大物
先週の日曜、素人４人海釣りに行ってきました。
全員まったくの未経験なもんで、釣竿の仕組みから餌のつけ方までわかりません。
そんな中、あえてこの企画。
「釣ったものしか食ったらあかん」
文字通りまる一日、自給自足の生活です。向ったのは、淡路島。
しっかし、とにかく寒かった！気温２℃、降りしきる雨。
日曜だというのに、悪天候のためか釣り場に誰もいないんですわ。
レンタル釣具屋の兄ちゃんもうろたえてた。
「ほんまに今日やるんすか？
雨きついっすよ。
この時期、一番釣れにくい季節っすよ。」
「いいから竿貸してくれ。」
おれたちオットコマエ！
そんなこんなでバッドコンディションにもめげず、息巻いて釣り場へ向った一行でしたが、
ホントに釣れないのな。
鯛とか釣れると思って、出刃包丁とまな板も持ってきたのにホント釣れない。
あまりの寒さに一同、ブルブル震えだします。
「来るんじゃなかった」。誰かがふとつぶやきます。
数時間後。
友人B 「ちょ、来てる来てる！すごい引きだよ！」
見てください。この竿のしなり。
きっとかなり大きいヤツが食いついたのでしょう。
「絶対逃がすなよ！」大盛り上がりの一同。
友人Ｂ 「ちょ、やばいやばい。大物やって！」
引き上げようとしても重すぎて、とてもじゃないそうです。
Ｂは糸を出しては引き、出しては引き。
まだその姿を見せない大物と、ひとり格闘してます。
「うおー、すっげ！絶対大物やって！」
まだ吊り上げてもいないのに大喜び。
完全に舞い上がっちゃってます。
友人Ｂ 「あかん！これ一人じゃあげれんわ。」
「貸してみ。」友人Ｉ がＢ代わりに竿を握ります。
友人Ｉ 「ん？」
友人Ｉ 「てか、これホンマに魚なん？」
あ、そんなこと考えたこともなかった・・・
パッと竿を離しても、竿はピクリとも動かない。
なんだ！岩場に釣り針ひっかかっただけじゃん！
おれ、岩場とずっと格闘してたのか・・・
今となっては、Ｂの真剣な顔が痛い。痛すぎる。
完全ピエロのＢでした。
とまあ、素人丸出しの我々でしたが、
なんだかんだで数匹釣れて、ひと安心。
今晩のおかず、撮ったどー！！
誕生日を祝おうシリーズ その１２ ～オナラに火はつく？～
ピンポーン
夜中の１時過ぎ、インターホンが鳴る。
いじちん 「うぃーす」
友人B 「誕生日おめでとー」
友人Y 「ちょ、頼むから今日は勘弁して。明日早いねん。」
深夜だろうがノンアポ訪問。いつものノリです。
さてさて、１２回目の連載となりました「誕生日を祝おうシリーズ」。
今回めでたく誕生日を迎えたのは、岸和田出身のY。めでたく２４歳、年男です。
しかし今日は筆者の一方的な都合で、２日遅れの誕生日のお祝いです。
一昨日は何事もなく過ぎ去ったので、Yさん、今年はないものやと思い込んでました。甘いです。甘過ぎます。
そんなこんなで、今回の誕生日企画はコレ。
「オナラは本当に火がつくか？」
おならは燃える。
誰もが聞いたことのある都市伝説でしょう。でも本当に燃えるのか？
僕も今までなんとなく信じていましたが、真偽を確かめたことはありませんでした。
今回、それをこの目で確かめたいと思います。
「ハッピバースデー、トゥーユー♪
ハッピバースデー、トゥーユー♪
ハッピバースデー、ディア、Y♪
ハッピバースデー、トゥーユー♪」
お祝いのバースデーケーキ。ろうそくに火をつけます。
準備完了です。
友人B 「じゃ火つけて。」
Y 「え？」
この言葉のニュアンスが非常に難しい。
既にろうそくに火はついてるのに、もう一回つける？
いやいや、お尻に火をつけるのです。
いじちん 「火つけんねん。尻に。」
本当におならに火がつくなら、Yの尻は煌々と燃えるはず。
さあ、壮大な実験の始まり始まり～。
Yの身の安全のため、一応水を用意。
