※ この物語りは 『過去ブログ』 で紹介したものです。
今は 『日本』 と呼ばれる小さな島国には、
現代の科学でも解明できない。
現在の常識では、到底理解不能な過去から語りづがれてきた
『昔話?』 『童話?』 『迷信?』
とよばれる不思議な、お話が多数存在する!
今では無くなってしまった?
おばあちゃんや、おじいちゃんが~
子や孫に語り継いだ不思議なお話?
その中には、真実の物語が隠されていたりする。
その中から『雪女』について・・・
その真実を紹介します!
※ 真実と書いてありますが、あくまでBKの妄想世界!
『雪女』の話が、この小さな島国で語られだすのは?
現代の表現で言うと・・・
『室町(むろまち)』 と言われる時代からである。
もちろん雪深い東北地方の、お話である。
当時、『またぎ』と呼ばれる者達は、
鉄砲の伝来以前であるから
野生の動物の命の尊厳を理解して、自らも命を懸けて、
必ず人間が勝つということもない!
狩猟により尊い命を捕獲し貧しく暮らしていた!
冬の時期になれば環境は一変し獲物はとれず
必要最小限度の食べる物さえなくなり
飢えとの戦いが毎年のようにやってくる。
ある日・・・『またぎ』の親子は飢餓で妻(母)を失い
生き残った親子は何とか生き延びるため
極寒の山に入ることを決意する。
このまま何もしなくてもでも死に至る。
ならば、
死を決意してでも狩に出かける。
自分のためではなく、子供のために・・・
しかし・・・
その地域では古くから、その山には
『八百万の神々が住む』
※ 日本に仏教が広まる前から信仰された神道
万物に神は宿るという考え、
という言い伝えから・・・
周辺の住民は決して近寄らない山
冬には、特に吹雪が激しく
『聖なる山』
に立ち入る者には祟(たた)りがあると・・・
決して近寄ることさえ許されないとされていた。
神が住むという山
当時、麓(ふもと)の村でも~その山は、
『大神(おおかみ)の山』
と呼ばれていた!
極寒の 『大神の山』 に、
過去からの言い伝えに背(そむ)き立ち入った親子は
『祟(たた)り』 などではなく
自然の猛威により、いとも簡単に雪の山の中
親子ともども息絶えようとしていた。
父は、大きな木の下で自分の浅はかさを後悔しながら
子供を懐(ふところ)で暖めながら
自らの体を吹雪の風除けにして子供を守ろうとする!
もちろん大自然の猛威の前では、何も守ることなど出来ないことを知りながら
そして・・・
『父親は大自然の猛威の中で力尽きた・・・』
当然、子供の命も時間の問題である。
その時
後に~「雪女』 伝説となる出来事が起きるのである。
この山こそが、邪馬台国の女王であった卑弥呼の子孫である
大神の民が人知れず住む聖なる山
その中の 『学びの家系』 の一人
大神の村の民が、見るに見かねて 『慈愛の手』を差し伸べてしまうのである。
もともと大神の村の民は、この世に生きる生命の全てに
『慈愛の心』
を強くもつ民族?
過去から伝わる厳格な掟(おきて)には
『この村の存在を知られることなかれ!』
その他の民族との接触は、
『女王の命令によらなければならぬ!』 と
禁止されいるのである。
しかし心優しい村の民である。
その名を 『深雪(みゆき)』 という
今まさに命尽きようとしている
『またぎ』の男の子を
見かねて、たぐいまれな能力で助けてしまったのである。
物語の 『雪女』とは逆に
大神の民である 『深雪』 の体温は~
『通常人よりも格段に高い。』
深雪は~
自らの体温で 『またぎの男の子』 を暖めながら
自然の動物をも凌(しの)ぐ身体能力で、
自らの体重よりも重い、またぎの子を担ぎ
疾風(しっぷう)のごとく日の暮れた真っ暗な雪山を駆け下り
山の麓(ふもと)まで下山させ
麓(ふもと)にある民家の戸をたたき
『何もなかったように
姿を消そうとしたとき・・・
またぎの男の子は目を覚まし朦朧(もうろう)とした意識の中で
深雪に 『ありがとう!』
とつぶやいたのである。
深雪は、驚愕の表情を浮かべて、すぐさま
『このことは誰にも話してはなりません!』
『あなたが、このことを話したならば・・・』
しばし言葉を詰まらせながら
『私は、せっかく救った・・・あなたを・・・殺さなければなりません。』
『約束を守れますね?』
男の子は、か細い声で『はい!』うなずき答えると・・・
深雪は極寒の吹雪の中に溶け込むように姿を消していった!
深雪は 『大神の民』である自らの存在を知られてしまったという
『掟破(おきてやぶ)り』の大罪を
すぐさま当時の大神の女王に報告する!
