こんにちは、大久保琴です。

お久しぶりの更新となりました。

タイトルにもある通り、
去る5月11日、父が63歳で永眠いたしました。


メルマガとブログにお休みのお知らせをアップしたくらいでしたが、
父の体調が悪いことをご存じだった方は
なんとなく察していた方も多いかもしれませんね。


5月1日に私の誕生日を祝ってもらった時、
なんとなく元気がないように思っていましたが、
5月5日に、「もうあと数日でしょう」と、お医者様から言われていました。

その後、私はなるべく実家に行き、
母と弟と一緒に夕飯を食べて帰るということをしていました。

思い出話をしたり、
最近の近況報告をしたりと、
そんなにたいしたことはしていませんが、

もう二度と来ないこの時間を
ただただ、味わっていました。


11日に日付が変わったくらいに連絡を受け、
次の日は夫に休みを取ってもらい、
その日から4日間ほど、実家にいました。

葬儀の手続きなどもありましたが、
母、弟、私、そして父と、
家族4人の最後の時間を過ごすこと、
何よりも母に寄り添うことを一番に考えました。

4日間もワンオペで頑張ってくれた夫、
寂しい思いをした娘達には、
ただただ、感謝です。


通夜と告別式には、
母と私の予想を大きく上回るほどの方が参列してくださり、

63歳という若さと、
闘病をあまり周囲に言っていなかったこともあって、
ただただ、皆さん驚かれていました。

でも、とても良い式になったと思います。

 

葬儀では、

こちらのエピソードを司会者の方が紹介してくださいました。

 

【17】好きなこと、得意なこと



63歳。
現代日本において、この年齢はとても若いですし、
この年代の方とお仕事をさせていただくこともあります。

私の父はまだ若いし、
お別れはもっともっと先。

そんな風に思っていました。


でも実は、父の両親、
私から見た祖母も、
60代の時に亡くなっていて、
祖父も70歳ちょうどくらいに後を追うように天国へ。

以前から、
「お父さんも早死だと思うから」
とは言っていました。


そんな有言実行しなくても……と思いましたが、
人はきっと、最初からそれを選んで生まれてきて、
その決まった人生を
思いっきり生ききるのでしょう。

父から、そんなことを学んだ気がします。



3月の頭に危篤となり、
そこから持ち直して、
歩いてトイレに行けるようにまでなった父。

いつどうなるか分からない不安の中、
できることをしようと、
長女と次女にランドセルを背負わせて
写真を撮って送ったり、

昔の仲間とzoomで話したいと言った母の為に、
設定をして、やり方を教えたり、

もっともっと色々やりたかったことはあったけれど
この2ヶ月は、私ができるベストを尽くしたと思います。



父に対してわだかまりがあった私は、

「お母さんのお葬式では泣くけど、
 お父さんのお葬式は絶対泣かないと思う」

そんな風に思っていました。

確かに私は、父のお葬式では泣きませんでした。

でもそれは、やりきって、後悔がなかったから。


あと数ヶ月の命と知ってから、
数え切れないほどの涙を流しました。

分かった時には、毎日泣いていたくらい。


どうして父へのわだかまりが解けたタイミングで
こんなことになるんだろう。


そう思っていたけれど、
父は、心の準備の時間をくれたのだと思います。
私にやり直すチャンスをくれたのだと思います。

何十年も持っていたわだかまりを埋めるように、
この2ヶ月、私にできることをしました。


同じ都内でも、なかなかに行きにくい場所にあり、
娘達を連れていくのは正直大変なのですが、
それでも、なるべく土日は二人を連れて実家に行き、
大好きな孫に会わせにいきました。

今まで恥ずかしくて言えなかったけれど、
パソコンを教えてくれて本当に感謝していると
直接伝えることもできました。



父のことを思うと、会いたくなりますし、寂しいです。
これを書きながらも、涙があふれてきます。


でも私は、
後悔無く見送ることができたと思っています。


父のおかげでできた新しい経験も
葬儀の時にありましたので、

今後は、そのことも書いていきたいなと思っています。


しばらくは父のことが続くと思いますが、
お付き合いいただけると嬉しいです。



家族といられる時間は、当たり前ではありません。

自分の両親も、いつまでも元気なわけではありません。


来月は父の日がありますね。
ぜひ、LINEだけでも、感謝の気持ちを伝えてみてください。


読んでくださってありがとうございました。

 

 





大久保琴
 

 
 
 
 

★私のマイストーリーシリーズ★

 

【1】発信応援プロジェクトで得たいこと
【2】自己紹介
【3】人生の山と谷の時期
【4】1つ目の谷で起きたこと

【5】1つ目の谷を誰とどうやって克服したか 
【6】1つ目の谷で学んだこと・気がついたこと
【7】2つ目の谷で起きたこと
【8】2つ目の谷を誰とどうやって克服したか
【9】2つ目の谷で学んだこと、気がついたこと
【10】3つ目の山で起きたこと
【11】3つ目の山を誰とどうやって克服したか
【12】3つ目の山で学んだこと、気がついたこと
【13】ワクワクすること、大切に思っていること
【14】避けたいこと、苦手なこと
【15】私が思う弱い自分
【16】これからなりたい自分
【17】好きなこと、得意なこと
【18】私が役に立ちたい人
【19】私の夢と目標
【20】私の究極のゴール
【21】チャレンジしてみて感じたこと


 

21個のマイストーリーが書ける

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