語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ハンブルク
ドイツはようやく初夏らしい
天気になってきました。
でも今週暑かったのは
天気だけではありません。
ドイツの経済委員会が
年金支給開始年齢の
1歳引き上げを提案しました。
理由は国民の長寿化。
2012年以降、年金支給開始年齢は、
徐々に引き上げされていて、
2031年からは67歳からです。
それが、
1歳引き上げということは、
68歳からの支給開始を意味します。
この提案がなされるや否や、
メディアを初め、あちこちから
一斉に批判の声があがりました。
こんなに世論が熱かったのは
久しぶりです(-_-;)
翌日財務省長は、この提案は
誤った計算に基づいていて、
社会的にも不公平として、全面的に否定。
国民に政府への信頼を
呼びかけました。
この秋にドイツでは
メルケル首相の退陣と
国民選挙が予定されています。
そんな時に国民から
怒りを買うような話題は
持ち出したくないでしょうね。
私も定年開始68歳の
ニュースを聞いた時、
正直不満に思いました(-_-;)
でもドイツは、
日本ほどではないにしろ、
ここ10年ほど
少子化が進んでいます。
近年の移民や難民の流入で
少しは少子化に
歯止めがかかったようです。
それでも日本と同様に、
年金制度の資金不足は
問題として存在します。
そして、とある専門家によると、
実際に問題を解決するには、
次の三つの方法しかないそう。
①年金支給開始年齢の引き上げ
②移民のさらなる受け入れ
③税金の引き上げ
私は自分が移民なので、
②は仕方ないと思いますが(;'∀')、
ドイツ国民としたら、
絶対に全部イヤでしょうね。
今回は議論が棚上げされましたが、
選挙が終わったら、
間違いなくまた議論される
問題でしょう。
だってお金は天から
振ってきませんから。
国際結婚などで
海外に住んでいる人も
今は旦那さんの収入で
生活が出来てるかもしれない。
だけれど旦那さんが
年金生活に入った時、
あなたが働いたことがなければ、
年金は支給されません。
あなたに子供がいれば
子供一人に付き毎月約100ユーロ
手当がもらえます。
旦那さんが亡くなった後は、
支給額の55%だけ支給されます。
だけど決して多くはないから、
今のうちに自分で個人で年金を
積み立てておくのがおススメです。
日本で働いていた人は、
ドイツやフランスでは
日本で支払った年金を
海外で受け取ることができます。
老後どこで過ごすか大体
分かっているのであれば、
手続きをしておきたいですね。
ドイツは日本と比べると
税金が高く感じるかもしれません。
だけれど、それには
ちゃんと理由があって、
最終的には自分に還ってくる
感覚があります。
もちろんドイツでも
国の年金だけに頼るのは心細い。
経済の仕組み上、
物価格は上昇していくし、
年金からまた税金を引かれます。
だから私は公的年金だけではなく、
プライベート年金も払っています。
今日本在住でも海外在住でも、
あなたも自分の老後に向けての
お金の貯め方を見直してみては
いかがでしょうか。
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