言葉の習得
4月の終わり頃から、急に喋りだしたつんた。
大人の会話をよくきき、真似て、いつのまにか習得している。
容器から水があふれるように喋りだすとは聞いていたけれど、ホントなんだなあ・・・。
最近連発するのは、「どうぞどうぞ」。
【ケース1:玄関で。】
とても丁寧に世話をやいてくれる。
自分がいつもされているせいか。
【ケース2:居間で。】
できないことも果敢にチャレンジヘ(゚∀゚*)ノ
オシイところまではいくのだけれど・・・。
まあ、どうぞの精神はとても大事だよね、とおおらかに誉めておく。
【ケース3:庭で。】
ぎゃー!!植え替え終わった枝豆の苗を引っこ抜いて参上( ̄□ ̄;)!!
それは どうじょ じゃ ないだろう・・・!
おすすめされても困るなあ・・・。
【ケース4:朝、寝室で。】
まだ眠りの途中のママに、起きた瞬間猛烈アタック。
本読んで!ということなんだけれど、何故かどうぞどうぞとすすめてくる。
その用法はどうだ、つんたよ・・・。
ここまでくると押し売りめいている。
今のところ、一番多い用法はケース4。
扉を開けると
(参考:うぐいす長者/日本むかしばなし)
美しい娘を嫁にすることになった若者。
ある日娘は家を留守にするが、「4つある蔵のうち3番目まで見ていいですが、4番目は絶対開けたら駄目ですよ」と言われる。
1番目の蔵は海(夏)、2番目の蔵は柿に紅葉(秋)、3番目の蔵は雪(冬)が入っていた。
我慢できなくなって4番目の蔵も開けてしまう。そこは桜咲く春の部屋で、
うぐいすが飛んで逃げてしまうのだった。お嫁さんはうぐいすだったという話。
えー、今日は我が家のトイレの話です(ごめんなさい)。
古い家で、隣家とくっついている割に住み心地よく建てられてる我が家。
唯一気になるのが、一階のトイレの窓と、お隣のSさんのお家の台所の窓が向かい合わせになっていることなのです。
先日、夕刻にトイレを開けると、そこには・・・
日本のふるさとがあった!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
たちこめる懐かしいお惣菜の匂い。
ぼんやりとにじむ台所の灯り。
後ろにかかる演歌。
ねぎを刻む包丁の音と、お母さんがたまに口ずさむ演歌のフレーズ。
遠くで話すお父さんの声。
思い出す、うぐいす長者のお話。
開けてはならない不思議な扉を開けてしまったかのような・・・。
そのまま、何もできずに扉を静かに閉める私。
後日、
と言われたけれど・・・
いいんですっ。
Sさんのお母さんは、いいんですっ、そのままで!
ちなみにお風呂に入っている時も、
唐突に昭和の日本にタイムスリップするときがあります。
なかなかイイかんじ。
大事なもの
暖かくなってきましたね。
寒さのピーク時は凍死するかと思われた北向きの私の部屋も、人間が生息できるくらいの温度になってまいりました。
さむーい日はたくさん着こんだものです。
着替えていると遊びにくる一歳児。
化粧品の棚をあけて、香水のビンをパパのところに届けたり
鏡の前で、髪の毛をとかしてうっとりしたり。
それはブラシじゃないから∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
(正解:靴用たわし)
そしてふと、私と目があう。
あっ。
見られた・・・!
これは、ママがおなかをあったかするための毛糸のぱんつです。
ほら、お花が描いてあるんだよ、かわいいでしょう。
・・・あっ、パパにはもっていかなくていいからね。
むしろ内緒にしておいてくれ。
うなづくつんた。
それはお前の大事なものなのだな、秘密なのだな。
わかった、任せておけ。
それからです、どこからともなく
毛糸のパンツが私の手元に届くようになったのは。
しかも真剣な表情。
息も荒くお届け。
・・・ありがとう。
そろそろいいよ、あったかいから。
パパにもばれたしね。