語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外フリーライフ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
会社が採用選考で見るのは
応募者の職歴や
スキルだけではありません。
今日は採用側の視点で、
採用したい人材
採用したない人材について
書いていきますね。
ハンブルク
日本ではコロナの影響で
仕事が時短になり、
給与がカットや賞与がカットに
なる会社も多いとか。
その分副業を推奨する
会社も増えたと聞きました。
そんなこともあって
日本では数年前からの
起業ブームに拍車が
かかっているのでしょうね。
ドイツでも独立起業する人は
年々増えていて、
2020年は過去最高の
145万人が起業しました
（データ出典はこちら）。
といってもコロナの影響で
激増したという訳でもなく、
毎年同じように
増えていっているようです。
ドイツでは大学を卒業したら
そのまま起業する人もいます。
だけど起業して
食べていくことはドイツでも
簡単ではありません。
なにしろ起業すると
支払う健康保険額が高いし、
税金も高い。
だからといって
会社員の経験がなく、
ずっと起業していた人が
会社員としてキャリアを
変更するのは意外と大変です。
私も以前勤めていた会社で
人事を採用をした時、
会社員経験がなく、
ずっとフリーランサーや
起業していた人は、
面接には呼びませんでした。
自由に働いていた人が
会社員として働けるのか疑問、
というのが理由です。
もちろん
募集のシゴト内容にも
よるとは思います。
社長業ならの
むしろ自営業の経験が
活きるでしょう。
また元々会社員として
経験があるのなら、
会社員として働ける
能力の証明になります。
でもそうでなければ、
上からの指示に従って
働けるのか、
という疑問がぬぐえません。
これは一種の偏見かもしれません。
でも起業する人の理由は、
自由な時間に働きたい、
自分の好きなことで収入を得たい、
というのが多い。
素敵なコトだし、
そういう働き方がもっと
増えたらいいと私も思います。
でも
「起業して、
上手くいかなかったので、
会社員になりたい」
という人は
採用する側に不安を与えます。
なぜ起業が上手く
いかなかったのか、
会社員として働けるのか、
という疑問が残るからです。
会社に採用されるポイント
というのはいくつかあります。
だけど結局は
会社が採用者にその仕事を
任せられるか、
というのが決め手です。
そのために会社は
職歴やスキルを見たり、
面談でその人の
人柄をチェックするのです。
会社というのは、
起業やフリーランスと違って
ルールや組織があります。
会社員の経験がない人は、
組織のルールに従いながら
仕事をこなせる能力を
証明する必要があります。
会社員の経験があっても、
長年起業やフリーランスをして
いた人も同じです。
なのでそういう方は、
コミュニケーション能力、
他者と協働できるか、
というのが大きなポイント。
ヨーロッパは個人主義。
ドイツには
自分軸の人が多いので、
対人関係がストレスに
なることも多々あります。
だから
他者との協働能力がある
というのは、
とても価値がある能力です。
実はこれは、
フリーランスから
会社員になりたい人も
会社員で転職したい人も、共通です。
日本人は協調したり
同調するのは得意ですが、
ヨーロッパでは
一種の強みです。
なのでヨーロッパでは
いかに他人と一緒によく
働けるかをしっかり
アピールしてみましょう♡
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