慈悲深い!当時の女王は~
『深雪』に罰として
救った男の子が約束を守れるか?
男の子の一生を見届けることを・・・
『命じたのである!』
その命令には・・・
男の子が約束を守れずに『大神の民』のことを口にしたならば
『深雪』 自身で
男の子の命を絶ちなさい!
という実は厳しい女王の命令でもあったのである!
大神の民である『深雪』に命を救われた・・・『またぎ』の男の子は・・・
『深雪』との約束を守り、すくすくと成長を遂げて、
麓(ふもと)の村で一番の『またぎ』になっていた。
同じ・・・『またぎ』の仲間からは、
なぜか?『※心(しん)』のところには、獲物の方からやってくる気がする。
※深雪に助けられた男の子の名前
そんな不思議な噂(うわさ)さえ出ていた。
何か幸運を引き寄せたような?
あの日から数年たった冬の寒い夜
外には雪が降っていた。
心(しん)の家の戸を『トントン』と叩く者がいた!
『すいません!夜道に迷いました!』
『 どうか?一晩、宿をとらせてくださいませんか?』
『戸の外から小鳥のさえずりのように美しい声が聞こえてくる!
こんな雪の夜に女の声?
戸を開けて見ると・・・
透き通るように肌が白く若く美しい女性が立っていた
その日から~その女性の虜(とりこ)になってしまった・・・心(しん)は、
彼女と暮らし始める!
気の利く働き者の美人の娘を嫁に貰ったと
麓(ふもと)の村では評判になっていた。
その嫁の名前は『深雪』といった!
幸せな時間が過ぎ心と深雪には、かわいい子供もさずかった!
そんな幸せな時間も、ついに終りを迎える日がやってくる。
ある冬の吹雪の日であった・・・
子供も寝静まり心と深雪も床についた。
その時、心は、重い口を開き
『深雪』だけに話しておく・・・
そして、心は・・・
約束を破り、あの日あったことを『深雪』に話してしまう・・・
心は~自分の話を黙って聞いている『深雪』を見ると
そこには『大粒の涙』 を流して悲しそうに~
そして悔しそうに、
やはり、人間とは愚かな生き物であるか・・・
『この幸せな毎日が、ずっと続けばいいと思っていました!』
そのことは絶対に話してはいけないという『約束』だったはずです!
心は 『深雪』の顔を~じっと見つめて、
幼い頃の微(かす)かな記憶をたどり記憶を呼び覚ます!
『深雪・・・お前は、あの時の・・・』
深雪は
『私は、あの時、約束を守れなかったら、』
『あなたを殺さなければならないと言ったはず!』
心は 『恐怖にうろたえ・・・』
産まれてきた子供の事も考えれば・・・
『命の恩人との約束』 すら守れなかった己の愚かさを悔やみだす。
深雪に謝り
俺の命はいらない。子供の命は助けてくれ。
この子には何も罪はない。
深雪にも親の心は伝わる!
深雪は、もともと掟(おきて)を破ったのは私なのです!
私に、あなたを殺すことはできません!
『子供を・・・お願いします!』
そう~言い残し深雪は冬の山に『溶け込むように消えていった!』
なぜか?その状況を・・・
当時の『大神の女王』は
深雪の目を使い全てを見ていた?
その結末を知り・・・深雪の考え?決意?を悟り・・・
女王は~深雪に
『もうよい!』 『帰っておいで・・・』
しかし・・・
深雪は~『大神の村の掟』を破ったこと
女王の命令である、助けた男の子を見届け
『約束を守る?守らせる?』という・・・
『使命を果たせなかったことから・・・』
最後に女王に念(テレパシー)を送り
『私の命をもって償います!』
『どうか心(夫)と子供をお許し下さい!』
その直後に自ら~深雪は命を絶ったのである!
当時の女王は過去に『大神の村の民』が、かかわった出来事が
大げさな話にならないように
この真実の物語を・・・『雪女』という『恐怖の物語』に変えることで
俗世間では 童話?物語?迷信?に変えて
『大神の村』の存在を隠しとおしたのである。
心も・・・
深雪の命を賭けた訴えその心を深く受け止め
『以後、一切、あの日のことを語ることはなかった。』
雪女の物語は慈愛に満ちた『一人の大神の村の民』の~
お話から生まれたということ・・・
話しは変わり
その後・・・深雪の産んだ子供の子孫の中には・・・
覚醒遺伝を繰り返し
歴史のあらゆる時代に名を残す人物が生まれてくるのである。
『雪女伝説』おわり・・・
なんか?
本日の訪問者数が多いのは~なんかあったのかな?
何だろう?
またね!
ちなみにインフル中!