語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ライプツィヒ
先日の記事で、
日本の学歴のことについて
簡単にですが、触れました。
「海外に行ったら、
日本の学歴なんて関係ないよ」
と思う方もいるかもしれませんが、
それは一部正解でもあり、
一部間違いでもあります。
というのもまず、ドイツの会社で
働くための就労ビザを取得するには、
大学を卒業していることを
証明する必要があります。
日本の大学は、
ドイツでも認定されているので、
日本の大学資格があれば、
まず大丈夫です。
他の国の大学に行った場合も、
先進国の場合、たいがい
大学の卒業資格が認定されています。
大学を出ていない場合は、
ドイツの職業訓練をなどを受け、
一定の資格を取る必要があります。
だから日本のどこの大学に
行こうか関係はなくとも、
「大学卒」というのが
多くの場合、必須条件です。
そして、「一部正しくない」というのは、
「日本のどの大学に行ったかは、
関係がない」という意味です。
大事になってくるのは、
どの学部で何を学んだか。
日本のいわゆるエリート大学で
哲学を専攻した人より、
有名大学ではなくても経済やITとか
建築を学んだ方がチャンスは高い。
ここでいうチャンスが多いというのは、
一つは先日説明した通り、
企業タイプによりますが、
実際に就職できるチャンスのこと。
そしてもう一つは、
ビザが下りやすい、ということです。
例えば、ドイツには音楽留学で
やってくる日本人は多い。
私の昔の友人も音楽留学で
ドイツに来て、
日本人の方が経営している
お店でバイトを始めました。
そして大学卒業後、そのお店の
正社員として就職したました。
ところが、
大学の専攻と仕事が全く
合わなかったので、
ビザが下りず苦労していました。
最終的には下りましたが、
またあんな思いはしたくないと、
ビザの期限が切れたタイミングで
日本に帰国しました。
という訳で、職歴が少ない人ほど、
学歴は就職やビザ取得と
大きく関係します。
だけど最終的にビザが
下りるかどうかは、
外人局と労働局の担当者の
裁量次第というのも事実。
ただビザが一度却下
されたとしても、会社側が
業務内容など、契約書を修正して
再申請すればチャンスはあります。
なので、ドイツで新たな仕事に
チャレンジするよりは、今まで
やってきたことを継続することを
考えましょう♡
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