大阪で生まれたおっさんやさかい。 -5ページ目

心に残る名言集10 筆おろし未遂の男

大学の友人Aはとことんおしゃべりなヤツだ。

ヤツは女の子とデートした話など逐一報告せずにはおれない。

女好きで、話し好きだが、どこか憎めない。

屈託の無い笑顔とインド人とも見間違う程の肌の黒さで、誰からも好かれるAであった。


しかしAには致命的な欠陥があった。

話がおもんないのだ。彼の話にはとにかくオチがない。

天性の話のおもんなさのせいで、非モテ男群に属する僕から見ても彼の非モテ度は群を抜いており、22歳になっても彼は未だ童貞であった。

この点も彼が好かれるポイントである。


22歳のとき、そんなAと大学の友人4人で北海道旅行に行った。

スキーをし、夜は札幌の街をブラブラ。

冬の札幌の夜は寒い。心もさみしくなるのだろうか。

Aは、「すすきの行こう」と言い出した。


一同 「それは、アレかい?アッチってことかい?」


Aはインド人のような笑顔で、目をキラキラさせながら言った。

「そう!みんなでスカッと行こう!」


いわずもがな風俗店のことである。

僕らは顔を見合わせて言った。


「おれらはいいわ。待ってるからおまえだけ行ってこいよ。ジンギスカン屋おるわ。」

僕らはかねてから目をつけ、旅行中に行く約束をしていたジンギスカン屋へ向おうとしていたところだったのだ。

しかしAはそんなことなど忘れ、

Aはなんでみんな行かないの?といった顔をしている。


「わるいなー!ほな行ってくるわ!」


Aは最高に機嫌よく駆け出していった。

欲望の虜となっていた彼だが、心は至って純粋である。

一人で風俗店に駆け込むAと、ジンギスカン屋に残された3人。

ちなみにAは素人童貞どころか風俗も行ったことがないリアル童貞だ。

僕らは半ばAに呆れていたが、どうせ満面の笑みで帰ってくるのだろうと悪態をついていた。


1時間と少したった後、Aが帰ってきた。

しかしAの表情が冴えない。

あんなにおしゃべりだったAが口を開こうとしない。


一同 「どしたん?」


「・・・あんな、女の子が来て、めっちゃうれしくて舞い上がってしもて・・・
  おしゃべりしてん。したらむっちゃ盛り上がってしもてな。それから・・・」


一同 「一体どないしたんや」


A 「しゃべって終わってもうてん。」


は??


一同 「・・・何もせず?」


A 「うん」


一同 「何分しゃべったん?」


「45分」


一同 「延長は?」


A 「金足りんくて、できんかった」


・・・はぁーーーーッ・・・


一同ため息をつくしかありませんでした。


そして最後にAがボソッと一言。


「・・・しゃべり過ぎには気をつけた方がいいよ」


その日は相当落ち込み、ほとんど言葉を発しなかったA。

これに懲りておとなしくなるかと思いきや、

次の日から快調にしゃべりまくるAでした。

「なぁ、大阪帰ったら飛田行こやー!」

うるさいうるさい。

そんなAに関西が誇るスーパースター・桂南光氏のコトバをささげたいと思います。

男がしゃべりでどこが悪いねん!



筆おろし未遂


写真で一言:願事成就



絵馬  


プーンと匂いそうな絵馬やね。

写真で一言:青春の1カット


t

こんなんできたら、人生楽しくて仕方ないんだろなー





心に残る名言集 9 親父の名言

中学生の頃でした。

友達が家に遊びに来たんですよ。

みんなで仲良く人生ゲーム。

テストが終わって昼間からワイワイ。ありがちな日常のひとコマでした。


ただ、一つだけ違うことがありました。

それはうちのキチガイ親父が家にいたこと。

平日の真昼間だというのに、普通に家でぐうたら読書(マンガ)にふける親父。

このとき親父は失業中でした。


友人達は親父を見て少なからず動揺を感じていたのでしょう。

「おーい、『魁!男塾』の22巻はないのか?」

大声で僕を呼びつける親父のせいで、人生ゲームはたびたび中断されました。


「おーい、タバコ買って来てくれ」

当然無視です。

友達と遊んでる最中にタバコを買いに行かすやつがあるか。


「おい、聞こえてるのか」

さも当然のように、僕の部屋の中に入ってくる親父。

しかしキチガイ親父は、そのとき初めて友達が来ていることに気づいたのです。


「あ、なんだ、友達来てたのか。いらっしゃい。」


そして人生ゲームのボードを囲んで札束を握り締める僕らを見て一言。


「君たちの人生はどうだね?」


うーん、すんげえ重みのある言葉!

