番外 5種類16箇所が存在しています、今回撮影、長崎県営バスの諫早市小長井地区でのフルーツバス停 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 長崎県営バスが運行します、諫早市内に属します諫早バスターミナル~小長井方面間の路線と言いますと、上の画像にもあります県界方面(T453・いすゞSDG-LR290J3)が運行されておりまして、先日の記事でもご紹介しましたように、佐賀県との境であります県界バス停まで運行されております。
 
 運行本数は、平日県界行き11本、諫早バスターミナル方面12本、土日祝日11往復で運行されておりまして、毎週火曜日と土曜日には徒歩約1分で橋を渡った所にあります佐賀県側の県界バス停からは太良町コミュニテイバスも運行されておりますので、バスを使って肥前大浦駅・多良駅方面までも移動する事ができますし、それ以外の曜日でも徒歩約25分は歩かないといけませんが、祐徳自動車(祐徳バス)の竹崎入口バス停がありますのでここから鹿島方面への移動も可能となっております。
 
 また、同じく小長井方面への路線として、みさかえの園への路線も運行されておりまして、こちらは平日6往復・土日祝日5往復で運行されておりまして、諫早バスターミナル~小長井支所間は県界方面とともに運行されております。
 
 
 そんな運行区間であります諫早市内の区間のうち、旧小長井町区間での長崎県営バスのバス停は、フルーツの形をした待合室を併設している所がありまして、今回訪問時長崎線「有明線」区間の各駅探訪の際に収めておりました。今回は、そのフルーツのバス停に関しまして、全ては収めておりませんが、皆様にご紹介してまいります(一部過去撮影画像も含みます)。尚、撮影の際には安全に配慮した形で撮影を行っております(注)
 
 (大久保バス停、令和元年バス車内で撮影)
 

 このフルーツのバス停設置のきっかけは、平成2年に行われた「長崎旅博覧会」開催に際しまして、「長崎県の玄関口」として訪れる人たちの心を和ませるために旧小長井町が整備したものでありまして、佐賀県から長崎県に入った所でもありますので、まさにそれらしさが出ていたのではないでしょうか。

 

 

 さて、このフルーツのバス停の種類は、イチゴスイカメロンミカントマトの5種類ありまして、16箇所存在しております。やはり、見ていて何ともユニークな感じが見受けられますし、まるで童話にあるイメージも浮かばれますので、見ただけで何ともおいしそうな感じでもあります。やはりグリム童話をモチーフにした事もわからなくはない所でもあります。

 

 また、16箇所中14箇所は国道207号線に存在していて、これに併走しているJR長崎線からも見る事ができてもいまして、実際に佐賀県太良町から長崎県諫早市(小長井町)に入ると確認する事ができております。
 
 

 ここからが、国道207号線区間にあります、フルーツ各種の分布であります。これらフルーツバス停がある道路の愛称は「ときめきフルーツバス停通り」と称されておりますが、これらバス停画像に関しましては、最後の文章にもありますように、安全に配慮した形で撮影を行っております。 

 
 阿弥陀崎バス停 
 上り(県界方面)・スイカ
 
 下り(諫早方面)・ミカン
 
 釜バス停
 下り(諫早方面)・メロン
 (画像なし)
 
 築切バス停
 下り(諫早方面)・スイカ
 
 大久保バス停
 下り(諫早方面)・トマト
 (今回撮影画像なし)~過去画像は上の画像
 
 井崎バス停
 上り(県界方面)・イチゴ
 
 下り(諫早方面)・メロン(最後の画像も、その画像は平成24年撮影)
 
 小長井支所前バス停
 上り(県界・畜産センター方面)・イチゴ
 (平成24年撮影)
 
 長戸バス停
 下り(諫早方面)・ミカン
 
 小深井バス停
 上り(県界・畜産センター方面)・ミカン
 
 下り(諫早方面)・トマト
 
 平原バス停
 上り(県界・畜産センター方面)・イチゴ
 
 (平成24年撮影)
 
 下り(諫早方面)・メロン
 (画像なし)
 
 殿崎バス停
 下り(諫早方面)・スイカ
 (画像なし)
 
 また、残り2箇所に関しましては、1箇所がみさかえの園方面への区間内にあります畜産センター前バス停にミカンがありますが、そのバス停前には食品メーカー「たらみ」の工場がありまして、果物のゼリーも製造する事からそう言った事からミカンが置かれているようであります社章もミカンの形をしています。そして残り1箇所に関しましては小長井町の観光施設「山茶花(さざんか)高原」におきましてイチゴを見る事ができておりまして、計16箇所旧小長井町におきまして設けられております。
 

 それにしても、バス停にも色々なフルーツのバス停があるものです。全国のバス停には、わかりにくいバス停や、「こんな所にあるの!?」とも思わせるようなバス停、雨風耐え切れず朽ちてしまったバス停も各地に存在している所もありますが、こう言ったユニークなバス停は、大変わかりやすくていいのではないでしょうか。

 

 

 今回は、諫早市の旧小長井町に存在しますフルーツバス停に関しましてご紹介しましたが、述べておりますように形からも大変目立つ上にユニークな所が目に行ってしまう所でもあります。そういった所が国道207号沿いで14箇所、それ以外の所でも2箇所は存在しておりますので、佐賀県鹿島市~太良町側にあります「カキ焼き街道」にも匹敵するような感じでもある分、この有明海沿いの区間もにぎやかな印象さえも感じさせられます。そんなこの区間でも、もちろんバス利用者もいらっしゃる訳でもありますが、これからも乗車している際やマイカー移動の際にでもこの区間を通ります際に拝見していただければとも思っております。

 

 (注)バス停から10メートル以内の道路は、道路交通法の規定により駐停車が禁止されております。したがって今回の撮影も安全な場所から撮影を行っております。撮影されます際にはこれらに気を付けましてから撮影していただきたいと思います。