ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
先日ドイツの日系企業と
現地企業の違い、
中でも働き方の違いについて
お伝えしました。
今日は同じテーマを
少し別の視点で、
私の会社の日常を絡めて
お伝えしますね。
Nieder-Erlenbach
私は今までにドイツの日系企業と
現地企業に勤めてきましたが、
どの会社も製造業でした。
日系企業の場合は、当然
本社が日本にあって、
製造は日本という会社もあれば、
アジアに拠点がある場合もあります。
そしてヨーロッパ支部は、
ヨーロッパの販売や顧客対応、
メンテ・サービスの担当です。
一方今勤めているドイツ企業は、
製造部が社内にあって、
世界中にお客様います。
だけど、基本的にモノを作って、
売る、という点で同じ。
なのですが、日本の製造業って、
やっぱりスゴイいんですよね。
なぜかというと、
私の以前の勤務先では、
注文をすれば翌日には
納期確定書が来ていました。
そしてその確定納期通りに
製品が出荷される。
これを読んで、
「そんなの当然でしょ」と
思う方もいるかもしれません。
私も以前はそう思っていました。
でも、海外では違うんです。
Duisburg
うちの会社は、
・ 納期確定に
何日もかかることがある。
・ 製造部品の欠品で、
納品に何か月もかかる場合もある。
・ それでも、さらに製造の遅れがある。
つまり在庫管理も、生産管理も
あってないようなモノなんです(;'∀')
うちの会社の名誉のために
理由を説明すると、
製造の一部を外部に
委託してるのが遅滞の原因。
でも在庫管理は…
社内の問題かな、やっぱり💦
ちなみに、うちの会社はちょっと(?)
混乱していますが、
きちんとしている会社は
もちろん沢山あります。
特に自動車メーカーは
トヨタのカンバン方式が採用され、
かなり厳しい在庫管理と
製造管理がされています。
ただし今は半導体不足で
今年はまだ
ドイツの自動車メーカーも
製造遅れや縮小が続く予測です。
おまけに
今の製造業は全体的に
混沌としている気がします。
こちらはBMW
そして時には、そのために
残業をしている人たちがいる
ワケですよね。
脱帽の想いです。
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① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
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