ワークライフバランス重視のドイツで意外な病欠理由2位は? | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

 
語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡

 

ドイツ在住歴約20年

海外キャリアデザイン・アドバイザー

 

ブットラー惠子です。

 

 

Burg Friedberg

 

 

 

会社の同僚が、生後6,7週間目の

子犬を買いました。

 


予定では、今月末に

里親から引き取って、

トイレのしつけが必要なので、

3週間有休を取得。


そしてその後、

期間限定で犬を会社に

連れてくるOKを

上司からもらいました。

 

 

が、突如里親の事情で

犬は先週引き取ることになり、

同僚は先週半ばから
3週間の有休に突入しました(;'∀')

 

 

 

 

ドイツの多くの会社では、
社員が休んでも大丈夫なように
ワークシェアが整っています。
 
 
でもうちの会社は、
同僚の一人が昨年末定年退職し、
別の同僚は病気で療養中。
 
今まで4人でやってきた仕事を

在宅ワーク中のパートさんと

2.5人で乗り切っている状態です。
 
 
さすがに手が回らない
仕事も増えてきました。
 
 
 
 
 
 
 
なのでバイトさんに
入ってきてもらったのですが、
入社したばかりなので、
まだ一人で仕事はできません。
 
 
私は自分の仕事で手一杯。
それなのに、同僚の仕事を
(パートさんと分担で)しながら、
バイトさんに仕事を教える、
という状況に。
 
 
ハッキリ言って、無理です(;'∀')
 
 
 
いや、残業をすれば
無理なことはないでしょう。
 
私も日系企業勤務時代は、
同僚が有休で休みの時は
夜10時ぐらいまで
残業したこともありました。
 
 
でも今の会社はドイツ企業。
だからあまり、
「日本流」に働かないよう
気を付けています。
 
 
つまり、
「頑張りすぎない」ようにです。
 
 
 
 
 
もちろんドイツ企業でも
残業をする人もいます。
 
金融機関や一般企業の
経理・会計部門では仕事に
期限があって、毎月、
月初などは仕事が多いようです。
 
 
でもそういう部署や役職でも、
余裕があるときに、
早退したり休んだりして、
残業時間を調整できます。
 
それに多少の残業時間が
勤務時間に
含まれているような職種なら、
その分給与額も高い。
 
 
でもドイツでの
病欠の理由の第二位は
メンタルの病
(数字の出典はこちら) 。
 
 
結局一人一人が
ワークライフバランスを
取るように
工夫する必要があります。
 
 
 
 
 
 
そのためには、
会社との『距離感』を
間違えないことが大切です。
 

 

と言っても

地理的ではなく心理的な

距離感です。

 

 

 

頑張った分

評価される会社なら、

(自分の出来る範囲で)

頑張ればいい。

 

 

でもそうでなければ、

会社から求められている

ことをする。

 

 

8時間以内に仕事を

終わらせることを

求められているのなら、

仕事が終わるように努力する。

 

 

会社が求めている以上に
頑張って残業しても、
そういう働きぶりが
評価されるとは限りません。

 

 

どんなに与えても

自分が満足なら良いの

かもしれません。

 

でも多くの人は

「こんなに頑張ってるのに、

会社は評価してくれない」

という感覚になりやすい。

 

 

 

 

そんな時は、

会社からどんな働き方が

求められているか、

見直した方が良いかもしれません。

 

 

ちなみに私は、

「子犬休暇」を取っている

同僚に出社してもらいました。

 

 

昨日同僚が子犬連れで

会社に来たのですが、

いきなりアクシデントでした(;'∀')

 

この話はまた後日♡

 

 
*・゜゜・*:.。..。.:*・

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ブットラー惠子のプロフィール

 

2002年にドイツ語力ゼロで渡独。

 

ドイツ語の語学学校に

8か月間通った後、

インターンシップなどを経験。

 

2004年に日系企業に就職。

 

以降、日系企業3社に勤務し、

 

ドイツ人チームのリーダー

や人材採用、育成に関わる。

 

働きながら

ドイツの通信制大学で

心理学を本格的に学び、

 

心理アドバイザーとしての

修士を2016年に取得。

 

現在は、

ドイツ現地企業で

英語とドイツ語で

海外営業を担当。

 

GCS認定コーチ

ドイツCOP認定キャリアコーチ

 

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自分らしく働きたいと

思う方からのご相談は多数。