海外就職の面談でもビジネスシーンでも大事にしたいスキル | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング
語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Arel, France
私は平日はドイツ企業で
営業、営業業務を担当しています。
例年なら展示会にも出張へ行くのですが、
コロナで昨年の春以降の
展示会は全て中止。
お客様と接するのはほとんど
メールで時折電話でお話する、
というのが常となりました。
ヨーロッパでの仕事上でも
個人とのつながりというのは大切。
時折電話で話をするのと、
実際に顔を見ながら
話をするのはやはり違います。
フランスのお客様も同様に思ったようで、
先日わざわざ車で６時間半かけて
来社くださいました。
お客様はフランスで、
私の勤務先同様、
創業１００年以上の歴史を持つ、
メーカーです。
同時に自社製品だけではなく、
関連商品も多岐に渡り、
購入いただいていて、
当社にとっては特別なお客様です。
お土産に頂いたチョコ♡まだ未開封
今回いらっしゃったのは、
何十年も同社で購買担当の方と、
数年前に同社のオーナーになった
私と同年代？の元銀行マンです。
私は上司と一緒に打ち合わせに参加。
フランス人は英語を話さないと
よく言います。
実際に、他のフランスのお客様の多くは、
フランス語で メールを書いてきます。
私はそれを毎回面倒に思いながら
グーグル翻訳して返信します。
だけど、今回いらっしゃったお客様は、
フランス語アクセント全開ですが、
英語がお上手です。
昨年のコロナの話、
初めて伺うお客様の営業活動の話、
そして先日提出した新価格の話。
色んなテーマで話し合いが進みました。
特に値上げの話の時は、
やはりシビアなテーマ。
お互い交渉能力の見せあいです。
それでも穏やかに打ち合わせが
進んだのは、購買の方が
どんなに厳しい内容の話題でも
時折ユーモアを交えてらっしゃったから。
そうとなれば、私もおとぼけな
コメントは割と得意なので、
真面目なドイツ人上司の代わりに、
ユーモアを交えて回答しました。
もちろん中身が無ければダメだけど、
かといってそれだけでは、
心を開いた人間関係は築けない。
ちなみにこちらでは、
ウィットのあるユーモアがウケます。
最近の日本の芸人さんのことは
分からないけれど、
さま～ずの大竹さんのような
サラリとしたボケのような感じですね。
でもウィットのあるユーモアには、
教養と頭の回転が必要なので、
なかなか難しい。
だけど、人が言った面白いことを
声を出して笑うだけで、
ビジネスシーンでも人間関係作りに
役立つはずです。
でも実は、笑顔、ユーモアというのは、
海外就職の面談でも役に立つもの。
緊張しているからこそ、
笑顔で挨拶する。
面談の最初のスモールトークや
合間にちょっと面白いことを言う。
そうすることで、
あなたの人柄が伝わります。
「そんなの無理」と思うのなら、
面接官が言ったことに耳を傾け、
ちょっと面白いことを言ったな、と
思ったら笑えば良いのです。
特に黙っているだけで
私のように真面目に見られる人、
怒って見られるような人には、
笑顔やユーモアは大事です。
日本人だけではなく、
海外の人たちも楽しいこと
楽しい人は大好き。
ビジネスシーンでも笑顔で
コミュニケーションを潤滑にして
いきましょう♡
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