過去ログサルベージ 「英才教育」
英才教育ってあるじゃないですか。
子供に小さいうちから英語とか教えたり、
ピアノとかバレエとか、一芸となるもんを習わせたり。
はたまた、どこかのキチガイ熱血先生が小学生に罵声を浴びせながらゴルフ教えたり。
しかしまあ大抵は親の期待通りにはいかないもので、
「小さい頃やっていたバイオリンの才能が開花したぜー」
なんていう事を聞くのは、ごく稀な事のようです。
最近では、先進国よりも途上国の方が親の教育熱心度は高い、と聞きます。
親が子供に期待する気持ちは世界どこへ行っても同じなようで、
世界中の親バカたちが、こぞって我が子の教育にお金を費やすわけです。
でも親の熱心な教育によって、ずば抜けた才能が開花することも起こることで、
スーパースターといわれるスポーツ選手、音楽家なんかはやっぱ英才教育の賜物なんじゃないかと思います。
ほとんどの子供は、「おかん、理科の参考書買うから金ちょーだい」
とか嘘こいて、ビックリマンチョコ買ったりすることに夢中になるのにな。
ガキはホントろくなことに知識を使わん。
おい、このブログを読んでる全国の親御さん！気をつけろ！
あんたの息子をパソコン教室に通わしたはいいが、
毎晩エロチャットしかしてないかもしれねーんだぞ！
とまぁそんなことは置いといてですね、いつだったか日記に書きましたが、
僕が６歳のとき、オヤジの転勤で中国の上海に住むことになったのですよ。
んで、通ってた幼稚園もやめることになり、現地の幼稚園に編入することになりました。
半年間しかいませんでしたが。
しかし編入した幼稚園がかなりの英才教育が自慢のとこでして、
これがまたすごいの。
超きっついスパルタ教育なの。
その名もウルムチ幼稚園。
北斗の拳とかに出てきそうなおどろおどろしい名前のとこなんですけど、
ほんとこの幼稚園に入ったのが運の尽き。
今でこそ上海は世界的に注目されてる大都市ですけどね、
当時の上海は、子供を幼稚園に通わせるなんて余裕のある一般家庭はほとんどない、そんな状態でした。
（案外今もそうかもしれんが）
だから幼稚園に通うようなヤツは一部のお金持ちか、僕らみたいな外国人だけ。
そりゃ自然と英才教育になるわな。
当然我が子にかける教育ママ達の熱意はビンビンに熱いんですが、
怖いのは教師たち。ここの教師たちのスパルタぶりったらない。
毎日算数のテスト出してきたり、詩の暗記させられたりと、
幼稚園とは思えない恐ろしいカリキュラムが取り入れられてるのですが、
出された問いに答えれなかったら、先生からすげえ罵声、怒号が飛んでくるの。
「おまえら、こんなんもできないのかぁぁーー！！」とかそーゆー感じ。
５，６歳の子供がそんな仕打ちを受けるのだから、当然みんな泣く泣く。
僕も怖くておんおん泣きましたよ。
まぁ罵声の意味は、中国語だから全然わからないんですけど。
そんなキチガイ教師陣の中でも、クラスメイトの間で最も恐れられていたのが、
担任の王（ワン）先生。
コイツが最強にして最凶の先生で、僕らから見たら「傍若無人、唯我独尊」のひどい人物。
算数のテストで０点取った日にゃ平手打ちですからね。
幼稚園児に本気で平手打ち。
ここは監獄かと思った。
この王先生がもっとも教育に重きを置いていたのは、勉強よりもむしろ生活態度でした。
勉強よりも重要なのだから、もっとスパルタ。
園児のマナーが悪かったり、みんなに迷惑をかける行為をすると、
平手打ちでは済まないとんでもない体罰が飛んでくるのな。
・お昼寝の時間に騒いだヤツ →→ ラリアット
こんなん
・お弁当を残したヤツ →→ 背負い投げ
こんなんされてた。毎日。
王先生は園児たちをちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
ウルムチ幼稚園の教室では、日々恐ろしい技のオンパレードが繰り広げられていました。
転校してくる場所を間違えたかな。
どうやらここは幼稚園ではなくプロレスラー養成所のようだ。
今思い返せば、すっげえ恐ろしいところで半年を過ごしたなと思うのですが、
僕はほとんど体罰を受けずに済みました。
勉強も無難にこなし、当たり障りのない行動をする。なんと狡猾な幼稚園児。
