ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
フライブルク
海外就職を目指すのに
ネットで情報を集める方も
多いと思います。
そして海外就職に
有利な職業を検索すると、
かなりの割合で
日本語教師が出てきます。
確かに私の学生時代からの
友人も大学を出た後
ブラジルで日本語教師として
就職しました。
また友人も
旦那様の仕事の都合で
メキシコに住んでいた時に
日本語を教えて
収入を得ていました。
これだけ見ると、
日本語教師は海外就職に強い、
という印象を
与えるかもしれません。
でも就職先の国に
注目してください。
そう、中南米なんです。
ブラジルは
国内総生産が昨年は世界9位。
ラテンアメリカでも
最大の経済圏で
日系が多く住む国です。
メキシコは
アメリカと国境を面していて
労働賃金が安い。
だから日系の自動車メーカー、
部品メーカーも次々と
メキシコに工場を設置しています。
ブラジル人やメキシコ人にも
優秀な人材はいて
英語が話せる人はいます。
だけれど
日系企業で働くには
それに日本語が出来ると
さらにプラス。
それで
日本語を勉強したい人が
多くいるんですね。
おまけに欧米ほどは
日本人は住んでいないから、
こういう国では
一定の需要はあるようです。
ではヨーロッパでは?
とりわけドイツでは?
ドイツでは、
VHS(市民大学)の
日本語講座など
教師の需要はあります。
でもドイツには
日本語教師の資格を持つ
多くの日本人が住んでいて、
さらに講師だけでは生活が
できないそうで、
他にもアルバイトをいくつか
掛け持ちしていました。
おまけに今は
オンラインで授業することが
可能になりました。
ドイツはネット後進国ですが(-_-;)
西ヨーロッパは
ネット環境が整っている国が多い。
オンラインで授業を受ける人が
増えているようです。
では日本語教師として資格を
海外で活かすには
どうしたら良いか。
ヨーロッパなら西より東。
つまりポーランドやチェコ、
それより東ですね。
これらの地域や北米では、
日本語に限らず
教員資格所有者の求人も
多いようです。
でも資格や職種よりも
住む地域を優先したい方も
いらっしゃりますよね。
だから西ヨーロッパで
働きたいのなら、
日本語教師以外のアプローチを
考える柔軟性も必要です。
海外就職では
移住したい国を優先するか
就きたい職業を優先するか
一度クリアにすることも大切です。
そのために
海外で働いている
自分の姿を一度頭の中で
イメージしてみるのもよいでしょう。
そして優先順位を
クリアにした上で
就職活動を始めていきましょう。
それが海外就職を成功させる
大切な一歩です。
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