しかも我が家の家計を風刺するタイムリーヒット。

友人達は顔を見合わせて大爆笑でしたが、

あまりのタイムリーな発言に笑えない自分がいました。

ああ、この言葉をおかんに聞かせたかった・・・



親父の名言



角帽かぶって卒業式に出よう

出会いあれば別れあり。

卒業式シーズンですね。

留年していた友人も、今年無事卒業です。



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角帽かぶりてー!

アメリカの大学生みたいに卒業式で角帽かぶって空に向かって投げてえー!

無性にこんな気分になりました。


でもね、日本の大学って壇上の偉いさん方と主席級の学生しか角帽かぶせてくれねーの。

1  うちの大学のお偉方

世の中のルールでは、偉ければ偉いほどいい帽子が被れるみたいです。




「僕ももっと偉くなりたい!」


てことで造ってみました。


手作り角帽。


どこにも売っていない個性ある角帽を目指し、仲間5人でつくりました。

個性の塊、オリジナル手作り角帽のお目見えです。





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高さで個性をアピール。

左から5センチ、10センチ、20センチ、50センチ、80センチ。

色とりどりの高さで他を圧倒します。



この角帽をかぶって、いざ大学の卒業式に出席!

・・・なのですが、僕は今大学院1年で今年卒業ではありません。

留年して今年卒業の友人Nを祝うのが今回の主旨。

てことで、他人(後輩)の卒業式に乱入です。



卒業生を装って着席。

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おお、壮観な眺め。

鮮やかな高さのグラデーション。

なんと美しいことか。







お祝いの意味で、当然、一番高い80センチの角帽は今年卒業の友人Nです。

(他は皆修士1年)



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10センチの帽子と比べてもなんと高いことか。







5.5

関係者内外から大人気のN。





少なからず注目を浴びる我々ですが、ここは厳粛な卒業式。

派手なパフォーマンスなど、騒いだりしてはいけません。


大学総長のスピーチも始まり、一同も真剣に聞き入ります。


しかしここで60センチをかぶっていたUに異変が。
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どうやら設計上のミスのようです。

Uの頭よりも帽子の方が大きすぎて、下にずれてくるというのです。

しかしここはガマンの一手。

スピーチが終わるまで下手に動いてはいけません。




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何の手だてもしないと段々ズレが激しくなってきました。









一分後










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完全沈没です。

明らかに僕らより周りの方が動揺してましたが。

Uは一切総長の話を聞いていません。



そんなこんなで、念願の角帽をかぶって卒業式に出ることができたNはご満悦。

かわいい後輩たちと写真を撮り、大満足の卒業式でした。

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それにしてもN、背高すぎ。

多分この日来てたどの学生よりも背高かったと思う。

北欧系の留学生よりも誰よりも。

角帽はシークレットブーツみたいなもんです。



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帽子で春の風を受けながら、さわやかに去っていくN。

彼も4月からは立派に社会人。

この帽子のように末長くがんばってほしいものです。

がんばれN!





圧迫健康診断


歓喜のポーズ

歓喜のポーズ2



こんばんわ。浮かれ気分のいじちんです。

1ヶ月もブログをお休みしてまして、すみません。

シコシコ就職活動に勤しんでおりまして、日記を書くのをすっかり忘れておりました。

気持ち入れ替え、今日からブログ再開です。




さてさて、就活といえば圧迫面接ですね。

面接官 「キミがウチでやりたいことは?」

受験者 「○○○をやりたいと思ってます!」

面接官 「いや、○○○の分野はキミに頑張ってもらわなくても、

       既にウチの業績は優れてるからさ。キミがウチで頑張る必要ないよ。」

わざとなのか本気でいやなヤツなのかは分かりませんが、実際このように受験者の精神を圧迫してくる面接はよくあることらしいです。


しかし皆さん、圧迫面接は経験したことあっても、「圧迫健康診断」なんてのは経験したことないでしょう?

僕がこないだ体感してきた健康診断を振り返ってみます。


某航空会社の健康診断。

頭の先から爪先までキッチリ調べられることで有名な健康診断を受けてきました。

しかしもうこれが最悪。


1.脳波の検査

目を閉じリラックスして測定に臨まねばならんはずの脳波測定の部屋の横で、

まさか騒ぎ出すオバハン看護婦たち。

「あそこの温泉行ったことないの?最高よ!ガハハハ!」

オバハンたちの会話が気になってリラックスできないのな。

脳波も乱れる乱れる。

「いじちんさん、リラックスしてくださいー!」

ぶっ殺すぞ。


2.内科検診

「次、いじちんさん。」

「はい。」

(診察開始1分後)

「なんでいじちんさんが今診察受けてるの?