王先生の忠実なる下僕と化せば、投げ飛ばされる心配ないですから。
しかしこんな僕も一度だけ王先生の多彩な技の餌食となったことがあります。
ある日、算数のテスト中にトイレに行きたくなったんですが、
ここで途中で出て行ったら王先生に何されるかわかったもんじゃない、我慢しよって思いました。
でも僕もまだ幼稚園児。
やっぱ幼稚園児ならおしっことかもらすじゃないですか。
我慢できなくてジョバー
テスト終了を待たずしてもらしてしまいました。
それを見た王先生。
トイレに連れて行ってくれるか、ズボンの替えを持ってきてくれるかと思いきや、
僕の方に突進してきて、何をするかと思えば
僕の胸ぐらをつかみ、
巴投げ
いきなりの巴投げ。
↑コレ
そう、巴投げしたんです。
いや～、天地がひっくり返った衝撃を受けましたね。
今まで多くの多彩な投げ技を見てきましたが、まさか巴投げまでしてくるとは。
これを機に、僕が大の幼稚園嫌いになったのは言うまでもありません。
この鬼教師が問題にならなかったというのが不思議でならん。
奢れる社会人は久しからず
ゴールデンウィークもおしまいですね。
久々に大阪に帰ってきた先輩方と飲みに行くことになりました。
皆さん卒業されていて、今では立派な社会人です。
１年目の方も初任給出てるし、今日はおごってくれるのかな？
僕と同期の学生たちは、甘い期待に胸をふくらませていました。
タダ酒イエーイ
しかし今日は、そんな甘すぎる期待を見事にぶちこわす先輩Ｏさんが登場しました。
Ｏさんの辞書に「奢る」という文字は存在しなかった。
そんなこんなで、Ｏ先輩との居酒屋でのやり取りを漫画風にまとめてみました。
多めにお金を出していただきました。
あざーっっす！
皇帝のような振る舞いのＦさんにも感謝。
来年Ｏさんに会うとき、負債額がさらに膨らんでいないことを祈ります。
余談ですが、ヤフー使うときにいっつも出てくるこの広告の人、
何回見ても顔怖過ぎです。
写真で一言：体が基盤
この度、研究室にある僕のスペースが削減されることになりました。
パソコン置くスペースがない。
うーん、どうしたものか。
そうだ、パソコン分解して置いたらいいじゃん。
でも、分解したパーツはどうしよ？
そうだ！体に巻きつけたらいいじゃん。
ほら、究極の省スペースだろ？
僕とマウンテンバイクと死体
旅行は行き当たりばったりが信条。
大学の友人４人で３泊４日チャリ旅に行ってきました。
大阪～鳥取砂丘、２６０キロの旅路です。
３日かけてチャリンコで砂丘へ向かい、帰りは電車か高速バスで大阪へ。
そんなこんなで、旅の内容をざっくりダイジェストでお届け。
・初心者が一日１００キロ走るのは無理。
・夜、暗闇で走る気には到底なれない。
・トンネルを走ると気分がハイになる。
・山道を走ると疲労は筋肉より膝にくる。上り坂が２時間続くと膝より先に心が折れる。
・山道の途中でイタリア人旅行者と出会う。
・道中、膝が痛すぎて、ヤンキース松井秀喜の気持ちが少し分かった。
・でも、清原の気持ちは分からなかった。
・帰り道。自転車をゴミ袋で覆って電車で運ぼうとする。
・自転車は分解(or折りたたみ)しないと電車に載せられないことが判明。
・ＪＲの職員は冷たい。
・高速バスの運転手はちょっとだけ前向き。でもチャリは載せてくんない。
・電車もバスも無理で、暫く途方に暮れる。
・日通のペリカン便は神。チャリでも何でも送れちゃう。
・結局、電車で帰る。チャリは郵送。いつ着くんだろ。
・帰ってから調べたんだけど、ＪＲのホームページによると、以下の３点は”手荷物として認められない”らしい。
○ペット
○自転車（分解などして専用の輪行袋に入れれば可）
○死体
ちょ、死体て何！？
心に残る名言集１２ 死んだら罰金
海の向こうのフランスではとんでもないことになっているそうです。
今、揺れに揺れているオリンピックの抗議活動のことではありません。
フランスのある村で、「死んだらあかん」という条例ができたらしいのです。
フランス南西部にあるSarpourenx村の村長が、住民約２６０人に対し、墓地が満杯でこれ以上埋葬するスペースがないため、もしも死んだら罰を与えると通達した。
