語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日はまず、
先日のカウンセリングで、
クライアント様から頂いた
ご質問を紹介します。
「海外就職の夢を叶えるのに
必要なことを教えてください」
Wiesbaden, Neroberg
私の日舞の話ですが、
習い始めたのは
２０１８年の秋から。
日舞は日本に住んでいる時から
興味はあったのですが、
なんせ高いですからね。
母親に相談しましたが、
金銭的な理由で断念しました。
ところがフランクフルトで
着付けを教えてくださったのが、
日舞西川流のお師匠先生でした。
私から先生に
日舞を習いたいので
お稽古をつけてください、
とお願いしました。
日本から遠く離れた
ドイツで日舞が
日本より安い値段で習える。
とても幸せな環境です。
さて先日、生徒の数名が
来年「名取」に挑戦する、
と耳にしました。
「名取」は「師範」とは別で、
流派の名前を名乗って
踊りを披露することが出来ます。
お稽古は個人レッスンです。
プロを目指す人にとっても
趣味で踊っている人にとっても、
「名取」は一つの区切りです。
名取に試験に参加するには
流派によって
それぞれ資格が存在します。
西川流の場合は、
試験の前年に師匠が、
春と夏の講習に参加することが条件。
国内だとたやすいことですが、
ドイツから年に二回帰国して
講習を受けるというのは、
とてもお金がかかること。
ところが今年はコロナで
講習の中止が決定し、
それでも生徒は
来年試験を受けられます。
だから私たちにも
名取試験のチャンス、
という訳です。
先生から、
「ケイコさんも挑戦しますか」
と聞かれました。
今回のチャンスを逃すと、
いつまた「名取」試験に
参加できるかは分かりません。
でもそのためには、
週二回、１時間ずつ
お稽古を受ける必要があります。
プラス自宅でも練習が必要。
でも私自身のことを
客観的に考えると、
基本的にまだまだ実力不足(-_-;)
もちろん
必死にお稽古をすれば、
可能性は無限です。
でも実際問題として
そこまで時間をかけられるか、
そしてそこまでの情熱があるか、
自問しました。
考えた末、出した答えは「ノー」。
私にとっては、
今はパラレルキャリアが
楽しくて仕方ない。
海外就職のサポート、
会社の仕事が、
今の私にとっての
パッション（情熱）です。
日舞は名取をしなくても
楽しむことは出来ます。
なので先生には、
「将来また、
そういう機会があれば、
いつか挑戦したいです」
と、お答えしました。
結局のところ、
夢を叶えられるかどうかは、
どれぐらい
そのために全力を尽くせるか。
私も最初は、
「いつか海外に住みたいな」
という、憧れしか
ありませんでした。
叶えられるかどうか、
なんて全く見当もつかなくて、
でも段々憧れが
夢に変わりました。
どうしたら良いのか
分からないながらも、
まずは英語で働けるように
必死に英語の勉強をしました。
ドイツに来てからは、
同じように必死で
ドイツ語を勉強しました。
もちろんただ
語学を勉強しただけでは、
海外就職は叶えられません。
でも日本の慣れ親しんだ
環境から離れて、
海外に来るというのは大変なこと。
だから、
それでも実現したいという、
覚悟と熱意が最低条件です。
それから夢を叶える
方法を知っているか。
いくら本気で熱意があっても、
方法が間違っていれば、
空回りするだけです。
例えばポジショニングや
具体的な就活方法を
私のカウンセリングでは
アドバイスしています。
だけれど、結局それを
どこまで実行できるかは、
クライアント様の本気次第。
夢を叶えるのは、
私ではなく、あなた。
つまり、
海外就職という夢を
叶えるのに必要なのは、
①目標達成の方法を知ること
②本気で努力すること。
どちらも必要です。
私もまずは日々
熱意をもってお稽古を続ければ、
いつかは名取が
出来るかもしれません。
夢や目標があると
人生は豊かになります。
焦らずに実現させましょう♡
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