 先に中山さんのはずよ!

 いじちんさん、勝手に割り込まないで!」


呼ばれたから行ったのに、勝手に割り込みした疑惑。

ここは命を救うはずの病院ですが、殺意を抱くのは至極当然だと思いました。



3.眼科検査

オバハン 「これは何色に見える?」

いじちん 「橙色です。」

オバハン 「ふーん、そう見えるんだぁ・・・」

いじちん 「え、間違ってました?」

オバハン 「チェッ・・・(舌打ち)。じゃ次行くよー。これ何に見える?」

いじちん 「ちょ、舌打ち?・・・見えません」

オバハン 「あーぁ、見えないんだ。」

いじちん 「え?これ見えないとだめなんですか?」

オバハン 「・・・(無視)」

なんやねんコイツ。

ぶっ殺すぞ。いやむしろピッコロすぞ。



4.精神科検診

医者 「キミの親族に自殺者はいる?」

医者 「キミはネガティブな人間だね。(決め付け)

     みんながキミの陰口を言っているんだよ。」

医者 「キミは自殺したいと思ったことある?」

医者 「ないの?なんで?」

この人怖過ぎ。一体何を聞き出したいねん。



なんなのこの人たち。

もしかして新手の圧迫面接?

あんまり腹が立ったので、ささやかな反抗として思いっきり報復してやりました。検尿で。


検尿時

いじちん 「すみません。尿はどのくらい取ればいいんですか」

看護婦 「もう好きな感じでどうぞ。」


思いっきり量入れたった。


こんな感じ

おしょう水

特盛り汁だくです。

もう溢れんばかり。


 ※写真はイメージです。本物の写真ではありません。量はホンマやけど



この会社はまだ結果待ちの段階なのですが、これで合格してたら笑います。





写真で一言:悪魔のカメラ

か、かあちゃん・・

か、かあちゃん・・・




心に残る名言集8 虚勢を張る人

ただいま入りましたニュースをお伝えします。


大阪・堺のレストランに、元店員のアメリカ人の男が押し入り、

「アメリカ人なめたらあかんぞ!」と叫びながら

レストランのオーナーに向って牛刀を振りかざして襲い掛かった模様です。


アメリカ人男性は客に取り押さえられ、ただちに御用となったようですが、

パトカーで連行されるまで、しきりに

「アメリカ人なめたらあかんぞ!」を繰り返していたそうです。


ちなみにこのアメリカ人、オーナーとは友人関係だったのですが、

オーナーに「借した金を返せ」と再三にわたって催促されていたようです。

コイツただの逆ギレやがな。



「関西人なめたらあかんぞ!」

関西人が東京人に向って虚勢を張るときに使うセリフですからね。

このアメリカ人、関西弁の使い方よく分かってるなー。

うん、関西人認定です。




アメリカ人なめたらあかんぞ






うんこバレンタイン

今日も日本ハム・中田翔の一挙一動に注目が集まる・・・

バレンタインデーの日、中田選手の激写に成功しました。




naakta  差し入れのチョコレートにかぶりつく中田選手。


どう見てもうんこ食ってるようにしか見えん。




ベトナム旅行裏エピソード

昨年末行ったベトナム旅行。

こないだの日記では触れなかった裏エピソードについて。


ホーチミンから300キロ東へ行ったところにある海辺の町ニャチャン。

そこで野グソをする少年を見ました。


プリッ


かわいいお尻をこちらへ突き出します。


野グソの図

おいおい突き出しすぎだろ。肛門丸見え



野グソの図 横から見たらこんな感じ


ブリブリブリ


顔を出す瞬間から終わりの瞬間まで見てしまいました。


すると向こうもこちらの視線に気づいたのか、僕の方を見返してきます。

見返すどころかガンとばし。そこで男の子が叫ぶ。

「何みてんのさー!」


「おれの肛門見るんじゃないよー!」


じゃ、おまえら外でクソすな。


 (注)ベトナム語はわかりませんが、相当怒っていたので訳すと多分こんな感じでしょう。





さて、ホーチミンに帰ると、ここでも開放的な子供が。


ホーチミンという都会にもかかわらず女の子が町のど真ん中で野ションベン。

日本でいうと渋谷のど真ん中で野ションベンするようなもんです。

普通に人が通り過ぎるすぐ横でションベン。


「何みてんのさー!」


「わたしのプッシー見るんじゃないよー」


またまたガンとばしながら叫んできました。


じゃ、おまえら外でションベンすな。


 (注)ベトナム語はわかりませんが、相当怒っていたので訳すと多分こんな感じでしょう。


結論①ベトナム人は開放的

結論②ベトナム人は逆ギレする