市民に海を取り戻す️
市川市が東京湾沿岸で進める「三番瀬再生計画」の一環として、人工干潟の造成に向けた砂の投入作業が6月から始まりました。
千葉県からの浚渫に関わる許認可を受け、船橋市川漁業協同組合のご理解とご協力もいただきながら、浚渫船を使って慎重に砂を運んでいます。かつて市民に親しまれていた干潟の自然を少しずつ取り戻す取り組みで、長年温めてきた計画がいよいよ動き出したかたちです。
私自身も、これまでイベントなどを通じて地域のみなさんと一緒に海のまちづくりを応援してきました。
本来であれば、こうした海域の環境再生は県が主体となって取り組むべき課題ですが、市川市は単独でこの事業を進めるという大きな決断をしました。塩づくりの天領であり海と関わりの深いまちとしての強い意志と責任感に、私も心から敬意を抱いています。
そして、県議会の一般質問でもこの取り組みの意義を繰り返し訴え、市の努力に県がしっかりと応えていくよう求めてきました。海を大切にする市の姿勢を、県としても支えるべきだと考えています。
海と親しめる風景が、また私たちの身近な場所に戻ってくることを心から願っています。
江戸川水閘門改築に伴う事業説明会
先日、「江戸川水閘門改築に伴う事業説明会」が開催されたので現地へ行って参りました。
※江戸川水閘門の現状
昭和18年の建設から今年で82年が経ち老朽化が進み、
ゲートなどの操作不能の不具合や、コンクリート部の亀裂、剥離などの損傷が見られ耐震性能が不足している現状となっています。
令和6年2月定例県議会の一般質問で、
「田中幸太郎」が【江戸川水閘門の改築と併せ河原番外地を防災拠点に利活用】について質問した県議会リポートになります。⬇️⬇️
【道路及び管路の緊急点検について】
令和7年1月28日に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没が起き、トラック一台が巻き込まれるとともに、約120万人に下水道の使用自粛を呼びかけるなど、大きな影響が発生しました。

千葉県の下水道管も供用開始から40年以上が経過しております。同じケースでの事故を未然に防止するために緊急点検が行われました。
https://www.pref.chiba.lg.jp/gesui/jigyou/tenken-2.html
現状では、路面及び管路共に異常は見られていませんが、下水道管に限らず年数の経過している建物や設備など数多くあります。
河川・ダム・海岸・港湾など千葉県が担う社会基盤(インフラ)を守れるよう努めてまいります。
今予算委員会で、公共施設の適正化について質問を予定しております。(12日予定)
千葉県議会議員
田中幸太郎








