語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
今日は昨日の続きです。
「日本の資格は海外で
どれぐらい通用するか」
今日は中でも
英語の検定試験について
書いていきますね。
Meersburg
英語力を証明する試験と言えば、
英検かTOEICが
日本では人気ですね。
確かに英検準１級や１級を
持っている人は
英語がすごく出来るんだな、
という印象を与えます。
でも海外ではどうでしょう。
「英検」は残念ながら、
海外では全く
認知されていません。
だから例えば「英検1級」も
それがどういうレベルなのか
外国人は分かりません。
みなさんが、外国の方から
「日本語能力試験のN2の
日本語力があります」
と言われても、分からないのと同じ。
TOEICは海外でも
多少の知名度はあり、
アジアでは800点以上が
要求される場合もあるようです。
でもTOEICは残念ながら
英語圏への移住を目指す場合には
あまりメリットがありません。
オーストラリア、
ニュージーランド、カナダ
イギリスなどへの移住を
目指すのならIELTSです。
テストは留学用と就労用に
分かれています。
ライティングでは
マークシートではないので、
スペルミスも減点になります。
求められる点数は、
各国独自の規定があるので、
事前に確認が必要です。
そして英語圏でのビザの申請は
英語力だけでなく、
一定の職歴などが求められるので
併せて確認しましょう。
そもそも英語圏への
就職移住を目指す人は
世界的に多い。
なので競争は激しく、
それ相当の
覚悟と準備が必要です。
ではヨーロッパで
就職を目指すのに英検や
TOEICは不要かというと、
そうとは一概に言えません。
ヨーロッパでも
日系企業、現地企業、
国際企業などで
採用基準は異なります。
日系企業では採用者が
日本人であることが多いので、
日本の資格は評価されます。
ドイツにある日系企業でも
仕事は日本語と英語だけ
という場合もあります。
そういう場合は
「TOEIC800点以上」などと
採用基準を設けている
会社もあります。
一方、現地企業や
インターナショナル企業を
就職先として狙うのなら、
ただ履歴書に英検の級や
TOEICの点数を書くだけでは不十分。
先にも書いた通り
認知度が低いからです。
履歴書で語学力について
書く時に、具体的に
何が出来るレベルなのか、
どういうレベルなのかを
明記することが重要です。
私は英検も2級だし、
TOEICだって600点台(;'∀')
その代わり、
ドイツで就活を始めた当時、
ビジネス英語には
自信がありました。
なので英語で働いてきたことを
アピール。
履歴書を送った
会社全てから面接や
電話面談に呼ばれてきました。
つまり資格や試験ではなく、
実際の語学力が伝わるよう、
工夫をしたからです。
という訳で、
あなたが海外でどういう会社で
就職を目指すかを
明確にすることは大切です。
また職種によって
もとめられる語学力は
異なるので、
じっくり考えてみましょう♡
私のカウンセリングでは
あなたの職歴や希望を考慮して
最適なポジショニングを
見つけていきます。
あなたが希望の職種に就くには
どの程度の語学力が必要か。
もしくは語学力をどうしたら
ベストに活かせるか。
多角的に分析した上で、
海外就活の
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