ほんものだった。
「Dr.HOUSE」を見ながら、定期的にオナカを抱えて「イタイ・・・」と言っていたのですが
12時も過ぎたし、とりあえず寝ましょうかと歯磨きをしている段になって
オナカが痛いのが10分おきになったことに気づきました。
「とりあえず、病院に電話しよう」
目がきらきらしてる(気がする)パパ。
つんたは、「きっと今夜生まれる。つんたはあずかっておくから、がんばって!」と
予知能力のある(気がする)おばあちゃんの家で寝ています。
「ホントに10分おきなら、来てください。すぐ来てください」
と深夜で眠そうな声の看護士さんの承諾を得て、入院することになりました。
でもパパもママも、
「そうそう簡単に産まれないに違いない」
とココロの奥では思っていて、
「とりあえず行こうか」というどこか軽い気持ちででかけたのです。
間違いだった
「どうぞ、この上へ」と急に分娩台の上にご案内。
「私なんかが乗っちゃっていいんでしょうか・・・」と気後れする妊婦。
あんたが乗らなくて誰が乗る
無言の看護士さんの視線がイタイ
つんたの時は、どうも分娩台が混んでいたらしく
ぎりぎりまで入院した自室で待たされ
もう、ここで一人で産む・・・とモウロウとしてから順番がきたので
そんなものかと思っていたけれど
今回は空いてるみたいです。
「油断しないで、経産婦さんは経過が早いから」
と看護士さんはおっしゃって、
それから先はジェットコースターのよう
あっというまに(今にしてみればの話)
小さい人が誕生しました。
一時に入院して、四時半に誕生でした。
もちろん徹夜でしたが、真昼のようにずっと意識は覚醒していました。
体は不思議です。
じろこの人生が始まりました。
出産の成り行きを見守ってくださった方々有難うございました。
これからも何卒よろしくお願いします
どうだろう?
朝起きると、つんたが勝手に私のオナカにむかって話し掛けていた。
「じろたんね、ねた?つんた、ねたよ。」
「おへそね、つんたのおへそよ」
「だっこするね」
オナカをむぎゅっとだっこ。
というか、それはママの上に大の字で乗っているだけだ!
「じろちゃん、お兄ちゃんに会いたいって。出てきてもいい?」
と聞いたら
「うん!おーいじろたんーおーい」
と呼ばわり始めた。
呼応するように、一日オナカが痛かったです。
今はほとんど30分おきに痛いです。
これはホンモノか?!
「夜中に入院はいやだな」と妹の前でぼそりと言ったら
「え、夜中はだめなの?なんで?」ときく妹
「ねむいから・・・」
「・・・・・・。」
もっと科学的生物的根拠のある発言だと思い、
後のために覚えておこうする姿勢で聞いてくれたのはわかったのだけれど、
そんなもんだ、妹よ。
どうなることやら?
いてて・・・。
夏休み緊急特別企画(3)/元気すぎ。
※すみません、続き物です。
できるならば(1)から読んでいただければと思いまする。
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「性別は、聞かなくてもいいのです」
と、つんたのとき、私は先生に申し上げました。
「わかりました」
目の細い産婦人科の先生は深くうなづき、その一ヶ月後の検診のときおっしゃいました。
「ところでこのおぼっちゃんですが・・・」
・・・。
いや、いいんですよ、先生。
どっちでもいいんで。
で、今回は分かったら言ってください~的オーラを出していたんですが。
「お嬢さんだと思います」
という衝撃の一言で
じろうちんが・・・じろこに!!!Σ(゚д゚;)
一人目は女の子しか想像しておらず、つんたで
二人目は男の子しか想像できずに、じろこで
裏をかかれまくる私。
「というわけで・・・女の子らしいのよ」
とぱぱに報告。
「でも、女の子と言われたときは用心が必要らしいのね。
見えなかっただけ、ということもありえるから、出てきてあー男の子でしたねえということもあるらしい」
「男の子だったら、じろこはやはりじろうに戻る?」
「いや、『じろころう』とかになるんじゃないか」
「なぜそんなに回りくどいことになるんだ・・・」
早く名前を決めなければ・・・。
しかしじろこはオナカの中で暴れすぎなのです。
あまりの聞かん坊さに、男の子なのでは?という疑惑が拭いきれない・・・。
そして月日はすぎ、
元気すぎな、じろこままたちは、妊娠7ヶ月にして沖縄旅行にいったり、
9ヶ月にしてキャンプ生活をしたりして過ごすのですが、これはまた別の話。
予定日は8月15日。
やっと現在においつきました。
今週中にどうにかなることを願ってやみません。
コワすぎるし楽しみすぎです!