語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日は昨日の話の続きです。
海外就職を果たせるかは、
次の二つが大切です。
①正しいアプローチ方法を
知っているか
②全力を尽くせるか
では、②の「全力」は
どういう所で尽くせば
良いのでしょうか。
先日書いたように、
外国語を必死に勉強する
というのも一つですが、
他にもあります。
頑張って求人を探すこと？
それとも人材斡旋会社に
人材登録をすること？
いえ違います。
それは、
スキルアップです。
スキルアップというと、
資格とか検定試験が
日本では好かれますね。
でも私がいうスキルアップは、
そういうことではありません。
今の仕事をどれぐらい
一生懸命頑張るか、です。
「海外で就職したい」
そう思ったら、気持ちが
そちらばかりに行って、
今の仕事はとりあえず
こなしているかもしれません。
だけれど、
あなたが海外で就職したら、
何が出来ますか。
そう聞かれると、
今までに
経験のある業務と答える方が
ほとんどでしょう。
だから、今あなたが
毎日こなしている仕事自体が
海外就職の準備なんです。
アルバイト中の方は、
もしかしたら今までの
職務経歴とは全く違う仕事を
している人もいるかもしれません。
でもそこで
出来ることが増えたら、
それだけですでに、
就活チャンスは広がります。
今の仕事は
就活に全然役立たない、
と思う場合でも、
もう一度考えてみてください。
私は日本では、
国際法律事務所の
アシスタント職でした。
業務の一部は英語でしたが、
職歴はドイツに行く資金が
貯まるまでの１年半。
キャリアと呼ぶには、
短いですよね。
私は学生時代には、
銀座のデパートの和雑貨店で
バイトをしていました。
銀座は海外からの観光客が多く、
この店舗では、
英語が顧客対応が出来る人を
募集をしていました。
私がその後ドイツで就職した
営業業務や
営業アシスタント業務とは
直接関係はありません。
それでも海外のお客様を
たまに対応したのには、
変わりはありません。
だから私は履歴書では、
バイトでも
「英語で働いていた」ことを
アピールできました。
ちなみに私は、
このバイトの休憩時間も
太い英和辞典を片手に
英語の勉強をしていました。
実際に英語力アップに
時間を活用していた訳です。
それでももし、今の仕事が
海外就職に本当に役立たない
業務内容でも、
役に立てることは可能です。
採用側が見るのは、
職務スキルなどの
ハードスキルだけではなく、
ソフトスキルだからです。
ソフトスキルは、
人の人格的な部分ですね
嫌な仕事でも進んでやる。
人とのコミュニケーション力を
アップする。
チームとして働くための
スキルアップを目指す。
問題解決能力をアップさせる。
常に高いモチベーションで
仕事に取り組む。
これらはすべて、
履歴書に書くことのできる
立派なソフト・スキルです。
私はデパートのバイトを
辞める時、
当時の店長の女性から
こう言われました。
「ケイコさんは、
今までのアルバイトの中でも
一番真面目に仕事を
してくれました。」
こういう評価は
海外の就職活動でも
大いに活かせます。
だから、
無駄な仕事、職歴
というのはありません。
コロナでなかなか
海外に行けない今こそ、
現在の仕事で
スキルアップを目指しませんか。
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