語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Sababurg
ここ数週間、
ドイツ人の同僚が
心を悩ましていることが
ありました。
同僚はまだ独身。
ドイツは
ロックダウンが続き、
家では孤独を感じることが
多いと言います。
そんな彼女の
近所に住む友達は最近、
犬を飼い始めたそうです。
ロックダウンで
週末出来ることと言えば
お散歩ぐらい。
だからたまにお友達と一緒に
家の近くの森などに
犬とお散歩にも行くそうです。
そうしたら同僚は
すっかり犬の虜に。
犬が欲しい、できれば子犬。
でもそうなると、
半年は一匹家に置いて
置くわけにはいかない。
だから子犬を
会社に連れてきたい、
というのが彼女の悩みでした。
カフェやレストランに
犬を同伴するのは
ヨーロッパでは
よく見かける風景です。
職場にペットを連れ来る、
というのも、実はドイツでは
珍しくない光景です。
でもペット同伴が可能かは、
会社によって異なります。
同僚は事務所で
働いていますが、
社内には製造部門もあります。
製造部門に
ペットが出入りするのは
危険です。
だから上司から
許可が下りないかも。
でも許可が下りなければ、
犬を飼う夢は
断たれてしまいます。
普段の彼女は
自己肯定感が高く
うらやましいぐらい
自分に自信があるタイプ。
そんな彼女も今回ばかりは、
上司に聞く勇気がなかなか
持てずにいました。
機嫌が悪そうだから、
聞くのは明日にする」
私は１か月ほど、
彼女からほぼ毎日
このセリフを聞いた後、
彼女にこう言いました。
「上司から許可が下りるか
下りないかの可能性は半々。
でも聞かなければ、
許可をもらえる可能性は
ゼロだよ」。
すると彼女は
ようやく決心がついたようで、
上司に相談しに行きました
（やれやれ）。
同僚によると、
話を聞いた上司は、
両手で頭を抱えたそうです(;'∀')
そして、
「犬よりいい人を探そうよ」
というのが
最初のコメントだったそう。
突然の相談に
上司も大いに戸惑ったでしょう。
その日は「数日考える」
ということで、回答は保留。
他にもペットを
連れてくる人が出るのでは
ないかとか、
仕事に集中できないのでは、
というのが
上司の懸念だったようです。
そのまま回答がないまま
数日が経ちました。
このまま
うやむやにするのでは…
と私は思い始めました。
ところが昨日、
上司からなんとOKが。
同僚はとても喜んで、
すでに目安を付けていた
里親に、さっそく
電話をかけていました。
まず今週の金曜日に
下見にいくそうです。
私も自分のペットでは
ないけれど、
とても嬉しく思っています。
私も犬や動物は大好き♡
しかも、
自分で世話をしなくても
毎日ワンコと遊べるなんて、
いいとこ取り。
「仕事に集中できなくなるのでは？」
という上司の懸念は、
多分、大当たりです、笑。
同僚はパグを買うそうです。
実際には最初の数週間、
同僚は有休を取って
家で面倒をみて、その後
会社に連れてくることになるそう。
だからワンコとの対面はまだ
１か月以上先になりそうですが、
今から楽しみです。
ちなみに別の同僚から、
「ケイコはペットは買わないの？」
と聞かれました。
「うちにはもう、夫がいますから」
と私が回答すると
同僚は爆笑していました。
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