ケーキに尻を向け、いってもらいましょう！
・・・・
・・・なかなか屁が出ないのな。
一発目までが長かった。
待てども待てども屁が出ない。
「プス～・・・」
１時間半たって、やっとこさ出たと思ったらすかしっ屁。
すかしっ屁のパワーじゃ、ろうそくまでガスが届きません。
Y 「今度こそ出るわ！」
「プス～・・・」
友人B 「ちゃんとしたの出せや！」
もう３時を回っているのでだんだん苛立ってきます。
Bと僕も何べんか屁こきたくなりましたけど、ここはガマン。
人様のケーキに尻を向けるなんて、失礼過ぎてできません。
ましてや屁を浴びせるなんて。。
さらに時間は流れ、新聞配達の原付の音が聞こえてきます。
Y 「今度こそ出るわ！」
「ブー」
出た！会心の一撃！
数時間待った甲斐のある、すばらしいオナラです！
でもあれ？
全然引火してねえぞ。
やっぱオナラに火がつくって噂はデマだったのか！？
その後、僕とBも挑戦。
ろうそくの火が尻につく寸前まで近づいて屁をこきましたが、爆発は起こりませんでした。
なーんだ。
結論！オナラに火はつかない！
都市伝説はウソ！
そんなこんなで満足いく結果は得られませんでしたが、
Yにはケーキをおいしく食べていただきました。
３人の屁が浴びせられた苦労の結晶です。
心に残る名言集 ５ 「パン貸して。」
お前のものは俺のもの。俺のものも、俺のもの。
うちの研究室にはジャイアンがいる。
自分勝手で、大飯喰らい。
といっても女性なんですが。
彼女の剛田武っぷりに、わが研究室は常に振り回されています。
「シャーペン貸して。」
「ケータイ貸して。」
「デジカメ貸して。」
彼女は一日一個、人の物を横取りしないと気が済まない。
雨の日、傘をさそうものなら「それ、私の傘ちゃう？」と言って奪われる。
最近はおそろしくて、ジャイアンに近づけない日々が続いています。
彼女の家に遊びにいったことがあるが、人から借りパクした数々の逸品を自慢された。
スーパーファミコン。漫画。雑誌。
おまえは小学生か。
といってもこのジャイアン。
実は気が弱くて、「返せ」と言われればおとなしく返す心優しきジャイアンなのであります。
ある日、腹の減ったジャイアン。
あまりの空腹に耐えかねたのか、
研究室でメロンパンを食おうとしていた僕に向って、血迷ったことを言い出しました。
「パン貸して。」
このやろ。
何でも「貸して」と言えば済むと思ってやがる！
と、ムカッとした次の瞬間には、もうメロンパンは僕の手元にはありませんでした。
メロンパンを無心でむさぼるジャイアン。
さながら肉にむさぼりつくピラニアのようです。
くそ！
このままだとジャイアンになめられたままだ。
「おい、『貸して』って言ったからにはちゃんと返せよ！」
研究室ではのび太のような存在の僕ですが、言い返してやりました。
ざまみろジャイアン。
しかし翌日、返ってきたのは食パン。
袋から出され、干からびた１枚の食パンでした。
このくされ外道が。
キャッチコピー
ウェルカム♪ようこっそ♪日本へ～♪
こんにちわ。趣味はＴＶに向ってしゃべってるおかんの声を録音すること。いじちんです。
人に言ってはいけないことってありますよね。
「くさい」
「バカ」
「死ね」
「おもんない」
どれも相手を傷つける言葉です。言ってはいけません。
特に僕は「おもんない」と言われるとダメ。三日三晩、壁に頭を打ちつける。
そんなこんなで、
最近とんでもない広告を見つけたので、ご紹介します。
このキャッチコピー・・・ヤワラちゃん、逆にへこむと思う。
「美しい」ってこんなにも人を傷つける言葉だったんだ。
なあ、絶対違うだろ。
旦那さんも絶対うれしいと思ってない。
もう許してください。
「ニッポンは、こんなにも美しい。」
キャッチコピーは人を殺すくらいの力があるんだね。