村役場に掲示された条例は「墓地に区画を保有していないのに埋葬を希望するすべての住民は、教区内で死亡することを禁じる」としており、「違反者は厳しく罰せられる」という。
何この条例。
いつかは死ぬのが人間ですから。いつかは死ぬのが生物ですから。
でもあんまり他人事でもなさそうな気がしてきた。
日本もせっまい島国ですもんね。いつ新しい墓を立てる土地がなくなるとも限らない。
ガソリンのことで二転三転する我が国の中枢ですもん。似たような法令出すかも。
近い将来日常会話でこんなこと言い出す世の中になるかもしれないよね。
このご時勢、死ぬのも簡単じゃないぞ！
過去ログサルベージ 「告白」
言う方も聞く方も。
もう５年も前の頃の話です。
大学受験を終え、のんびりした時間を過ごしていた僕は、家の居間で寝転んでいました。
すると、おかんが神妙な顔をしてやってきて言いました。
おかん 「あんな、大事な話があんねん。」
いじちん 「ん？どうしたん？」
おかん 「ま、こっち来て座りーや。」
おかん「あんたも大学に受かって、もうすぐオトナや。
そろそろ話しとかなあかん思ってな。」
一体何の話だろうか。
いつもとは違う雰囲気に、僕は一抹の不安を感じました。
はりつめた空気が流れます。
こんな緊張感、隠してたエロ本見つかったとき以来です。
おかん 「実はな、あんたが生まれてから今まで、ずっと隠してきたことあんねん。」
！！
もうね、ズギューンですよ。
そのとき僕の心に流れた効果音を表現するなら、間違いなくズギューン。
そのくらい恐れました。一体どんな告白が来るのだろう、と。
いじちん 「な・・・なに・・・？」
わが息子に生来ずっと隠してきたことなんて、そうないでしょう。
僕の脳裏には 「あんたは私の実の子はじゃない」 という文字が駆け巡っていました。
確かに僕とおかんは似ていない。
もうね、僕の心臓はドキドキを通り越してバックンバックンでした。
おかん 「実は、、」
いじちん 「・・・・」 （ドドドドドドドドドドドドドド）
「実はワタシ、２歳サバよんでてん。」
いじちん 「・・・・え？」
おかん「ほんまやで。ほんまは今４８歳やなくて５０歳。
ハルカ（僕の妹）も知らんから、まだ黙っといてな。」
しょ、しょうもな！
ドキドキした分、損しました。
てか実の息子に年齢サバ読むなや！
心に残る名言集１１ ＰＯＩＳＯＮ
昔の男は「めし、ふろ、ねる」しか言わなかったそうです。
飯が食いたけりゃ「メシ」と言うし、
風呂を焚いてほしけりゃ「風呂」と言う。
そして自分の気分次第で「寝る」。”布団敷いてくれ”の意味です。
いやー、昔の男は強かった。
そしてまっすぐだった。
それに引きかえ、言いたいことも言えない現代人のなんとひ弱なことか。
そんなことを考えていた矢先、直球勝負でしかものを語れない人間を発見しました。
（以下、産経新聞記事より改変）
長崎県警大村署は２４日、
深夜の駐車場で女性に暴行を加えた容疑で自衛隊員（４０）を逮捕した。
同容疑者は「酒を飲んでいて覚えていない」と供述している模様。
しかし被害者の女性（２３）の話によると、事の顛末は以下のようだった。
↓↓
自衛隊員の容疑者は、２４日深夜、駐車場で看護師の女性（２３）に襲いかかった。
そして怯える彼女の口をふさぎ、こう言った。
「パンツば、くれ。」
女性は思わずこうリアクション。「えっ！？」
男はもう一度繰り返した。「パンツば、くれ。」
女性はただただ困惑。どうしていいか分からない。
男は強引にパンツを引きちぎって逃走した。
すぐに捕まったけど。
（逮捕時のもみ合い）
巡査部長 「容疑者、確保しました！」
男 「うおー！離せー！パンツばくれー！！」
この男のなんと潔いことか。
パンツが欲しいから「パンツくれ」と言う。
これぞ今の日本に欠けていたものではなかろうか。
メシが欲しけりゃ「メシ」と言い、
パンツが欲しいけりゃ「パンツ」と言う。
うん。やっぱこれくらいのまっすぐさが欲しいよね。
世界が認めるミュージシャン、
タカシ・ソリマチもこう歌っています。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ＰＯＩＳＯＮ
反町隆史は分かる男です。
