語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
昨日11/9、ドイツでは
１日の感染者数が３万９千人を超え、
過去最高となりました。
ドイツでは現在、
免疫措置がコロナ感染による
入院患者数と集中治療病床の数
で決められます。その数値も
最初の対応措置を取らないといけない
レベルを超えました。
とはいえ、
こんなに緊迫した状況ですが、
いざ緊急措置が必要になっても、
誰が決めるのが不明です。
というのも、ドイツでは９月に
国会の総選挙が行われて、
社会民主党、自由民主党、緑の党が
票を多く獲得しました。
退陣が決まっているメルケル首相が
所属するキリスト教民主連合は
今後政権から外れ、票を多く獲得した
3党で連立を組むべく調整中です。
だけど自由民主党は特に、
政策の方向性が
他の二党と異なるので、
まだ少し時間がかかる様子。
とはいえ、連立が組まれて、
首相が正式に交代するまで、
メルケル首相が国のトップです。
なのでメルケル首相は、
先週のコロナ感染者の急増を受け、
２Gルールをドイツ全体で
徹底する案について言及しました。
２Gルールというのは、観光施設、
レストランの室内、映画館などに
入れるのをワクチン接種者か
回復者に限定するルール。
だけどメルケル首相が発言するや否や、
選挙で多くの票を集めた３党から、
「去る者は口を出すな」と言われ、
首相は静かになってしまいました(;'∀')
だけど、正式に連立政権が成立して、
新しい首相が就任するまで、
３党は国を指揮する権限はありません。
そんなわけで、
今のドイツはなんだか
舵取りがあやふやなんです。
でもコロナウィルスには、
そんなこと関係ないですからね。
ドイツは元々地方分権なので、
国の対応を待っておられん、とばかりに
各州で免疫措置が強化されました。
私が住むヘッセン州でも木曜から、
ワクチン未接種者は、
PCR検査の提出がレストランや
各施設で必要になります。
PCR検査は、ドイツでは
80～200ユーロ（約1万～２万６千円）
費用がかかります。
１万円、２万円なんて、
大した金額じゃないや、
という人は検査を受けられるけど、
大抵の人には大金です。
なので、事実上２Gルール状態で
外出は出勤か、日常生活品の
買い物にほぼ限定されます。
私はワクチン接種を先延ばしに
しています。
だからしらばらく、レストランや
美術館に行けなくなるのは、
とても残念です。
だけどそれより私が心配なのは、
いずれ職場にも、
同等のルールが適用される
かもしれないということ。
会社が検査費用を負担して
くれたら話は別ですが、
そうでなければ毎日のように
検査費用は負担できません。
だからといって、
会社で働くためにワクチンを打つ、
というコトも納得ができません(-_-;)
連立を組む３党がどんな措置を
提案するかは分かりません。
だけどそんな日が来たら、
会社員を卒業して、
海外就職のサポートに
専念するチャンスかもしれませんね。
ともあれ、引き続き
気を付けて過ごしていきましょう。
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