語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツはやっと桜が見頃です♡
今日は先日頂いた
ご質問に回答していきますね＾＾
「日本の資格は海外で
どれぐらい使えるのでしょうか」
日本人って資格や
検定試験が好きですよね。
かくゆう私も学生時代は
語学系だけではなく、
秘書検定、国際秘書検定、
ビジネス文書実務検定、
ワープロ検定など受験しました。
ワープロ検定なんて
今や幻ですね(;'∀')
ドイツに来て輸入業務を
携わるようになってからは、
日本の貿易実務検定も
勉強しました。
そして試験日に合わせて帰国し、
まだ時差ボケが治りきらない中、
受験したこともあります
（ギリギリ合格しました）。
でもこういった資格に
意味があるのは、
資格以上に勉強して身に付けた
知識とスキルです。
知識があれば貿易の仕事は
出来ますからね。
ハンブルクの旧倉庫街
ドイツには
直訳すると「保護された職業」
というのがあります。
例えば弁護士や医師・薬剤師、
教育者、税理士など。
一定の教育課程を履修したり、
試験に合格して、
職に就くことが出来る
職業グループです。
通訳、翻訳者や
心理セラピストも
ドイツでは国家資格です。
一方でこういった
資格や試験がなくても
職業の肩書を名乗れる
場合もあります。
例えばコーチ。
英語コーチ、ライフコーチなど
海外で活躍する
コーチの方は多い。
私も日本とドイツで
（キャリア）コーチングの
勉強を受け、資格を取りました。
でも極端な話、
勉強をしたことがなくとも
「私はコーチです」と
名乗ることは出来ます。
もちろん実際は当然、
肩書だけあっても
スキルがなければ職業として
成立しませんけどね。
コーチングはコミュニケーションスキルです。
また日本の国家資格ですら、
海外では承認されない
場合があります。
知識やスキルうんぬんではなく、
法律や規則などが
国によって異なることに起因します。
例えば
日本の医師免許を所有者でも、
海外で医師として働けるかは
国によります。
多くの国で最も通用するのは
運転免許ではないでしょうか。
私はドイツの運転免許は
持っていますが、
日本で運転をしたことは
ありません。
それでも国際免許を取得すれば、
日本で運転することは許されます
（実際に細くカーブの多い
日本の道路で運転をする
勇気はありませんが(;'∀')）。
なのでまずは、
①海外で特定の職業に
就きたいと思ったら、
資格や免許が必要確認する。
②資格や免許が必要な場合、
日本の資格や免許が
就職を目指す国でも
認知、承認されるか確認する。
③②で日本の資格が
認められないと判明したら、
海外で勉強し直すか、
代替策を考えましょう。
例）日本の整体師の資格で
ドイツで働けるか確認する。
↓
日本の整体師の資格は
ドイツでは認められていません。
↓
⇒だから治療行為を行うのなら
ドイツの資格を取得する。
⇒もしくは治療行為を伴わない
「リラクゼーション」マッサージを
提供できるか確認する。
こういった流れです。
日本には日本独特の
民間資格も多く存在します。
また日本では国家資格でも
海外では不要な場合もあるので、
確認が必要です。
海外では資格以上に
実際の能力、スキルが
重視されます。
自分のスキルや資格が
海外でどう活かせるか
考えていきましょう♡
明日は英語の検定試験に
ついて書いていきますね。
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