の職場で
それでもよいでしょう。
でもそのイメージが持てないなら、
１０年後に後悔しないために、
本気で海外就職を今
リスクヘッジをしながらの
海外就活は可能ですよ。
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