【ちば高校生県議会】
千葉県議会本会議場にて「令和7年度ちば高校生県議会」が開催され、県内から選ばれた高校生42名が参加しました。
生徒たちは「若者の政治参加」「地域課題」「多様性と共生」など3つのテーマに分かれ、熱心な議論を交わしました。
午前中は委員会形式での話し合い、午後は本会議場での発表。自ら意見を述べ、他者の考えに耳を傾けながら提言をまとめるプロセスを通じて、まさに“民主主義の合意形成”を実体験する場となりました。
熊谷俊人知事も視察に訪れ、「皆さんには、民主主義における合意形成の難しさと大切さをぜひ体験してほしい」と激励の言葉を送られました。
高校生たちの真剣なまなざしと前向きな姿勢が印象的で、政治を“自分ごと”として捉える大きな一歩となった一日でした。
「政治はわかりづらい」。
だからこそ、身近なことを、身近な言葉で、身近なツールで伝えることが大切―-そのことを、改めて高校生たちから教わりました。
今後も、若者が社会に声を届ける機会を広げ、
主権者教育を着実に進めてまいります。
千葉県議会議員
田中幸太郎
外国人運転免許切り替えについて
近年、外国人による自動車運転の機会が増える中で、「○○県では免許の切り替えが容易だ」といった噂が広まり、一部の県に申請が集中するという事例も見られています。あわせて、外国人が運転する車による交通事故の件数も増加傾向にあるとの指摘があります。
こうした現状を踏まえ、私も以前より県議会の場で、現行制度のあり方について疑問を呈してきました。特に、運転免許切り替え制度において、本人確認や運転技能の確認がどのように実施されているのか、県警に対して意見交換を重ねてきましたが、「機密情報である」との理由で、詳細な運用実態について明かされない状況が続いています。
そのような中、報道によると10月から制度の運用が厳格化される見通しとなっているようです。
この対応の方向性は一歩前進と受け止めつつも、県民の安全・安心の確保をしつつ、日本社会で外国人運転技能者を活用していくための制度見直し検証と改善が必要です。
もし9月定例県議会で質問の機会が得られれば、この問題について改めて取り上げたいと考えています。引き続き取り組んでまいります。
千葉県議会議員
田中幸太郎






